模型3件のうち1件は2月初旬に納品が完了し、修理の1件も2月中には作業は完了し箱詰めも終わった。あとは納品だけである。
で、手間のかかる残る最後の1件が3月初旬納品を目指して急ピッチで作業中である。模型以外の仕事もあるのでかなり忙しい。
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| 模型その1 |
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| 模型その2(修理のみ) |
さて、先に納品した模型については受注金額と費用を簡単に取りまとめてみた。具体的な数字は書かないが、材料費などが約4分の1、残りが4分の3が制作費となる勘定である。製作にかかった時間で割り戻すとグラフィックデザインの半分くらいの時間単価になったのでやはり模型は商売としてはなかなか厳しい。だが楽しい部分もあるのでやめるつもりは全くない。そうは言っても少し改善すべきところは見直した方がよい。まあ、だから今回費用の検証をした訳で、目標としては材料費はそのままに作業効率を2倍程度高めたいと思っている。そうすれば商売としてもうまみが出てくる。
ではどうやって作業効率を上げるか。方策はいくつかあるが、1つは経験によって効率は黙っていても上がってくるだろう。独立して今の会社で製作した模型は全部で8件、これが倍の15件くらいになれば、はっきりとは言えないが、効率は3割くらい上がってくるだろう。
次に製作ツールの導入で効率は大きく向上するはずだ。レーザー加工機、3Dプリンター、曲げ加工機、穴あけツール、研磨装置など。これらは一度に多くを揃えることは難しいし置き場の確保も必要だ。まずは今年中にレーザー加工機を導入しこれにより作業効率は2割くらい上げたい。その他軽微な加工ツールで1割改善、合わせて3割の向上を目指す。
次が作業スペース。ここが目下最も問題で、現状、まずは作業台が狭い。できれば3’×6‘板くらいの快適な作業台が欲しい。また、棚でよいので仮置き場も必要だ。これらにより効率が2割くらい上がるだろう。この作業スペースというのは業務効率だけでなく快適な作業環境という仕事で私がとても大切にしていることを実現する意味でも重要と言える。また材料や道具が今はわかりにくく探す時間が結構かかっている。どうしても見つからず再度購入したりと無駄も多い。改善されれば1割くらい効率が上がるだろう。
これら全てを実施しても効率2倍とはいかないが、まあどれも皮算用なので数値合わせをしてもあまり意味はない。大切なことはキチンと全て実施することだ。3月中旬までは確実に忙しいので、それ以降になるがまずは工房の大改造の予定である。
さて、最後に残っていた模型も無事完成し、展示会会場への搬入設置も完了した。これで模型の仕事はすべて完了である。
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| 3件目の模型も完成 |
展示会では会場の設営などメインの仕事は他の会社のベテランのスタッフが対応するので、ウチはあくまでコンテンツ作りの協力である。コンテンツには先の模型の他、説明用のパネルのデータづくりやビデオコンテンツなどがあり、たいてい時間が切迫する中で効率よく仕事をすることが求められる。また、修正や変更などギリギリのタイミングということもある。今回も会場で確認作業をしていたときに問題が発生し、会場から急いで帰って大急ぎで修正データをプリントにまわすこととなった。
展示会は明日から3日間だが、私は最終日に再度行くことになっている。展示した模型の撤収のためである。なので厳密には模型は全て終了とは言えないがまあいいだろう。撤収時、展示してある模型を丁寧に分解し輸送箱に収納し輸送会社に引き渡すまでが私の仕事である。
模型などの展示物は「後入れ・先出し」と言われている。つまり展示会の準備の時はブースなど大工仕事や電気工事などが終わるまで現場で待機、最後に展示台に設置する。撤収時は真っ先に箱に収納しその後業者がブースや展示台の解体にかかるわけだ。なので設置の時は準備ができるまで待ちが長いこともあるし、撤収の時は閉幕と同時にすぐにかからなければならない。これが結構大変なのである。もちろん普通の模型ならわざわざ私が出向く必要はなく、クライアントの担当者に対応してもらう。だが大きな模型など、おまかせにできない場合は私が出向くことになるのである。
というわけでビッグサイト最終日閉会1時間ちょっと前に一般入場で入り、各社のご担当に挨拶をしてその後他社のブースをチラッと見に行く。提案の参考にするためだが、どちらかというと、あー、こうやってもあまり効果的でないし人も集まらないのね。という参考になることの方が多く役に立つ。ひにくれているように聞こえるかもしれないが、大まじめで、実に有用な情報なのである。
さて、今回製作した模型は会期中、電気関係を含め不具合もなく無事に終了、撤収もスムーズに終わった。めでたしめでたし。


