仕事が忙しく何度も中断していた図書室のリノベーションがようやくリスタートである。今回は中断することはなさそうである。この日をどれだけ待ちわびたことか。図書室は本を収蔵するという目的であることは間違いないが、それだけではない。本に囲まれて過ごすという最高の時間を提供してくれる場として特別なのである。熱い紅茶をポットに入れて本棚から本を何冊かテーブルに置いてページを繰りながらお茶を飲む。最高に贅沢な時間の使い方なのである。
2016年に今の図書室を作り、本棚を6本製作した。これらとは別にコクヨのスチール本棚が2本あり、全部で8本の本棚でスタートした。それで数年は良かったのだが、部屋の一部にスチールラックがあり、そこにあれこれ普段使わない物を収納していた。つまり部屋として完全な図書室とはなっていなかった。また本や仕事のファイルが増え本棚も足りなくなった。そこで2023年の春頃から図書室のリノベーションを計画し始めた。レイアウトは決まっていたので図面を描き、あとは工事の段取りかな、というところまで行ったのだが、何しろ仕事が忙しくなかなか着手できなかった。
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平面計画(ピンクが新規の本棚) |
工事の手順は新規に本棚を設置する部分の壁の補強。そして新規本棚6本の製作と設置である。簡単そうだが結構面倒な作業が多く、仮に仕事がなくこれだけに専念できたとしても1ヶ月はかかる作業だ。だから寝る間も惜しんで仕事をしているような状況ではいつまで経っても終わらない。いままで仕事が少し減るたびに今度こそ、今度こそと何度か始めようとしたのだが結局始められず、初めの計画から丸2年が経ってしまった。
ところが今年は3月中旬から4月中旬の今まで新規の仕事が無く、いくつか引き合いはあるがまだ始まっていない。本来なら個人経営の会社にとってヒマほど恐ろしいものはないのだが、今年は「図書室リノベーションの好機を与えてくれた」と前向きに考えて3月中旬から工事を再開したのである。
3月20日にホームセンターに壁補強用のOSBを買いに行き、そこから実質的な工事がスタートした。約2週間かけて壁の補強や関連するその他の工事を完了し、4月10日に本棚の材料をホームセンターに注文に行った。カットも依頼したのだが何しろ量が多いので当日は無理で、翌日の夜にできましたよ、の電話をもらった。そこで12日に材料を引き取りに行った。
本は重いので普通の棚板用の18ミリ厚の集成材は使えない、弱すぎるので。そこで厚さ25ミリの集成材にした。これは2016年に作った時と同じ仕様である。長さ3m幅50センチ厚さ25ミリの集成材を使う。これを9枚購入しカットを依頼した。図面は加工の担当者にわかりやすいように丁寧に描いた。
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カット加工図 |
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| 本棚の材料 |
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組立要領図 |
上が大きな単行本の本棚、下が文庫本の本棚。単行本の本棚は棚板が1段おきに固定と可変が交互となっている。固定棚は完全に側板に接着固定する。可変棚は金属製のダボを使って棚板の高さを調整できるようにする。つまり側板には接着しない。
接着する棚板は本棚全体の構造要素なのでしっかり固定する必要があるのでビスケットジョイントと接着剤を使う。
ビスケットジョイントはルータービットで溝を切り、そこにベニヤ板を小さくカットしたジョイント部材を差し込み接着剤で固定する。可変棚はダボ用の穴あけをする。基準高さに加え上下5センチにも受けを入れておく。
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加工済みの側板 |
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組立て中の本棚 |
だがその3時間に次を組立てもできるので1日に2本の本棚を製作できる。ただし組み上がった本棚に掃除機片手に糸面取りや補強した壁面への取付け、本棚どうしの連結もそれなりに時間がかかる。さらに今週は仕事の打合せが2件ほどあるので、この作業ばかりに時間はかけられない。当面、今週末4月20日を完成を目標とすることにした。





