2025年6月29日日曜日

SigmaのRAW現像ソフトSigma Photo Pro

 久しぶりに写真のこと。今日は仕事の合間に私が撮影した写真のデータベースを眺めていたら、DP2merillで撮影した女性ポートレートの1枚が以前のRAW現像に気になる部分を見つけたのでもう一度現像することにした。

写真データベース

私はポートレートでも花でも風景でも何でも撮影した写真は1週間以内に最初のRAW現像をすることにしている。これはRAW現像の際、撮影のときのイメージが消えてなくなる前に現像したほうがよいと考えているからで、1週間以内であれば感じたこと、話したことや雰囲気、その時の気分みたいなものもまだ頭に残っている。RAW現像ではパラメーターを変更することで調整できる幅は結構ある。だから例えば夕焼けだったらもっと赤い方がキレイ、もっとコントラストを上げた方が・・・と撮影の時のイメージとは明らかに異なる方向へも持って行くことができる。SNSやYouTubeにアップされているものはそういうものが多い。彩度をかなり上げて地面の日陰が不自然に青くなった画像や動画は普通によく見る。それがダメとは言わないが、「いいね」ほしさためだけの薄っぺらいものに私には感じられる。もっと大切なものは自分の中にあるはずだ。だから1週間以内に現像し、そのときその空気を再現するようにRAW現像を行う。いったんそうしてできあがった画像はリファレンスとして残るので、仮にRAW現像をやり直すときもそれがガイドとなってくれる。風景だけでなくポートレートや花でもだいたい同じだと感じている。

具体的な現像のプロセスは、始めに全撮影データをカメラのメモリーカードからMacの新しいフォルダへコピーし、そこにJPEGやRAWといった名称のサブフォルダを作り、撮影データを分けて入れる。実際にはカスタムアイコンをつけたフォルダセットが作ってあるのでそれをコピーし、そこに分類する。

フォルダセット


次にRAW現像だが、撮影は時に数百枚になることもあるので、当然すべてをRAW現像はできない。撮影時にRAW+JPEG最高画質で保存するので初めはJPEG画像を見ながらハネる写真を決めていく。ただし削除はしない。Macのファイルラベルを使う。ピンボケやまちがえてシャッターを切ったりした明らかな失敗は「青」のラベル。また構図や表情が今ひとつでダメかもというものは「緑」のラベルをつける。かなり厳しく査定する。そうするとラベルのついていないものは平均すると半分くらいになる。これも実際には撮影により9割ハネる時もあればほとんどハネるものがない場合もある。半分は実感としての平均である。次にJPEGのラベルと同じラベルをRAWファイルにも付け、次に残った写真から良さそうなものをえらび現像しながら「黄色」や「オレンジ色」のラベルを付ていく。それらはPhotoshopファイル形式でPSDフォルダに保存するので、現像後はPhotoshopでレタッチを行う。通常はAdobeのCamera RAWにより現像からレタッチまでシームレスに作業することができる。

ただし、DP2merillはセンサーが特殊で汎用のRAW現像ソフトつまりCamera RAWが使えない。Fovionというセンサーのためである。なので現像にはシグマが提供するPhoto Proを使う以外方法がない。細かな設定なしでただ読み込むだけならPhotoshopプラグインも用意されているが、調整できないRAWなんて意味がないのでここでは触れないことにする。私も一度インストールしてすぐに消してしまった。

さて、そういう訳でSigma Photo Proで現像したデータをTIFFに書き出し、それをPhotoshop でレタッチを行うわけだが、以前も書いたがSigma Photo Proは動作がすごく遅い。調整のパラメータを少し変更するだけで一呼吸待つ必要があり微調整に時間とても時間がかかった。こう言っては何だが「Pro」が聞いて呆れる使い勝手だった。

私のMacはM1ultraのMacStudio だが、このソフトを使う限りお世辞にもその性能を活かしているとは言えなかった。だからポートレート写真集の制作にあたり、RAW現像をやり直しているのだが、このカメラで撮影したデータだけは何となく後回しになっていた。そんなわけでしばらく使っていなかったのだが、今日起動するとアップデートの案内が出た。以前もアップデートで期待したが結果は変わらずで、今回もそうかなと思いながらもインストールして起動したら、あら不思議だいぶ速くなっていた。どうして?と思いシグマのサイトを見ると、少し前にアップルシリコンにネイティブで対応したと書いてあった。うーん、これかな?

まあいい、どうにせよこれでRAW現像のストレスからだいぶ解放される。RAW現像のやり直しができる。

ところでシグマはまだこのFovionセンサーの新型開発は諦めていない、「開発中」と正式にアナウンスしているが、シグマには申し訳ないが私はもう新型が出ることはないと思っている。なのでこのDP2merillを大事に使って、壊れたらそれまでである。もう少し言うとシグマのような会社では「チャレンジし続ける企業」としてのブランディングイメージが最も大切で、そのために表向きセンサーを開発しているという態度を取っているにすぎない、と感じているからだ。もちろん全く開発していないものを「している」というのは嘘になる。だから年間僅かな予算はつける。どこかの大学と共同研究にでもすれば活動としてはおもしろいかもしれないし費用も大幅に抑えることができる。仮にFovionに確実な勝機があるならフルサイズの前にAPS-Cで新商品をとっくに出しているはずだし、衰退が続くカメラ業界で何年も先の見えない開発にリソースを割く余裕のある会社はないからである。

さて、以前撮影したデータのRAW現像をもう少し追い込んでみたいと思っていたので、今日はよい発見をした。

さっそく2枚だけRAW現像してみた。白黒前提で撮影したポートレート。

Sigma DP2merill F3.2  SS1/160 ISO400


Sigma DP2merill F3.2 SS1/125 ISO400

こうしてレタッチを終えた写真はキャビネサイズでプリントしチェック、必要に応じてレタッチを加えたり再度RAW現像からレタッチを行い再びキャビネでプリントし、よければA4サイズでプリントすることにしている。したがってプリントした写真の枚数は結構多い。キャビネのアルバムが30冊くらい、A4サイズは300枚くらいを5冊のファイルに入れてある。さらにその中からA3やA2でプリントする写真を決める。このプロセスは実に楽しい。A2サイズがプリンターから出てくるのを見ているのは今でも飽きない。

私は写真はプリントすることで作品としての命を持つと信じている。パソコンのモニターで見る写真がダメとは言わないが、プリントとは大違いなのである。例えて言うなら音楽のコンサートでの生演奏とレコードやCDくらい違うと感じている。トーレンスの520+オルトフォンMC20、真空管アンプ3台のマルチアンプで大型スピーカーの我が家のステレオ装置でもコンサートホールで聴くのと比べたらオハナシにはならないのである。

ただしパソコンで管理するのはプリントをファイルで管理するのに比べ利点もある。だからキャビネでOKまでいった写真は前述のデータベースにいれる。データベースのよいところは他のファイルとの関連を見たり撮影情報などを見られることである。

最後にDP2merillでのポートレートは白黒だけでなくカラーも挑戦したが人工照明下で発色が安定せず、黄色の偽色の発生などに悩まされた。今考えれば意地を張らずに白黒専用カメラとして使えばよかったと思っている。ま、いいけど。

逆にこのDP2merill、白黒写真専用カメラとして使うならまだまだ使えるということで、今でも時々持ち出しては遊んでいる。





2025年6月26日木曜日

ウォーキングと健康管理と仕事の環境

 毎日暑い、天気が良ければ気温は35度近くまで上がるし、雨の日は湿度100%で蒸し暑い。かかりつけの医者からウォーキングで毎日8000歩ほど歩いてください、と言われている。約4キロである。

炎天下の下4キロ2時間近く歩くのは健康にかえって悪そうに思う。雨の日も同じ、濡れながら足元が滑りやすいのに2時間も歩くのは現実的ではない。

と、ここまでは愚痴である。だから「できない」ではあまりに能なしである。仕事でも趣味でもあきらめの早い人は何をやっても絶対うまくいかない。すぐに「わたしにはムリ」なんて人とは付き合いたくない。こう言っては何だが「無理無理病が伝染するから」。

で、かかりつけのお医者は埼玉にイオンモールがあってその中を歩くのがいいですよ、と教えてくれた。ま、そういうのもアリかもと家族で出かけた。

レイクサイドタウンモール

調べると越谷レイクサイドタウンというモールらしい。新宿からは少し遠い。埼京線でナントカ浦和で乗り換えてさらに武蔵野線というローカル電車で、とナビに出た。埼京線はすごく混むので使いたくない。別ルートを調べたら大江戸線で新御徒町乗り換えでつくばエクスプレスという、寝過ごしたらその日のうちに家に帰れなくなるような名前の電車に乗って途中のなんとか駅で武蔵野線に乗り換えるルートをみつけた。これなら家からずっと座って行けるかも。その予想は的中で家族みんなでのんびり座ってモールの駅に着いた。なるべく歩くことを心がけながらショッピング。たしかに歩数は出てその日は1万7千歩だった。でもショッピングしながらのんびり歩いてもあまり運動にはなっていないように思う。

また往復も含め、ほぼ丸1日つぶれてしまう。仕事が忙しいときはとてもじゃないがこんなことできない。

実はその前に梅雨になったらモール歩きもありかも、というのは自分でも考えていて6月の始めに豊洲のなんとか言うモールに出かけたのだが、その時もまあまあ歩数は出たのだがやはり運動とは少し違うかなとは感じていた。だが埼玉の方はすごく広いので豊洲よりは運動になるかもと考え、加えてカミさんと娘もうれしそうに「行く行く!」というので行ったのだが結局運動にはならなかったのである、残念。

豊洲から日本橋への船、海上自衛隊の新型小型ミサイル艇といった感じ

豊洲の時は帰りにIHIの旧ドックから船で日本橋まで行けるのを知った。こんなちっこいドックで船を作ってたんだね。ちなみに今は豊洲と呼んでいるがここは旧石川島で、IHIの最初の「I」は石川島の「I」である。

で、その小さなドックに船が泊まっていて、「あと5分で出ますよ〜」というので乗ってみた。運賃はたったの500円。それで20分くらいだったけど隅田川のプチ船旅を楽しめてそれだけは良かった。

さて話を元に戻そう、ウォーキングである。以前は大げさなのはイヤなので「散歩」と呼んでいたが最近は「運動」を意識して「ウォーキング」と呼ぶことにしているが、梅雨から夏季にどうするか。

残るは新宿の地下道や中野や阿佐ヶ谷の屋根付きの商店街などかな。でも両方とも人が多い。特に商店街は混んでいるところを行ったり来たりなんて現実的ではない。新宿の地下道も人は多いし、とその時ふと思いついた。新宿よく使う西口から三井ビルまでの地下道(4号街路)や東口と西口をつなぐメトロプロムナードは人が多いが、アイランドタワーから都庁前駅を経由して甲州街道から新宿南口に至る経路はそれなりに距離があるが人は少ない。試しに歩いてみることにした。あまり涼しくはないのはちと辛いが炎天下や雨の中よりはマシだ。人もまあ少ない。梅雨と夏はここを歩いてみよう。で、飽きたらまた考えようかね。

さて、今日は雨が降ったりやんだりだったが夕方にはもう降りそうもなかったので蒸し暑いが笹塚まで歩くことにした。このルートは実は割と歩きやすいルートなのである。なぜなら西新宿から笹塚の手前まで神田川の支流である和泉川暗渠の上が遊歩道になっているからで、もちろん屋根はないが雨さえ降らなければそこそこよいウォーキングコースになっているからだ。笹塚に着いたらクイーンズシェフというスーパーマーケットがあるので少し買い物をしたりもできる。休憩したくなったら駅ビルの2階に喫茶店もある。

ちなみに私は健康オタクではないので、怪しい健康法や怪しい食事習慣などにはまったく興味がない。ヘンテコな器具を買ったり身体にイイからとなんでもかんでも酢をかけたりゴマをかけたりとかはしないという意味だ。これは私の考えで私は専門家ではないので確証はないが、食事を例にとってみると、身体に良いものというのは一定量以上の摂取は無意味で、元々どんな食品も良い部分と悪い部分があって、取り過ぎると良い部分はある程度以上は意味がなくなり悪い部分の影響が出てくる可能性が高いと思っている。また栄養士の人には申し訳ないが、栄養学なんてものにはあまり意味がないとも思っている。よほど偏った食習慣は別にして、おいしく料理ができれば比較的まんべんなく身体の欲するものは取ることができるので、要は栄養ではなくおいしく料理することの方が100倍意味があると考えているからだ。料理の下手な人は野菜が不味い。そうすると野菜を食べない。でも栄養学的に野菜を食べる必要があるから、まずいまずいピーマン料理を食べる。そんなものが身体にイイわけがない。ピーマン100グラム食べたのでOKではないのである。

あと、ピーマンついでに言うと子供でピーマンが嫌いという場合、間違いなくお母さんは料理が下手であると自信を持って言える。

ピーマンはちゃんと料理したらすごく美味い。子供たちは目を輝かしてパクパク食べる。そしてそのように食べたピーマンだからこそ身体によいのである。

食事以外では、入浴はシャワーだけで済ますのはやめて湯船につかるようにしている。私が心がけているのはそれくらいだ。なぜ湯船かといえば、湯船につかってくつろぐのが好きというのが一番だが、それだけでなく、これも私は専門家ではないので確証はないが、身体を温めることが病気の予防にある程度効果があると思っているからで、例えば風邪を引くと熱が出る。怪我をしてばい菌が入ると患部のまわりが腫れて熱を持つ。これは熱によって身体を元に戻そうとする働きが起こるからではないかと考えている。もちろん熱が上がりすぎると良くないし怪我も化膿して熱を持っている状態で放っておくのはダメだが、熱には身体を正常な状態に戻す作用があるように感じている。だから湯船に、少し熱いといっても43度くらいでよいのだが15分か長ければ30分くらいゆっくり入ると身体に良いというのが私が感じていることだ。のぼせるときは窓を開け、入り口の扉も開けて涼しい空気を入れる。それでも30分の時は途中でぬるい水に近い温度のシャワーを浴びたり、しばらく湯船から出てまた入ったりしている。入浴後は涼しい風をあびて水分をたっぷり取る。すごく気分がよい。

我が家は古い古い木造住宅だが改修の時、浴室だけはユニットバスだが一番大きいサイズにした。体育座りで湯につかるのは嫌だったので。足は伸ばしてのんびりしたいのだ。大工は工事が大変だとブーブー文句を言っておったが・・・。


さて、仕事が結構忙しくなってきた。

黒板とカラーマグネット

現在仕事は14件、怪しい引き合いはあと2件くらいあるがそれは来てから考えるのでここには書かない。14件中こちらにボールがあるものが赤印で7件ある。この7件のうち3件は大物で数ヶ月かかる仕事でやるべきことも多いし難しいものもある。そして忙しさは8月末までは続く予定だ。その先はわからない。

去年は仕事をしすぎて、今年は税金がすごいことになっている。カミさんがケラケラ笑いながら住民税が来たよ、すごいよー、と言っておった。やれやれ。だから今年の仕事量は去年の半分くらいがいいかなと思っているのだが・・・

さて、黒板の写真のついでにいつもの写真チェック。何度も書くが働く環境を抜き打ちで時々写真に撮って眺める。

まずはMacの作業机

Macの作業机

ここはいつもこんな感じ。かかりつけのお医者から水分よく取ってね、といわれたのでゴマ麦茶のピッチャーとコップは机の隅に置くことにした。あとは電卓だけ。これはここが定位置。

次にサイドデスク
サイドデスク

ここには仕事の資料が置いてある。スケッチブックは打合せのメモが書いてある。メモと言ってもほとんど単語が数行書いてあるだけで、どちらかというと客先でサラサラとスケッチを描いて見せるためにスケッチブックにしている。このスケッチを描いて見せるというのはデザイナーや建築士には絶対必要なスキルだと思っている。ちょっと散らかっているがここはこれでよいだろう。
次は本棚
本棚

まあ、いいかな。
最後に作業机
作業机

ここは使った物が出しっぱなしだった、反省、反省。黄色いファイルは昔作ったカタログを挟んでいるファイルの1つで、参考に古いカタログを探してそれをサイドデスクに置いて見ながら仕事をしていた。使い終わったらまたこのファイルに戻して本棚に戻す予定だったので出しっぱなし。緑のファイルは昨日の打合せに持って行ったファイルで、カバンから出してここに置いてあとで見ようと思っていた。その下はチェックする予定の今の仕事のプリントアウト。まだ終わってないのでここに置いてある。スタンプ台とスタンプは昨日の打合せ資料に日付スタンプを押してそのまま出しっぱなし。ドライヤーはシュリンクフィルムの作業が終わって冷やしてそのまま出しっぱなし。うーん。ちゃんと片付けないとダメだね。

今日は健康管理みたいなことを書いたのでついでに書くと、働く環境というのもすごく健康に重要な要素だと思う。だがコレは機能的な机と長時間疲れないイスがあればいいなんてことではなく、もちろんそれらも大切なのだろうが、もっと広い意味での環境作りが大切で、いい空気と水と光と音、ストレスなく使える道具たち、そしてたのしい遊び心のある空間が必要なのである。

いい空気と水と光と音とは、ちょうど良い室温で匂いはなにもないかあっても少し離れたところで炊いた竹のお香やネロリのアロマなど。だが僅かに香る程度でそれ以上はダメ。

お香を焚くミニ火鉢


光は明るい天井照明など捨ててブラケットやスタンドによる局所照明で各部空間を照明により演出するような見せ方を心がけること。水というのは麦茶のピッチャーとかね、これは今使っているのでも不満はないがもっといいものがないか探している。モールに行ったら必ずチェック。でもまだ決定打には出会っていない。こういうものはまずまずの物を買って、そのあと本当に良い物を時間をかけて探すしかない。

次に音、静かな室内で小さな音でよい音楽が流れていることが私の理想。BOSEやSONYではなく、品のある豊かな音空間。これには現状では満足している。今流れているのはIsabelle AntenaのOtra BeberaでスピーカーはヤマハNS1classic、アンプはMacintosh MA6450、とても気持ちがいい音で仕仕事中も気分がよい。

ストレスなく使える道具は私の場合一番大切なのはコンピューター、一番使っている時間が長いから。これにも満足している。今の環境はMacStudioでモニターはナナオのColorEdge、キーボードはLogitecのMX KEYS for MAC、マウスは同じくLogotecのPro X Superlight。どちらも純正より遙かに使いやすい。純正のキーボードやマウスはサブ機で使っているがメイン機はこれ。

道具はほかにもいろいろあり、先の黒板などもそうだが今日は省略。

最後に遊び心。これはどうでも良いなどと考えてはいけない。遊び心のない空間でよいアイデアなんて生まれない。少なくとも私には無理だ。名刺管理にローロデックスを使ったり、仕事場の壁に以前撮影した絵はがきサイズの写真を飾ったり、クリップボトルや電気スタンドなどなど、遊び心を考えた道具や小物で毎日楽しい。

絵はがきサイズにプリントした写真

電気スタンドとローロデックス

お気に入りの絵はがき(手前)と以前撮った花の写真

バレリーナの置物とフロントにヒビの入ったアンプ

でもこうして改めて眺めてみると、遊び心の方はもう少し何か変えてもいいように思えてきた。今のままでもダメではないが、少し飽きたのかな、それとも・・・






2025年6月19日木曜日

次の製作は

 毎日暑い、まだ6月中旬だというのにここ数日まるで真夏の陽気である。今日は打合せで飯田橋まで行ったが余りの暑さに少々バテた。iPhoneのお天気アプリで気温が34度だった。帰りにカミさんと娘と待ち合わせして、新宿住友ビルのよく行く店で冷たい物でも食べて帰ろうかと話をしていたのだが店がいっぱいで外にも並んでいた。どうやらイベントがあったようでそのせいだろう。仕方がない、あきらめて暑いが我慢してテクテク歩いて帰った。家でメロンのスムージーを作って涼んだ。

さて、外は暑いが書斎での仕事は冷房をガンガンかけて涼しい。Mac3台とモニター5台、それにレーザープリンターなどもあるが昼夜冷房を入れっぱなしなので問題ない。工房も昨年冷房を付けたのでここも大丈夫。工房が涼しいので工作ができるのがうれしい。というわけで仕事は結構忙しいが次に何を作るか検討中である。

候補としては

1.ゴールデンウィークにできなかったMacのラックの改修または作り直し。仕事が忙しいのでMacが使えない期間が何日も続くのはダメだが作り直しならMacが使えないのは入替期間だけなのでなんとかなるだろう。改良の場合、機器をすべて外しラックを工房へ運んでの作業となる。当然工房での作業中は機器は使えない。改良が仮に塗装も含めて3日程度だったとしても外して改良してもう一度機器を戻して配線し直してと最低4〜5日ほどかかる。仕事が忙しいので長期のブランクはあり得ない。

そこで全てを新調することを検討中なのである。これなら製作に1週間かかろうが1ヶ月かかろうが問題ない。完成して今のラックと入れ替える2日程度のブランクで済む。つまり入替を金曜の夜から始めて月曜の朝までに終えればよい。もちろん週末も仕事をするときも多いので、そんな時は次週以降に延期すればよい。要は平日だとお客から急ぎの依頼などが入ったら面倒、ということだ。週末にそんなことはまずない。絶対ではないが。

だから今回は改良ではなく新調かな、と考えている。

Macのラック(現状)

2.撮影用照明の改良。これは昨年末に製作した照明だが何度か実際の撮影で使った結果、いろいろ見えてきた改良すべき点への対応である。写真撮影の仕事は例年2、3件なので、道具にはあまりお金をかけられない。設備投資の金額は一概には言えないが5年程度で回収するとなると売上の10%程度をこれに充てるとすると2、3件では年にせいぜい数万円しかかけられないことになる。これは照明だけでなくカメラなども含めてなのでますます照明だけでにそれほど費用はかけられない。ただし今年は少し増え、すでに5回になった。金属板の撮影とその後の追加撮影、製作した遊園地のアトラクション模型の撮影、現在制作中のカタログに掲載する部品の写真とその追加撮影。このうち純然たる写真撮影の仕事は金属板の2件だけである。もちろん模型だって製作すれば必ず写真撮影は必要だし、カタログ用の写真だってきちんとした撮影を前提で依頼を受ける。

だが模型やカタログ用の写真は撮影費が結構安い。まあオマケ程度なので仕方がない。なので撮影が増えても設備投資にあまりお金はかけられないことに変わりはない。

そんな訳で照明器具などは自前でせっせと作るしかないのである。そんなことしないで撮影を写真のプロに頼めば、という意見もあるだろう。だがこの手の商品撮影などには撮影に何十万もかけられない。そうなるとプロと言ってもあまり写真はうまくないことも多い。これは今までの経験で言っている。彼らはスキルを上げようとはしないでいつものやり方でちゃちゃっと済まそうとする。

それとプロに頼んでも撮影には立ち会う必要があり、そうなると移動を含め半日潰れてしまう。つまりプロに頼んでも私の仕事は減らない。だからよほど大きくて家の撮影室では無理な場合以外は家の図書室兼撮影室に照明や背景を設置して撮影している。そしてほとんどな場合これで事足りる。

自前の撮影では背景や照明の設置に結構時間がかかる。だからここをなんとしたいというのが今回の改良の最大のポイントである。つまり今までの年に数回の撮影なら多少準備に時間がかかってもいいかな、だったのだが回数が増えるとそうはいかなくなるということ。設置のあと照明の当て方もいろいろ調整が必要でさらにその他の機器、Macや水準器などの設置調整を含めるとその時間の総和は無視できないのである。言い訳になるがまさかこんなに撮影が増えるとは考えていなかったのである。なので予算的には厳しいが快適な仕事環境のためもう少し手を加えようと考えている。

撮影用照明(現状)

3.書斎の小物収納の引き出し家具の製作。今使っているプラスチックの引き出しがどうにも使いにくく、また材質がプラスチックなので弱いし見た目も安っぽい。そこでこれを集成材で作ろうと検討中なのである。画材などが入っている。この手の引き出し家具は家具店でも売っているが、作りに無駄が多い。家具の奥行きは45センチあるのに引き出しの奥行きは35センチなんてものもざらだ。また見た目は良いが貼り物だったり、引き出しの底板がペラペラだったり、引き出しレールが弱いものも多い。かと言ってキチンとした家具屋で購入すると小さなものでも10万円を軽く超えてしまう。だから自分で納得にいくように作ろうと思っている。自分で作ればサイズも思い通りで何ら妥協する必要もないのも大きなメリットだ。幸い昨年テーブルソーとスライド丸ノコを導入したので木材であれば精度良くカットできるのでこれもMacのラックもそうだが作るのは楽しいに違いない。

プラスチック製の引き出し(現状)

4.オーディオ装置まわりの家具の製作。今年の初めにオーディオ機器の位置とメインのスピーカーの置き方を変更したのだが、それに伴ってスピーカー下に収納してあった道具箱などの置き場がなくなった。これはそのつもりだったので良いが、最近印刷物の梱包作業などでここのテーブルなども仮置き場として作業に使うことが多くなってきたのでもう少し作業しやすいようにスペースを改良したいと思っている。この梱包作業だが、カミさんと娘も手伝ってくれる。絵に描いたような3ちゃん経営の作業場状態なのである。だがカミさんも娘も楽しそうに手伝ってくれるのでみんなでワイワイと楽しい時間である。だからますます良い環境作りは大切なのである。梱包作業では印刷所から届いたダンボールを書斎に運ぶ(置き場所1)。ダンボールから印刷物を取り出しテーブルに載せる(置き場所2)。だいたい一度に取り出す量はダンボール1箱分だがそれでもかなり場所は取る。これをカミさんが数えながら25部とか50部にして別の場所に置いてゆく(置き場所3)。それを私がシュリンクフィルムで巻きシーラーで留めて娘の作業スペース近くに置く(置き場所4)。それを娘がドライヤーでフィルムを密着させシールを貼って別の場所に積んでいく(置き場所5)。最後にこれをダンボールに入れて封をする(置き場所6)。つまり置き場所は6ヶ所必要で、何より安全でかつ清潔で効率よく行うことが求められる。音楽を聞きながらハイ、ハイ、ハイと流れるように作業できればますます楽しい。そのための作業台をオーディオのリスニングスペースと兼用でうまくレイアウトしたいのである。もちろんリスニングルームとして真空管アンプとレコードで純粋に音楽を聞くときに無粋な空間というのはあり得ないのでかなりしっかり検討する必要がある。難しい課題だが工夫して解決するのは楽しいだろう。ちなみに作業しながら聞く音楽はプレイリストの制作中である。これは近日中のできる予定だがリストの曲は今のところ。

スピーカーの間のテーブル(現状)


The String of Love/ Nothing has been proved

Jasper Van't Hof's Pilli Pilli/ Ile

Pilli Pilli/ Pilli Pilli

Fra lippo Lippi/ Should't have to be like that

Prefab Sprout/ Old spoon face is back

Wally Badarou/ Novera das Nove

The Art of Noise/ Beat box, Close, Legs

Grace Jones/ Don't Cry, It's only the Rhythm, I'm not perfect

ID/ ID1

Francis Lai/ Un Homme et une Femme

Mory Kante/ Teri ya

Ginger Baker/ Interlock

George Feme/ Samba

Shinehead/ Rainbow, Raggamuffin, Rough & Rugged

Dub Syndicate/ Intercommunication

Fatback/ Louver Undercover

Isabelle Antena/ Musique de 4 A 6, Otra Bebera

Smiley Culture/ Westland Helicopter

Willie Colone/ She don't know I'm Alive

New Order/ Alvares

It's Immaterial/ Rope

Curiosity kills the cat/ Ordinary day

HongKong Syndicate/ Flash

Eurythmics/ Beethoven

Nitzer Ebb/ Let your body learn

M/R/R/S/ Pump up the Volume

Impedance/ Taited love

Bomb the Bass/ Beat Dis〜Run DMC Run’s House〜・・

どれも懐かしい80〜90年代のポピュラーミューシック、こういう流れ作業にぴったり。

あとキューバ音楽とかニューオリンズジャズもいいかも

Joe Bataan/ Subway Joe

El Gran Combo/ Chua Chua Boogaloo

Tito Puente/ Oye Como Va

Beatlesも意外とおもしろいかも

キリがない・・・


さてさて、というわけで1〜4のどれから始めるか。一度に複数は難しいので基本1つずつだろう。仕事もかなり忙しくなってきたのでこれにばかり時間もかけられない。さてさてどうするかね。






2025年6月6日金曜日

仕事の環境チェック

 今日は仕事で少し疲れたので休憩ついでに久しぶりに机のまわりの写真を撮った。以前も書いたが定期的に写真を撮って冷静に眺めることで問題点や改善点が見えてくる。

「お金」や「恋愛」に関しては「もっと、もっと」と求めすぎるのは決してよくないが、「働きやすさ」や「知識」などに関してはその限りではないというのが私の持論だ。

お金に関しては生活に困らなくて、つまり衣食住が足りていて趣味にも少しはお金がかけられればそれでよく、それ以上を求めることはすなわち強欲でありそういう人は必ず顔に出る。私はそういう顔にはなりたくない。恋愛に関してはポランスキーの「赤い航路」かな。

さて今日の仕事はちょっと面倒で3Dで製品の説明用の絵を作るのだが、これが非常に作りにくい題材で苦労している。何時間か真剣に取り組んでいるととても疲れる。

そんな時は無理に続けず時々休憩する。今日は洗濯をセットして仕事の環境の写真を撮った。この写真の眺め方だが、1人称的に眺めてはダメで、ちょっとわかりにくいが、「3人称自分とは異なる第3者としての自分」で眺めることが基本である。この第3者になりきるという行為は仕事でも何でもすごく役立つのである。つまり何か考えるとき、それが新しく作るものでも何かの計画や手順でもデザインでも、まずは与えられた条件をしっかり把握してさらに参考文献などを眺めながらアイデアを出す。ここまでは1人称の作業である。そしてある程度決まったら、またはどうしても決まらなかったら3人称に切り替える。そして自分自身に問いかける「何をやりたいの?」「どうするの?」「それでいいの?」「何を悩んでいるの?」と。いや、むしろ自分自身を他人として捉え、「何をやりたいのかね、この人は?」みたいな感じと言った方が正確だ。このとき絶対自分を弁護してはいけない。すぐに「だって・・だから」と言う人でいい仕事をする人を長い人生の中で一度も見たことがない。そして先ほど書いたようにこの「斜め後ろ上空から自分を眺める」トレーニングは様々なところで大変役に立つのである。

さて、そんな訳で今日もさっと立ち上げってパチリパチリと写真を撮った。このとき写真を撮る前に片付けてはいけない。

まずはMacの作業机


Macの作業机


ここはさっき布巾でマウスやキーボードや机の上を拭いたのでキレイだ。マウスやキーボードが少しでもベタベタするのが耐えられないのでよく拭き掃除をするのでいつもサラサラで気持ちがいい。それとここはいつもあまり物を置かない。仕事をしながら飲んでいる麦茶のグラスくらい。まあ、これはヨシとしよう。Macの画面(デスクトップ)にも余計なファイルは置いていない。今仕事で使っている共通の金属素材の設定ファイルが1つだけ置いてある。

次にサイドデスク


サイドデスク


ここも今日はほとんど何も置いていない。ヨシヨシ。

次はプリンターの棚


プリンターとアンプ


ここは先日購入したFAX電話機が暫定で置いてあるがこれがなんとも辛い。でも今のところ他に置き場がないので我慢している。白い電線が悲しい。本棚そのものは図書室が完成したのでここに置いてあった本の多くは図書室へ移動して代わりにカメラが置いてある。カメラはレンズや本体がいくつかあるのでそれらはポリプロピレン製の収納ボックスに乾燥剤といっしょに入れてある。だがよく使うレンズ付きのこのカメラはちょくちょく使う機会があるのでここに置くことが多い。そもそもカメラは使ったあと少し手入れしてある程度風通しの良いところに置けばカビは生えない。

まあ、それはヨシとしよう。やはり何と言ってもFAXを何とかするのがここの課題かな。その後この棚の使い方をもう少し考えようと思う。本が少ないのもちょっと悲しい。

次に作業机


工作用作業机


作業台もまあまあ片付いている。ちょい置きトレーを作ったおかげだろう。文庫本は明日出かけるときに忘れないように机の上に置いた。その横は保険の振込用紙、忘れないようにここに置いてある。ここで気になるのは左端の電線。モデムのLANケーブルがぶら下がっている。これは見えないようになんとかする必要がある。あとモニターの前が少し散らかっている。ココの物はちょくちょく使う物が多いのでどしても置きっぱなしになる。何かいい方法はないだろうか。

というわけで、問題は3つ。FAX置き場と作業机の電線隠しとモニター前の小物たち。

そんなところかな。でも待てよ、ちょい置きのトレーってここに入れっぱなしになっている書類や小物って結構多くないか?つまりちょい置きではなく定位置になっていないか。だからすぐに必要な文庫本などがここではなく机に置いてあるのでは?

ちょい置きトレーはあくまでちょい置きであるべきで何日もここに置いてあっては意味がない。考えてみれば当たり前のことだが、ちょい置きスペースは例外的に「何でも可」と錯覚していたかもしれない。

もう一つ、先ほどまで面倒な仕事をしていた割には今日はサイドデスクに資料が何もない。写真を撮るの前に片付けはしていない。この面倒な仕事、資料の多くはPDFをモニターで見ながら作業している。なので紙の資料はほとんど使っていない。と言うことはこれだけ面倒な仕事で紙のドキュメントを使わず済むのであれば、他の仕事でも「ペーパーレス」が可能なのでは?と。私の仕事では紙の資料は客先で紙でもらったものや打合せのドラフトに色々書き込んだものなどである。、それらはタイトルを付けた紙ファイルに入れてある。また参考PDFデータをプリントして書き込みをしてあるものもある。そしてそれらを毎回いちいちスキャンしてPDFにするよりそのままファイルの方が100倍早い。それとスキャンしたものよりオリジナルの方が打合せ内容がしっかりフラッシュバックされる。これ地味に大事で、私は打ち合わせではあまりメモは取らない。こちらが書いている間打合せが止まるのを避けたいからで、忙しい先方を待たせるのがイヤだから。なので今までそうやってきた。

さて、紙にはさらに前述のように書き込みが簡単にできる。特にちょっとした絵などペン1本でチョチョイと描くことができる。また図面など色鉛筆で色分け塗りも簡単だ。

だがPDFはそうではない。Adobeはこういうところが本当にダメで100人に1人も使わないような妙な機能は手間をかけて開発するが、紙に手描きより早く便利に書き込めるなんてことは全く考えないのである。

だからPDFに多くの期待はせず、紙でいいかな、とつまり前述の紙ファイルへと帰着した訳である。マイクロソフトにしてもアドビにしても優秀なオレたちが作ったソフトだからユーザーが合わせろ、と言った感じが嫌いなので、絶対にこちらを曲げてまでも使おうとは思わないのである。Acrobatではない何か便利なソフトがあれば紙ファイルをかなり減らせる可能性があると言うことなのだがどうだろう。いずれにせよ当面は今のままでよいということで思考が1周回って元に戻った訳である。

さて、翌日仕事の合間に作業机まわりを片付けた。ちょい置きトレーの中身をすべて整理整頓しほとんど空にした。残っているのは机の上にあった保険の振込用紙だけ。ぶら下がっていたLANケーブルも壁に留めた。モニターの前の雑物もちょい置きトレーの横の箱を1つ空にしてそこに入れることにした。当面ここはこれでいいだろう。ちょい置きトレーは週に2、3回中身を整理整頓すればよいだろう。


作業机


最後にFAXである。これをなんとか見えないところに放り込みたい。だが時々届くFAXのため「川の向こう」とか「森の中」みたいなことはできない。そこでモニターのウラ側に置いてみた。これでもう見えない。立ち上がって覗き込まないと確認できないが、それは仕方がない。

どうにせようれしいことに本棚からFAXがいなくなった。図書室から何冊か本を持ってきて置くことにした。単純にそばに置いておきたまに見たくなる画集やページを繰りながらお茶を飲むのが楽しそうな本を中心に何冊か。

FAXをなくしてすっきりの本棚



これでしばらくは気持ちよく仕事ができそうだ。