デザイン事務所を開設することにした。もともと家の書斎はデザイン事務所として機能していたので、あまり変わらないが。
それでも名前も決めてインターネットのドメインも取得して、まあムードだけは心機一転なのである。
Macや主要デザインソフト、プリンターやスキャナー、また、事務用品や画材などはもう揃っているし、機材や家具は上を見たらキリがないので、急いで買い揃えるのはやめておこう。
それでも何か「変わった感」はほしい。
もちろん新しく買うことにこだわらず、すでに持っている物を上手に使う方法もある。
さて、でも具体的にどうするかな。
何かこう、楽しいものがいい。
たしかRolodexがあったはず、あれはいいかも。倉庫に探しに行くとすぐ見つかった。まずはこれを使えるようにしよう。
だが引っ張り出してきたRolodexはすごく汚れていた。金属部分もくすんでいる。滑り止めのゴムはヒビだらけで1つ無くなっている。
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| まずは分解して掃除する。 |
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| 中性洗剤に漬けて汚れを取る |
フレームは、金属磨きを使って磨く。映画を観ながら磨く。
今日はジャンジャックベネックスのディーバを観る。好きな映画だ。
夜明けのデートのシーンがいい。すごく憧れて、まねしたことがある。その時のデートの相手が今のカミさんである。20代の頃の話だ。なつかしい。
映画を観ながら1時間くらいのんびり磨いた。
プラスチック部品もすすいできれいになった。
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| キレイになったパーツ |
さて、問題は滑り止めのゴム。これは新しく買わないとどうにもならない。何しろヒビだらけでボロボロだ。
だがネットで調べると、透明か白色、または黒色のチューブしかない。そこで革を使って作ることにした。
計算して長さを割り出し、両側を1時間かけて削って4つ滑り止めができた。
これをアルミのフレームに巻けばよい。
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| 1時間かけて作った滑り止めのゴムの代わりの革 |
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| 革を巻き始めたところ |
ただしアルミにははじめの2ミリだけ接着し仮固定するのみ
べたーっと接着剤で留めると、何年か経って交換するときたいへんだ。
巻き終わったら、組み立てる。
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| 内部の金属部品。これらは機械油を塗る |
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| どうもこのあたりが怪しい感じ。ベアリング用のフェルトに注油しておく。 |
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| 組み上がったローロデックス |
ROLODEXのシールは一旦剥がして糊をアルコールで除去し、
平らにのばしてからスプレーノリ77で貼り付けた
名刺用のスリーブは通販に注文した。
スリーブが届いたので入れてみた。
うーん、このスリーブものすごく安っぽい。40枚入りで1500円だったけど、どう見ても300円くらいかな、これなら。
まあ、当分はこれを使うとして、増えてきたらどうするかね。
まあ、こんな取るに足りないような物でも、一つずつ丁寧に揃えていくことが大切だと思う。
好きな仕事を好きなようにできるというのは、ほんとうに幸せだと思う。
さてさて、次は何かな。何を買おうか、作ろうか。








