2021年9月9日木曜日

我が家のステレオ


仕事2件が終わったが疲れでダウン。今日の夜はのんびりすることにした。

先日タワレコから届いたレコードを聴くことにした。


タワレコから届いたレコードとCD

ヒラリーハーンのレコードが2つと少々古いレコードが1枚。
ヒラリーハーンのバッハヴァイオリン協奏曲を聴く。開けてびっくり、中からオマケのCDが出てきた。こういうのは初めてだ。グラモフォン、太っ腹!

確かグラモフォンは今までも小さな紙切れが入っていて「ココにアクセスしてこのパスワード入れるとmp3がダウンロードできますよ」というのは何度か見たことがある。私はmp3はあまり好きではないのでほとんどダウンロードしたことがない。今までは欲しければCDも買っていた。それほど高いものでもないし。

でもこうしてCDを付けてくれるとすごく得した気分になる。

おまけでなんとCDが付いていた。もちろんレコードと同じ内容。

さて、仕事をしながら聴くときは机の上に置いた小さなスピーカーで+サブウーファーを使い、たいてい小さな音で聴いているが、レコードはちゃんとステレオ装置で聴く。

ちゃんとと言っても私はオーディオマニアではないので外国製のゼロがどう見てもひとつ多い超高級機器は持っていない。まあ、興味もない。でもいい音で音楽は楽しみたいと思っている。

ウチのステレオはレコードプレーヤーは今はどうなってしまったのやらのパイオニアの古いレコードプレーヤー。CDプレーヤーもパイオニア。プリアンプはカウンターポイントという会社。dbxのチャンデバで分解してアンプはトライオード。スピーカーは自作3ウェイ。低音30センチ、中音と高音はホーン。

きちんと鳴らすとホーンが一番キレイな音がする、とこれは経験から。
でもマルチなので年に1度はチャンデバのゲイン調整が必要。

スピーカーを自作するなんて、立派にオーディオマニアだ、などと言わないでもらいたい。市販のスピーカーでホーンのものはべらぼうに高いのだ。そもそも私はオーディオマニアというグループが大嫌いだ。いい加減な評論家をセンセーと呼び、1m5万円なんてバカなケーブルを信じる人たちはまるで新興宗教の信者にしか見えない。ケーブルなんて電線である。基線を作っているメーカーは国内なら住友、古河、フジクラ、カナレなど数社で、どのメーカーも数ワット用の細ケーブルで1m数万円なんてものは作っていない。また海外メーカーもあれこれあるが外国製が性能がいいわけでも決してない。そして基線にあれこれつまらない小細工をめぐらしたところで基線の性能以上には決してならない。そんなこと多少科学の知識があればわかることだ。

さて脱線してしまった。ヒラリーハーンのバッハだが、すごくいい。このレコードはこの曲のベストテンには必ず入るだろう。

ヒラリーハーンという人は一音一音を明確に丁寧に音を出す演奏で、まさにバッハ向きと言える。少し音をハッキリさせすぎて流れになっていないところもあるくらいだが、あえてこれくらいがいい。

まあ、これは私の好みなのでそうでないものはダメだとは思わないが、バッハは数学的なのだ。数学は例えば数の中にハッとするほど美しい法則や並びなどがあり、それらは付加的な装飾とは無縁だ。バッハも同じできちんと弾いてくれれば最高に美しいものが出てくる音楽なのだ。演奏者が溜めてみたり盛り上げてみたり付加的な要素を持ち込む必要はないのだ。いやもっとハッキリいうとそういう余計な気の回しは作品を台無しにしてしまうとさえ言える。だから若手で「俺が俺が」の演奏家のバッハの演奏は絶対に聴かない。その点ヒラリーハーンは実に謙虚にバッハを扱っている。素晴らしい。

疲れでダウンした身に沁み渡るいい音楽だった。