前回の続きで図書室のリノベーション。本棚の製作はビスケットジョイント用の溝切りで苦戦することになった。4ミリのルータービットで溝を切るのだが、1本目の本棚の加工が終わり2本目に取りかかったところでビットが折れてしまった。無理な力はかけていないのだが、まあこういうこともあるかな、とホームセンターへ行きビットを再購入。予備も欲しかったが1本しか在庫がなかった。新しいビットで作業再開。だが次の1本分の製作が終わりにさしかかったところでまたしても折れてしまった。うーん。折れた部分を見るとどうも曲げやせん断ではなく、ねじ切れたような感じである。仕方がない、ビットを4ミリから5ミリに変更した。ビスケットの合板が4ミリなのでゆるいがその分ボンドをたっぷり付けて接着の養生時間を長めに設定することにした。よって製作できる本数が1日1本となった。ゆるい分クランプでの固定時間が2倍以上必要だからだがまあ仕方がない。本棚は残り4本なので養生を含め5日間かかる予定。
もう一つ、可変棚のダボ穴を家にあった金具に合わせて開けたが、今回注文した金具は少し径が大きく、うまく入らず少し穴を広げる必要があった。
こうした想定外の問題は本棚に限らず、模型製作でも手芸でも皮細工でもよくおきる。大事なのは慌てて手を打たないことだ。若い頃はこれでよく失敗をした。万全の計画で丁寧に始めたのが途中でつまずき、最後はテキトーになってしまう。これではもったいない。さっさと問題をフィックスしたい気持ちを抑えて時間と手間をかけて解決することで良い物が作れる。
想定外と言えばもうひとつ、工房の集塵機が使えなくなった。故障ではない、ゴミがモーターのファンに絡まったようだ。分解して掃除する。そもそもこの集塵機、何年か前に急いで作ったもので色々問題も多い。これら問題点を解決せず応急で直してもまたすぐおかしくなることは間違いない。そこで集塵機を作り直すことにした。ほんとうはとりあえず使えるようにして本棚を優先すべきなのだろうが、どうも図書室や倉庫などが終わったら「また今度でいいや」となりそうだったので、同時に作業することにした。
さて本棚だが新規製作6台のうち大型4本が完成し図書室に設置も終わった。残るは文庫やコミックなどの小型の本棚2台である。小型と言っても高さと幅は大型と同じで奥行きが少ないだけで棚板は固定だが段数が多い。重量的には大型と変わらない。だがこちらはビスケットジョイントもダボも使わないので木の削りカスはほとんど出ない。集塵機なしでもなんとかなるかもしれない。
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| 完成して設置した本棚4台 |
そうこうしている間に仕事も何件か入ってきた。うーん、予定通りに進めるのが難しくなってきた。
工期を見直し、図書室と集塵機を同時進行し、最終的にはゴールデンウィーク前までに終える計画に変更した。同時進行の利点は接着剤の養生中なども別のことができ効率的なことと、同じ姿勢の連続は肩や腰に結構辛いが両方を交互ですることで楽になること。欠点は集塵機ができるまで製作にテーブルソーもスライド丸ノコも使えないことである。
その後本棚1台が完成し、製作する本棚はあと1台となった。集塵機の方はようやく4月21日にある程度組み終え、試験的に使ってみることにした。またこれでスライド丸ノコが使えるようになったので残る1台の本棚も製作可能になった。実は最後の1台は室内側との取合いでどうしても幅を1センチ詰める必要がでてきたのでスライド丸ノコを使う必要があり、集塵機が使えるようになるのを待っていた。
そんな訳でなんとかゴールデンウィーク前に図書室のリノベーションが終わった。厳密にはまだ少し作業が残っているがまあ完成で良いだろう。次は隣の倉庫の棚づくりである。これはゴールデンウィーク中に完成の予定。
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| 図書室の本棚-1 |
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| 図書室の本棚-2 |
少し作業が残っているのでまだ工具やらがテーブルに置いてある。でもここまで来たらあとはのんびり作業すればよい。












