上海がロックダウンになって、注文して出荷後、ずーっと上海のどこだかに留め置きになっていたMacが今日届いた。上海を出ましたよーの連絡が昨日の午後だったので驚くべきスピードだと思う。
ロックダウン遅延と聞いて、こりゃあとひと月くらいかかりそうだな、とあきらめていたので、到着した時はうれしかった。
届いたMacはstudioという新しいMacでMac miniの親玉といった感じ。
ちなみに注文したのは製品発表の1時間後。だから注文一番乗りかな。
コアが1つ(10コア)の方はもっと出荷が早かったようだが、これは2つ(20コア)の方なので時間がかかった。値段は50万円だった。でもProにくらべて半額だから節約になった。
いつもながら箱のこだわりがすごい
外箱の中に白い段ボール箱に入っていた。こだわった箱で開けやすくて取り出しやすい。
この箱だけで結構な手間をかけて作ったのだわかる。
アップルはこういう所を全く手を抜かない。
無駄だと言う人もいるだろうが、私はそんなふうに思う人とは気が合わないだろう、永遠に。
中身は本体、電源ケーブルだけ。あと紙切れ1枚の説明シートとリンゴのシール。
キーボードやマウスは別売。それで全く問題ない。
最近作ったラックに入れた。計画通りぴったり納まった。
だがカメラ用のレリーズを使ったパワーオンスイッチは少し手を加える必要があった。
ネットワークやモニターのケーブルはとりあえず暫定でつないで、起動後miniからデータの移行をした。これもすぐに終わった。
気になる性能だが、まずは3Dの計算のスピードを測ってみた。
Mac studioはロゼッタを使っての実験。結果はminiにくらべstudioは4倍速かった。
ロゼッタでこれなら主要ソフトのネイティブ対応を待たずにすぐに入れ替えても問題無さそう、ということだ。
ちなみにこのMac studio、本体の拡張性はほとんどない。ポートはそれなりにあるが、ビデオボードの交換はおろか、メモリーの増設もストレージの拡張もできない。
だがグラフィックデザインならこれで問題ないだろう。
その後、ソフトの移行もすべて順調に終わった。
そこで改めて計算スピードのチェック。
Shade3DでインテルMacMiniとの比較。
比較する2台は以下の通り
MacMiniは2018モデル、3.2GHz Intel Core i7 メモリー32GB OS10.14.6
Studioは2022モデル、Apple M1 Ultra メモリー64GB OS 12.3.1
イメージサイズは1500pixx2000pix、レンダリングメソッドはパストレ。
以前仕事で作ったデータをレンダリングしてみた。今回はロゼッタではなくアップルシリコン対応のshade3Dをインストールしての比較。
結果は、
Miniが5分25秒=325秒、Studioは1分12秒=72秒だった。
4.5倍高速になったということだ。
ロゼッタで検証したときのMiniとの差は約4倍だったから、ことShade3Dに関してはネイティブもロゼッタもそれほど大きな差はないということだ。
まあこれは、ネイティブが今ひとつなのではなく、ロゼッタが優秀なのだろう。
だからShade3Dでネイティブ対応のver.22がver.20のときのようにすぐに形状編集モードからマッピングモードに勝手に変わってしまい、使いにくいようならver.19まで落として、ロゼッタで使うのもアリ、ということになる。
まずはしばらくver.22で様子を見てみよう。
さて、Studioにはキーボードもマウスも付属していないので、購入することになる。
実は、仕事で1台Macをレンダリング用に借りたとき、今回Macを買うことを見越してキーボードとマウスは購入済みだった。
注文時、残念ながらアップルのサイトを見ると、グラファイトつまり黒のキーボードがなくなっていた。あの歯医者を想像させる白いキーボードしかない。私の机には合わないので置きたくない。
ちなみに私は生涯で歯医者に行ったことは中学生の時に1度しかない。
なので「歯医者を想像させる」などとは想像で言っている。
なぜ歯医者に行ったかというと、学校の健康診断のときに一度も歯医者に行ったことがない生徒は一度は行くように、という訳のわからない担任のお告げのためだ。
歯医者で順番を待ち、口をあけて見てもらって医者が言った、「何しに来た?」。
さてキーボードだが、ヨドバシのサイトで良さそうなキーボードを見つけて注文した。ロジクール。値段もアップル純正と同じくらい。
キーが打ちやすくアップル純正より3倍くらい重量があるので安定していて使いやすい。
もちろんBluetooth接続。
アップルのおかげでいいキーボードが見つかった。もうアップルが黒を復活させても戻ることはないだろう、次もこのロジクールがいい。
なお、アップルはStudioと同時に黒いキーボードを復活させたようだ。でも残念でした、もうこのロジクールが気に入ったので戻る気はない。
純正(手前)とロジクール(奥)並べても違和感がない
このロジクールだが、とてもよいキーボードだが、小さな欠点が2つ。
1つはキーがMacBookのキーボードのように内照式で光るのだが、すき間からの光の方が多く見た目もギラギラした感じで少々下品なこと。
すき間の方が明るいイルミネーション
もう1つはMac起動時にキーボードがつながっていませんよ、のエラー表示がでること。
だがこれらはたいした問題ではない。
イルミネーションはF5キーでオフにできる。一度オフにするとずーっとオフのままだ。もちろんオフで使っている。エラー表示の方はキーを1つポンとたたくと消える。
さてこのキーボード、JISとUSの両バージョンがあるところがよい。
MacのキーボードはUSの方がはるかに使いやすい。
ただし会社で働いていたときはウインドーズもあるし、今のように選べない時代はわざわざ買い直すのも、とJISを使っていたが、自営業なら買い直すのもイチイチつまらん申請もいらない。サクッとJISは捨ててUSに買い換えた。
使いやすさの秘訣はこれはデザイナーならみな知っている、左下のキー配列。
SHIFT、CONTROL、OPTION、COMMANDの4つのキーがとても押しやすい。
キーコンビネーションでは特に重要なことだ。。
ちなみに現在のアップルのJISキーボードはこうなっている。
英数があるばかりでなく、左下にヘンテコなキーが追加になって、そのおかげで最もよく使うキーが小さくなっている。これが非常に使いにくい。
ちなみに以前のJISキーボードはこうなっていた。
これなら我慢して使えた。英数キーのためCONTROLが上に移動してあり、押しにくかったが・・・
だが今のキーボードは全くお話しにならない。
なのでUSを使う。
見た目もシンプルでよい。
USキーボードの欠点はキートップに¥マークの表示がないことと(もちろん打てるが)、@マークがちょっと押しにくいこと。だがキーコンビネーション重視のデザイナーなら間違いなくUSキーボードだ。
と、ハードもソフトもすべて移行が完了し、新しいラックにきれいにおさまり、仕事の環境はほぼ完成と言える。
モニター5台にもだいぶ慣れた。
正面(右)3台が27インチの作業用モニターでStudioにつながっている。
中央が主モニターで右側のモニターにパレット、左側のモニターは参考資料。
3Dアニメーションの設定時は左のモニターがタイムラインウィンドウになる。
左側の一回り小さいモニターがそれぞれMac-miniのモニター。
1つはメールのチェックやスキャナーなどに使い、もう1台は音楽をかけている。
音楽はこのMacからifi-AudioのDAC経由でMcintosh 6450から正面モニターの下にあるYamaha NS1 classicにつないである。
音楽以外にも最近はYouTubeのNASAの中継を流しながら仕事をすることが多い。
ISSでのEVAのビデオがお気に入り。何がイイってナレーションの女性の声がいい。最高のヒーリングヴォイスだ。レイヤ・チャシャという女性。
まあ、あり得ないrことだが、もし秘書を雇うならこういう声の人だといいな、と思う。
要領を得ないうんざりするようなハナシもこの秘書経由なら気持ちよく聞けるかな。