2021年9月8日水曜日

仕事で使うMac


先日スピーカーの修理を始めたと書いたが、「ひと月くらいかけてのんびり修理」などと考えていたのだが、もっとかかりそうだ。

通販で注文したパーツが入荷まで結構時間がかかるらしい。
ということで部品が届くまで一旦中止。梱包して倉庫に入れた。

さて、では何をするかな、と考える。
仕事はあれこれ忙しいが、毎日必ず3時間は最低でも仕事以外の何か自分のための時間を持つことにしている。ダラダラ過ごすのはもったいない。
仕事でモニターをずっと見ているので目が疲れている。残念ながら読書はちょっと辛い。

そうだ、Macのスイッチを何とかしよう。ということで仕事用のMacMiniのパワーオンスイッチを工夫することにした。

その前に仕事用なのにMini?
そうなのだ、もう数年前からMiniで仕事をしている。MacProもいいな、買おうかな、と思ったこともあるが、結局まだMiniを使っている。

もちろん昔は違った。3Dはどうしてもパワーが必要なので一番速いのを使っていた。PowerMac9600/350なんてメモリーをある程度積んで100万円だった。その後G3が出たらすぐに買って、G4が出たら買い替えて、G5も買って、MacPro、ゴミ箱Proなどを経て、今はMiniに変えた。ゴミ箱みたいなProは拡張性ゼロで入出力ポートも特殊で困った。あの旧サンダーボルトに外付けUSB機器をどうやってつなぐのだろう。そして残念なことにあんまり速くなかった。今のMiniと競争すると同じくらい。
なので当面Miniでいいかな、と。

Miniで問題なのは3つ。
ストレージが小さいのでライブラリデータをある程度整理する必要があること。例えばキャッシュや古いメールなど。これは買うときストレージをアップグレードしておけばよかった、と少し後悔。
2つめは構造的に熱が逃げにくく、負荷のかかる作業を何時間もさせると熱で落ちたり壊れること。
最後の3つめがパワースイッチが非常に押しにくいこと。

このうち
ストレージについてはディスクキャッシュや一次ファイルなどを外付けハードディスクに変更し、定期的にデータ整理をすることで何とかなっている。

熱問題は追加ファンとファンコントロールソフトで解決。

ちなみに内部温度を知るには、intel power gadgetというソフトがフリーで手に入る。

これはなかなか良くできていてMac内部各部の温度センサーの数値を表示してくれる。3D計算やビデオのコーディングをさせるとCPUの温度が100度を超えるのがわかる。そりゃ、壊れるよな。

そこでPC用のUSBパワーのファンを4台使ってMacと外付けハードディスクを下から空気を送って冷やすことにした。ファン回すとCPUは100度ギリギリでがんばるようになった。だがもう少し下げたい。

そこでファンコントロールソフトを入れた。

CPUが90度を超えたら内臓ファンを最高速度で回しなさい、と設定できる。これはすごく効き目があった。もう95度をほとんど超えなくなった。おそらく酷使しているファンは何年かで壊れてしまうだろう。でも落ちたり本体が壊れるよりはいい。

有料バージョンもあるが、無料バージョンで十分だろう。
Miniも使いようだ。

さて、最後の問題点、パワースイッチがすごく押しにくいこと。
裏側に手を伸ばして大量の配線かき分けて手探りでスイッチオン。実に面倒で不愉快だ。

指でなく何かで押せるようにしておけばいい。そこで目を付けたのがカメラのレリーズだ。カメラのレリーズといっても今のデジカメ用ではなく、その昔のフィルムカメラの時代のもの。

以前ここにも書いたが、シグマのDPメリルというカメラはレリーズに対応していなかったので、昔のカメラ用のレリーズを使って自作したことがある。
シグマDP2メリルと自作のレリーズ受け



こういう風にレリーズを取り付けて、レリーズを押すとスイッチが入るようにすればいい。むかしむかしMacがモトローラのCPUを使っていた頃はキーボードにパワーオンキーが付いていた。それはそれはスマートで使いやすかった。ステーィーブ・ジョブスが何をとち狂ったかこんなものイラナイ、とやめたらしい。バカタレである。

まあ、実際にはキーボードの規格がADBからUSBに変わったので、キーボードのパワーオンキーが使えなくなったという技術的問題なのだが。USBはコンピューターが起動しないと通電しないので反応しない。

あとMacはMiniをデザインするときにパワースイッチを後ろの押しにくい位置につけた。これは理由はわかりやすい。電源ユニットの近くにスイッチを持ってくることでケーブルの取り回しをなくした、というのと正面から見たときにパワースイッチがかっこ悪いからだろう。まあ、いい。ダメなところは自分で工夫すればいい。

裏側のスイッチのところはこうなっている。
リモートスイッチ



工房にあったプラスチックのパイプで30分くらいでつくったものなのであまり見た目はよくない。

何しろポートは全て塞がっているので配線がすごい。

まあ、これでパワーオンのストレスは完全になくなった。あとはそのうちもう少し見た目を考えて作り直せばいい。ま、そのうち。