2021年9月2日木曜日

いろいろ故障


右手首を捻挫してしまった。特に重い物を持ち上げたとか無理に動かしたとかではなく、ふと捻挫した。だから症状は軽く、何もしなければ少し痛む程度なのでマウスを動かして仕事するには問題ない。だが料理はちょっと厳しい。ドアを開けるのも辛い。ひねるとかなり痛みがある。

それとは別に左肩が重い。肩こりのような状態がもう数日続いている。こちらは我慢できないこともないので、時々腕を回したりしてそのまま我慢して仕事をしている。

今日の朝食はカミさんが代わりに料理しようか、と言ってくれたが、目玉焼きとキャベツ炒めだけならなんとか作れそうだったので作ってみた。

まあ、たまにはこういうこともある。健康のありがたみを感じる。ちなみに夕食は肉まんと春雨スープだったが、肉まんは手首に負担のかかる生地の練りを娘がやってくれたのでたすかった。春雨スープは鶏肉や椎茸のカットくらいなので手首に負担がかかる作業はなし。

さて、故障したのは身体だけでなく、どうも仕事をしながら音楽を聴いているスピーカーの調子がおかしい。デンオンの小型スピーカーでSC-E717Rという1990年代のスピーカーだ。サランネットを外してチェックするとツィーター(高音用のスピーカー)のコーンが劣化しガサガサになっている。


DENON SC-E717R 確か90年代の後半に買った覚えがある。

さて、どうするか。
ツィーターの修理は不可能だから、DENONを使い続けるにはツィーターを交換するしかないが、もちろん同じ物は手に入らないので代替えのツィーターを探す必要がある。


ガサガサのツイーターを外してみた。修理は無理そうだ。

家には他に、ダイアトーンのDS-200ZAという小型スピーカーがあったはず。DENONより一回り大きいが、当面それでも使うか、と引っ張り出してきた。


引っ張り出してきたダイヤトーンDS-200ZA

ところがこれもダメだった。ウーファーのエッジがボロボロだった。このスピーカーも1990年代の後半に買ったように覚えている。まあいろいろ寿命なのだろう。


エッジがボロボロで少し触ったらパラパラと剥がれ落ちて孔が空いた

だがエッジの交換はそれほど難しくはない。やってみるかな。
だが修理するとなると材料を買って修理する必要があるから、すぐには使えない。
残すは図書室で使っているヤマハのNS-1というスピーカーをしばらく使う方法だ。
図書室ではほとんど音楽はかけないので問題ないだろう。
しかたがない、ダイヤトーンよりさらに一回り大きいが、背に腹は代えられない。
持ってきて置いてみた。

このNS1classicというスピーカー、きちんと設置するととても良い音で鳴るが、設置条件が悪いとお粗末な音しか出ない。つまり扱いの難しいスピーカーなのだ。いろいろ設置条件を変えたうち最も良かったのは後ろと横にがっちりした壁がある場合で、悪かったのは後ろの壁から距離があるとき。つまり今回のような使い方だ。



ヤマハのNS-1。サランネットは外すとこうなっている。
ツィーターがモニターに隠れるので上下逆に置いた。
このヤマハも購入したのは同じ時期だったように記憶しているが、作りは一番良い。まだまだ全く問題なく使うことができる。

さて、DENONとダイヤトーンはどうするか。両方とも修理することにした。
DENONはツィーターの交換、ダイヤトーンはエッジ交換。
両方のスピーカーをバラしてみた。

まずは、DENON。
ユニークな構成のスピーカーだ。2way3スピーカーだ。おもしろい。
ウーファー2台は問題なさそう。予定通りツィーターを合うのを探して交換しよう。


DENONの内部、エンクロージャーは天然木だが軽い。中にウーファーがもう1つ。

次にダイヤトーン
こちらはいろいろ問題ありだ。
ユニットを外すと、エンクロージャー(箱)はガサガサの質の悪いMDFの化粧合板で、ユニット開口まわりも切りっぱなしガサガサのまま。なぜかクロスオーバーネットワークが入っておらず、ウーファー直つなぎ、ツィーターはコンデンサー1個のシンプルなハイパスで、なんと抵抗直列でゲイン調整している。まあいろいろ理由はあるのだろうが、「音質劣化の原因となるネットワークを排し・・・」とか宣伝文句が目に浮かぶ。だが、あまり感心しない。


なんじゃこれ?といった感が否めないチープなハイパスフィルター
基板ではなくベニヤ板に糊で留めてる。しかも糊づけも雑。

ダイヤトーンは90年代の終わりにオーディオから撤退したメーカーだ。オーディオ全盛期が70年代〜80年代。調子に乗って拡大したメーカーは90年代後半かなり苦しんだ。とにかく利益を出さねばと、なりふり構わずのモノづくりだったのだろう。
そんな時期のダイヤトーンだ。まあ仕方がない。

ウーファーのネジは見えないようになっているので小さな木ネジで、ツィーターの木ネジより小さいのには笑ってしまった。

普通ウーファーはツィーターにくらべて10倍くらい頑丈に留める。ねじならちょうどこの逆くらいだろう。つまり今ウーファーを留めてあるネジがツィーター用で、ツィーターのネジがウーファーだ。

ダイヤトーンのユニット取り付けネジ、左のデカいのがツィーター用で右のちっこいのがウーファー用。こんなのはじめて見た。

でもこのダイヤトーン、粗大ゴミで出すのはかわいそう。なんとか助けてあげるからね。
ということで修理計画を考えた。
一旦全部バラし、ガサガサのエンクロージャー内部はいい加減な吸音材を全部捨てて、サンドペーパーがけをして、部分的にパテ処理の後塗装する。塗装することで木材の劣化はかなり抑えられる。
吸音材は全部入れ替える。
ハイパスフィルターをやめてクロスオーバーネットワークを入れる。
ウーファーのエッジを張り替える。

身体の調子が悪く、仕事はかなり忙しい。
そんな時期にスピーカー2セットの修理なので、あわてず少しずつ進めることにする。
基本、作業は夜だけ毎日1〜3時間くらい。必要なパーツはすべて通販だ。

DENONとダイヤトーンあわせて1ヶ月くらいかかるかな。