2024年11月13日水曜日

古いレコード、古い映画、図書室

 今日は池袋に先日製作した模型を運び設置した。カミさんと娘も手伝ってくれた。帰宅後、以前読み込んだFM Transmission BarricadeをiTunesで聴いていると懐かしいFra Lippo Lippiがかかった。ノルウェーのデュオグループ。昔、芝浦のライブハウスにカミさんと結婚する前に聴きにいったことがある。ものすごく混んでいて途中で出てしまったが。確かレコードがあったはず、とレコード棚を探すと出てきた。

Fra Lippo Lippi と Isabelle Antena と It's Immaterial


ついでにIsabelle AntenaとIt's Immaterialも。Antena(アンテナ)の方は1年くらい前にも聴いた。これもコンサートに行ったことがある。まあまあだったかな。ちなみにAntenaはフランスのグループでボーカルの女の人の名前がIsabelle Antenaでグループ名がAntena。ベルギーのクレプスキュールレーベルからレコードが出て、のちに他のレーベルからも出たようだがクレプスキュール時代がよい。It's Immaterialはイギリスのバンド。歌詞は小学生みたいだけど曲作りがうまい。

レコードは保存が良いと何年経っても劣化しない。特に皮脂に気を使う必要があるがレコードをあつかう前に石けんで手を洗えば問題ない。手を洗わずにレコードに触れるとどうしても皮脂がレコードのフチに付く。このフチの皮脂にカビが生える。カビはスリーブの中で盤全体に広がる。そうなるとクリーニングしても完全にはなくならない。相手はカビである。根を生やすのでとれない。いろいろなレコードクリーナーがあり、中には盤を水槽に漬け超音波でクリーニングするものまである。これでダストは取れるだろうがカビはどうだろうむずかしいと思う。それより毎回丁寧に石けんで手を洗えばクリーニングはベルベットのレコードクリーナーで軽く拭くだけで十分である。その方が結果として楽である。レコードに限らず汚れたものをキレイにするより、汚れないようにするほうがトータルでは楽なことが多い。たとえばバスルームにカビが生えたとする。タワシでゴシゴシやってもなかなか落ちない。レコードはタワシなんて使えないからカビを完全に落とすのは不可能だと思う。

私のレコードはもう何十年も前のレコードでもほとんどノイズはない。この3枚、今日はもう遅いので今度聴くことにしよう。

夕食の時カミさんが久しぶりに古い映画を観ていた。オードリーヘップバーンとケーリーグラントのシャレード。オードリーヘップバーンはローマの休日の10年後だが10年でずいぶん歳を取ったなぁ。映画そのものもそれほどおもしろくない。


だが、この映画ですごく気に入っているシーンがある。それはこのおじさん。すごくいい。これ、今の日本人なら少なからずなんとか金を取ろうとするだろう。だがこのおじさん、何かの間違いだと思ってました、と何も要求せずニコッと微笑み返してくれる。
傲慢な金持ちと哀れな貧乏人ばかりになった今の日本人の何パーセントくらいがこのおじさんのように生きられるだろうか。もらえるものならもらわなければ損、ダメ元で理不尽な要求をしてみる、私はカワイソーな人だから・・・、そんなのばかりになってしまった今、この映画のこのシーンは実に気持ちがいい。そして自分は何があってもこういう風に生きたいな、と思うのだ。


さて、現在仕事はだいぶ少なくなり、今現在アクティブな仕事はほんの数件となった。つまり自由な時間がようやくとれるようになった。そこで図書室のリニューアルを毎日少しづつ進めている。まずは既存の本棚を少しずらして配置し4台+両側に1台ずつ文庫本の本棚を置き、これらを緊結させた。そして分解撤去する本棚の本やファイルなども一旦積み重ねてこの本棚に入れた。

工事中の図書室



空になった古い本棚は解体して処分する予定。

空になった本棚とラック


寒くなると作業は辛くなるが、のんびり毎日少しずつ作業することにした。終わらなければ来年の春までお休みして暖かくなってから再開したのでもよいかな、と思っている。考えてみれば仕事ではないので期限を切って必死になる必要もないと考えを変えたからである。だから予定も立てない。

今日は池袋の設置のあと、カミさんと娘と軽く食事をしてそのあと喫茶店でコーヒーを飲んでのんびりした。チェーン店の喫茶店。コーヒーの味はまあまあで、こう言っては何だが家で作るコーヒーの方が美味い。食器はこれはロイヤルコペンハーゲンかな、まあまあ。でもまあ落ち着いた雰囲気だしのんびりはできるので時々利用する。

コーヒー