2021年7月31日土曜日

オーディオの雑誌


今日は久しぶりにオーディオ雑誌を買ってみた。
私はオーディオマニアではないので、今までもほとんどオーディオ雑誌を買ったことがない。
今日はカミさんと娘がワクチン接種だったので、近所の病院の往復だが心配なので付いて行った。
私も数日前に接種が終わり、その時はカミさんが付いてきて待っている間スーパーで買い物をしていたらしい。

今日は二人が病院にいる間、私も時間つぶしにパン屋でパンを買い、本屋で立ち読みをしていた。あまり人の多くない所で、そこでこの雑誌を見つけペラペラと眺めていたら、終わったよー、とメッセージが届いた。まだ3分も見ていない。まあこれも何かの縁と思い、読みかけのこの雑誌を小脇に抱えて迎えに行った。1600円くらいと安かったし。


オーディオ雑誌というのは、オーディオ評論家とか雑誌の執筆者によって、市販のオーディオ機器のレビューや紹介などが掲載されている雑誌で、他に音質の良いレコード盤やCDなども紹介されることもある。

残念ながら、記事の内容はどれも似たり寄ったりで全く信憑性に欠けるもので読む価値は全くない。もう、ほんとうに笑ってしまう「音の細部まで表現する」とか「おしつけがましいところがない」とか「情報量が多い」とかもう毎回同じ単語やフレーズの使い回し。たぶんこの人たちはメモ用紙に「批評用語集」を持っているに違いない。

ではなぜ買ったのかというと、アナログオーディオプレーヤーは見た目が好きだから写真をペラペラと眺めたかったから。
オーディオ機器の中で、レコードプレーヤーは別格なのだ。レコードをのせて回転する佇まいは、とてもよいものだ。
なので、「世界のアナログプレーヤー」というタイトルに惹かれて買って帰った。

ちなみにレコードプレーヤーというのはレコードを回転させる装置で、音を拾うのはプレーヤーに付いているカートリッジなので、音質はカートリッジで決まる。

カートリッジをつけるトーンアームもそこそこ重要だ。

カートリッジはレコード盤に刻まれた微細な溝をトレースし電気信号に変えるので、振動を極端に嫌う。なのでレコードプレーヤーは振動しないことと、回転が一定でムラがないことが求められる。それ以上でもそれ以下でもない。

微細な振動はどうしても避けられないから、それを味付けにするような傾向も見られるが間違っている。

なので、レコードプレーヤーのターンテーブルは、様々な音のある空間で無音レコードを再生し、再生ノイズを計測すればその性能がはっきりするはずだ。

だがこういう雑誌でそういうことをやったのを見たことがない。なぜか?

実験結果を掲載すると、点数の低かったメーカーは怒って、広告掲載を打ち切るぞ、と脅すからだ。なのでなんだかよくわからない前述の使い回し批評のオンパレードになる。

レコードプレーヤーは回転装置なので、せめて軸受けがどうなっているかくらい横並びで比較があっても良さそうなものだがそれもない。

ひたすらメーカーの意味不明の定性的な宣伝文句がならぶ。オーディオがオカルトと呼ばれ完全に廃れてしまった元凶は今も健在だ。

ユーザー紹介ページも、そもそも耳がもうダメでしょ?という老人ばかりだ。

いい音でいい音楽を聴きたい、なんて特別なことでも何でもないと思うのだが、やれやれ困ったものだ。

まあ写真はキレイだったので、ペラペラ眺めるのは楽しかったけど。