塩ビ管VU50をダクトとして、他にサイクロン集塵装置、蓋付きのペール缶、古い掃除機のファンモーターを使った。
完成した集塵システム
また、つなぎ口の下には工作機械を使うときのコンセントも新設した。コンセントの集中オンオフスイッチを付け、二重切りの安全対策を行った。
製作は掃除機のファンモーターの改造、工房の部屋の清掃と部分改修、吸塵ダクトの製作の3つを並行して行った。
掃除機をバラしてファンモーターと基盤、手元スイッチの基盤などを丁寧に取り出し、全て洗剤の入ったバケツで水洗い。モーターのグリスが流れてしまわないように水洗いは手短に。ほんとうはモーターは水洗いしたくなかったのだが30年以上使った掃除機なので埃だらけ。仕方がない。水洗いのあと3日間乾かす。
集塵機配線はまだ整頓していないのでごちゃごちゃしているが・・・
ダクトはヨドバシに部品を注文した。塩ビ管、エルボ、キャップ、チーズなど。これらをレイアウトに沿って組んでいく。
集塵ダクト
ちなみにチーズとは本当はティーズで、建設現場のリポビタン・デーな人たちにも発音できるようチーズ。
部屋の方はダクトを通す孔を空けたり電源工事など。あわせて部分的に掃除もした。
つなぎ口と吸塵機のリモートスイッチ
下に写っている鉄筋は集塵機とは関係ない、重石用の鉄筋
さて、当初4日間くらいで完成すると思っていたが、どの工程も予想以上に時間がかかり、結局1週間かかった。
もちろんこれも仕事の合間に作業したのだが、合間だけでは済まず、ほぼ半日はこの作業に追われた。
ファンモーターはむき出しでは怖いので100均の手桶を加工してカバーを作った。基盤も同じく100均のプラスチック製弁当箱を加工した。基盤には1か所放熱版が付いていてこれがアルミ板をL型に曲げたシンプルでかさばるものだった。コンパクトなCPU用のヒートシンクに交換した。弁当箱は孔を空けヒートシンク部が出るようにし熱がこもらないようにした。手元スイッチはリボンケーブルに小さなチップがハンダ付けしてあるものだったので、チップ部分を切り出して、リボンケーブルの表面を削って金属部分を露出させて細電線をハンダ付けし、スイッチは交換し、リモートスイッチボックスに作りかえた。
こういう細々とした加工に時間がかかり全体で1週間となったわけだが、時間はかかったが、なんとか完成し使えるようになったのでよかった。
ほぼ満足しているが不満、つまり失敗もいくつかある。
1.まずチーズを使って二股にしたが吸い込んだゴミは直進し反対側のパイプにある程度溜まること。これはチーズではなくY形の継手を使うべきだった。
2.モーターにはニードルフェルトの防音ダスト受けカバーを付けたがそれでもまだ音が大きいこと。ファンモーターを別置にし、厚手のニードルフェルトでしっかり囲うべきだった。
3.最後につなぎ口のキャップを全て塞いだ状態でスイッチを入れるとモーターやパイプに結構な負荷がかかること。これは何らかの安全装置を仕込むべきだった。
1〜3、今から改造することもできるが、これ以上時間をかけたくないので一旦これで完成とする。時間が合ったら2は対応したいとは思うが。
その後、余っていたアルミフレームを加工して正方形にし、写真を飾ることにした。工房はチャレンジの場なので船首像(フィギュアヘッド)のようなのがいいかな、とこの写真にした。
