2023年2月8日水曜日

ミシン糸のケースづくり

 裁縫や革細工の道具は使用頻度が低いのでいままでテキトーに収納していた。縫い糸はキャビネットの引き出しに箱に入れてあったが糸巻きとボビンとでいつもごちゃごちゃで気になっていた。仕事は今年に入ってから結構忙しいのだが、仕事の合間に収納箱を作ることにした。

今回はなぜか材料を全て百均で調達することにした。セリアという百均があって、娘とカミさんが時々利用している。私はいつも近くのベンチに座ってのんびり待っていたのだが、ある日一緒にお店を覗いていると木材を売っているのが目に入った。塗装済みの15センチx45センチ厚さは8ミリくらいの板。あまり品質は良くないがそれがかえって味があっていいかも、と何枚か買って帰り工房用の工具入れを作った。


イイ感じでできたので、さらに材料を買い足し工具入れを10個ほど作った。なにしろ百均である、この箱一つの材料費は250円である。黒っぽい塗装済みの板が2枚と底板用の薄い板が半分で合わせて250円。

この箱、書斎の画材入れにもいいかもと考えさらにいくつか作って書斎でも使っている。


そして次に考えたのがミシン糸のケースだった。ミシン糸は今使っているダイソーという百均で買ったプラスチックの箱に入っているのをそのまま引き出しとして使い、外側をこの木材で作ることにした。

最初に簡単な図面を描いてみた。


作りは単純、まずはその木材で箱の上下と左右を作り接着する。その際裏板用のほぞをトリマーで加工しておく。裏板もセリアで売っているベニヤ板で30センチx45センチだったかな、100円。

箱の端材でレールを作りプラのケースを引き出しとして使う。ちょっと難易度が高いのがトリマーかな。


これが材料、すべて百均で調達。プラスチックの引き出しがダイソーで1つ100円を10個で1000円。その下のプラ板は引き出しの仕切りを作るための厚めのPPシート、ダイソーで100円が2枚で200円。
ケースの板は黒っぽい着色済みの板材、セリアで1枚100円、これを6枚で600円。裏板もセリアのベニヤ板1枚100円、これは1枚で足りた。
さらにセリアで小さな蝶番6個入り100円とダイソーでマグネット8個入り100円、さらに塗料と筆をダイソーで200円。材料費の合計は税込みで2500円くらい。

糸も引き出しから出して並べてみた

全部で50個ほど、この先増えることを考えて全部で80個ほど収納できるようにした。

仕事の合間の作業なのでとてものんびり。箱を作りレールを取り付けるまでに3、4日かかった。

箱を2つ作り蝶番で留めた。板が弱くネジが効きにくいのでセリアの安い蝶番を6個使った。最初にドリルで下穴をあけ、その穴に木工用ボンドを水で薄めたものを何回かそそぎ、補強し蝶番を取り付けた。

その後マグネットを埋め込んだり持ち手を付けたりして完成したケースがこれ。

引き出しは一旦9個にした。これは針山を入れると高さがたりないので。ただしこれははじめからそのつもりだったので問題ない。針山を新たに作ることを前提にしたため。なので新しい針山ができるまではこの状態で使う。

まあまあよくできた、なにしろ材料がすべて百均、「貧乏大作戦」である。

とくにこの木材、とても気に入ったので、次は革細工の道具入れを作る予定である。
革細工のケースの方はプラの引き出しは不要なのでたぶん材料費は2000円くらいだろう。
これと合わせても4500円ということになる。

4500円といえば・・・

先日買ったエーコの「世界文明講義」が4600円、ま、だいたい4500円。
「オペラの20世紀」をようやく読み終わり、次がこれ。
ウンベルト・エーコは「薔薇の名前」が有名だ。ショーンコネリー主演で映画化もされた。映画もいい。猟奇殺人的なテーマで食事をしながら観るような映画ではないけど。
著作としては「もうすぐ絶滅する紙の本について」というのがある。本としての佇まいは良いが中身は今ひとつ、対談だから仕方がないが、エーコの良さはその文体にあり、それが微塵もないのであまりおすすめできない。でもイコンとして本棚に置くのはとても良い。そういう本。ベルベットのバナナアルバムみたいな。


次がファウストのCDとベルトークの青ひげのDVDが合わせてだいたい4500円
ファウストの方はクルターグというハンガリーの作曲家の現代音楽、歌詞も何も知らずに聴くと厳格なバイオリンにあわせて頭がおかしくなった歌手が歌っているような音楽。歌詞を見ながらでないと聴いていられない、でもおもしろい。
青ひげの方は有名なオペラだが今まで敬遠してきた。理由はストーリーがシンプルで、30分くらいのテーマを1時間かけて少々冗長な感じがするので。だが読み終わった「オペラの20世紀」にこの曲に関してとてもおもしろいことが書いてあったので、それでは気を取り直して、とDVDを買ったのだが、あら残念、オペラ公演のライブではなく、ビデオ作品だった。見たかったのは照明と音楽の関係だったのでがっかり。仕方がないのでもう1枚と思って探すとハンニガンのがBlu-rayで出ていた。だがよく見ると演出が大嫌いなワリコウスキーだった。危ない危ない、もう少しでオーダーするところだった。ハッキリ言う、ワリコウスキーは全く才能がない。音楽というものを理解していない。テレビCMでもつくればいい人だと思う。テレビCMのセンスがあると言いたいのではない、私の目の届かない所に消えて欲しいという意味だ。


さらに新しくショッピングバッグ用に買った布地がこれも4500円くらいだった。
ショッピングバッグは昨年いくつか作って近所のスーパーマーケットに行くには充分なのだが、コンパクトに折りたたむことができて、しかも画材屋でA2サイズのボードを買ったときに持って帰るのが楽なバッグが欲しいのでもう一つ作ることにした。コンパクトとA2と街歩きがキーワードである。つまり大きくて軽くておしゃれなことが求められる。そこで布地を丈夫そうだが少し薄手のものを選び、色使いにこだわった。で、先日新宿に散歩に行ったときにオカダヤで購入した布地。たぶん使うのは購入した半分以下だが、布地はいつも多めに買うことにしている。だからウチには布地の入った段ボールが10箱くらいある。今回はショルダーベルトも布地で作る予定。

さて、何が言いたいのか自分でもサッパリわからないが、ま、近況を書いておくのもよいかと。