2026年4月18日土曜日

コンピューターラックの掃除

 毎年4月末からの連休にはコンピューターのラックと機器の掃除をするのだが、今年は4月初旬からヒマなので予定を早めることにした。作業的には掃除が主だがついでにケーブルを全て外してレイアウトを調整したり、外したMacや外付けハードディスクも掃除する。

1年でラックもMacもハードディスクも結構な量の埃が付く。埃は放熱の大敵だし埃っぽいものをそのままに使うのも精神衛生上よくない。そこで年に一度、徹底的に掃除するのである。

ラックは棚板にうっすら埃が溜まっている。また外付けハードディスク用にラックに設けた冷却用チャンバー内やチャンバーファンにも結構埃が付いている。掃除機やウェットティッシュなどで丁寧に掃除する。機器を外してラック全体を掃除するのに1時間半くらいかかる。

次に機器を1台ずつ掃除する。Macは3台置いてあるので1台ずつ作業テーブルに運びまずは掃除機で外側の埃を取り除く。次に裏ぶたを開け中の掃除をする。裏ぶたはMacMiniは簡単に開くがMac studioはちょっと面倒だ。

Mac Studioは、まず裏返しリング状の黒いゴムを外す。このゴムは両面テープで留まっているのでヘラなどで部分的浮かせて手でゆっくり剥がしていく。ちょっと面倒だが丁寧に時間をかければ難しくはない。

Mac Studioを裏返すと黒いゴムのリングが見える

リング状のゴムを外すとネジがあるのでこれを外す。

黒いゴムのリングをはがすとネジが見える

特殊ネジなので専用のドライバーが必要だ。星型のドライバーだ。T8やT9というドライバーを使うのだが、必ずぴったりのサイズのものを使う必要がある。ドライバーが大きいと入らないしわずかでも小さいとねじ山を舐めてダメになってしまう。ドライバーは1本確か700円くらいだった。高いものではないのでT5からT10まで揃えておくと安心かもしれない。Amazonあたりで探せばセットで安いものもあるだろう。

特殊ドライバーでネジを外す

外したネジは必ず小さなお皿などに入れておく。100均で売っている無地の小皿などが便利。今回は単純作業なのでその辺に置いてもなくす心配はないが、習慣として必ず皿を使うことが大切。さて、これで裏ぶたが外せる。

Mac Studioの裏ぶたをはずしたところ

いよいよ内部の掃除だが、掃除機にノズルを付けて掃除するのはダメ。その理由、1つは掃除機のノズルの先端をデリケートな内部機器に当てない方がいい、ということ、そしてもうひとつは、掃除機は静電気が起きやすく、ノズル先端からMacの基盤などに万一放電するとMacが壊れてしまう危険があるからだ。基本的にこの手の電気機器内部は掃除機は使わない方が良い。掃除には基本、エアーダスターを使う。圧縮空気のスプレー缶である。ただしこれを使うとかなり埃が舞うので使用する際は、ベランダや庭など外の方がいい。ウチでは工房で作業する。

さて、ここまで書いてきてこう言うのも何だが、Mac Studioはあまり内部に埃が溜まる構造にはなっていないので、必ずしも毎年開けて掃除する必要はない。私は念のためやっているが、開けるたびに今回は開けなくてもよかったかも、と感じる。ただし裏の吸気口の部分には埃がかなり付いているのでここは掃除機でキレイに埃を取り除いた方がよい。内部ではないので掃除機が有効だ。エアーダスターで吹き飛ばすとかえって埃が中に入ってしますので、ここは掃除機がよい。

次に外付ハードディスクの掃除。これは通風口から掃除機で中の埃を吸い出し、周りは固く絞った雑巾やウェットティッシュで拭く。

1台ずつ丁寧に掃除したらラックに戻し再配線する。

再配線する

配線ケーブルには両端に接続する外付機器のネームタグをつけておくとあとから配線のアレンジなどをするときわかりやすい。特にウチのように接続する機器の数が多い場合このネームタグがあると無しでは後々メンテナンスのやりやすさが10倍違う。

タグを付けたケーブル

この写真は短いケーブルだが、ケーブルが長くなればこのタグがとても便利になる。モニターを何台もつなげている場合など、どのケーブルがどのモニターなのか一目でわかり便利なのだ。

というわけで作業完了。

作業完了


今回、仕事用のハードディスクを1台大容量のものを新規に購入し、入替をおこなった。データの移動は夜の作業で2晩で完了した。今回購入したハードディスクは16TBなので、現在の8TBから2倍の容量になった。これで今後数年は大丈夫だろう。ただし16TBのハードディスクは10万円ほどするので、今回購入したのは1台のみで、バックアップ用は8TBを使い続けることにした。これは来年買い換えればよいだろう。それまでに容量が圧迫してきたら余った8TBが2台あるので分散してバックアップを取ればいい。

その後、ラックの正面側の側板を少し手を入れることにした。この側板は木材の芯材に布地を貼ってあり、本体にはマグネットで留めてある。どうしてこうしたかは2つ理由があり、ひとつはラックを製作したときに手持ちの材料の幅が足りなかったこと。もう一つは機器の手入れなどのとき一部が外せた方がメンテしやすいと考えたからで、その判断は間違っていなかったとおもう。問題はマグネットが弱く、ちょっと触れただけで簡単に外れてしまうことだった。ほとんど触れる心配のない場所なので今までは外れたらまた付ければいい、とそのままにしていた。幸い今はヒマである。また模型製作で使った強度のあるマグネットもたくさん余っている。ということで付け替えることにした。