2022年4月22日金曜日

ホリのカバンとチマチマしないデザインが好き


今日は打合せ。打合せ資料がかなり多くなったので、いつものショルダーバッグには入らない。久しぶりに掘のカバンを使う。
堀というのは、新橋にある堀商店という建築の金物の会社で、ドアノブや錠などを作って販売している。
モノは確かで品質は世界でもトップクラスと断言できる。
久しぶりにWEBで調べると本社移転のお知らせがあった。堀はあの古い本社ビルあっての堀だと思っていたし、値段は高いが確かなモノづくりでずっと続くように思っていた。何かイヤな予感がする。大丈夫かな?頑張ってほしいな。

さて、堀はその昔、1種類だけだがカバンも作っていた。その古い本社ビルのショールームで一目見て気に入って、お店の人に「これいいですね」と言うと、「そのシリーズはそこにあるだけで終了で、新しいのに変わります」と言われた。1種類だがカラーは3つあった。赤と黒そして茶だ。
新しいのはあまり好みではなかったので、その場で買うことにした。茶を買った。
もう30年以上昔の話だ。

そのカバンがこれ

ホリ(掘)のカバン




作りがしっかりしているので、まだまだ問題なく使える。
ベニヤ板に本革を巻いたボディ、取っ手や鍵はそれが専門の堀である、とても丈夫だ。
少々重いのがつらいが、気に入ってこれで海外出張にもよく行った。
あまり多くは入らないが、4、5日の出張ならギリギリ何とかなった。
海外出張はほぼ毎月だったので、慣れてくると荷物をかなり減らすことができた。このカバンでも結構イケた。

アメリカ各地を1週間という出張もこのカバンで行ったのを思い出す。下着やYシャツは自分で洗って洗面所に干したりした。
同行したクライアントのスタッフが「ウチに打合せ来る時もアメリカ出張も同じカバンなんですね!」と驚いていた。「コレしかないんです」と答えておいた。もちろんそんなことはないが。
このカバンは立てるとイスのように座ることもできる。だからイミグレなど無駄に長く待たされるときはよくイス代わりに座って本を読みながら時間をつぶした。これがとても便利だった。

カミさんはこれを「寅さんバッグ」と呼んだ。フーテンの寅さんがこんなカバンを持っているらしい。以前気になって映画を観てみた。少し違っていた。寅さんのカバンは上に座れるほど強くはなさそうだった。まあいいか。カミさんがそう呼んで以来、ウチではこれをずーっと「寅さんバッグ」と呼んでいる。
中はベルベットが貼ってあり、大きなポケットが一つあるだけで、細かいポケットはない。


実はそれが気に入って買ったようなものだった。ペン差しが付いてます、財布入れ、パスポートはこのジッパーに、ここには名前を書いた紙が入れられます、みたいなチマチマしたカバンは嫌いなのだ。
カバンに限らずチマチマしたデザインは昔から嫌いだ。

それで思い出した。昔冷蔵庫を買うとき、国産の冷蔵庫は大型でもどれもチマチマしていて気に入らずGEを買った。
当時の国産はどこのメーカーもみんな同じで、卵を買ってきたらケースから出して1つずつ並べて置く「チマチマ卵入れ」とか「チマチマバター入れ」とか、太めのボトルが入らないギリギリサイズの「チマチマドアポケット」とか、全ての作りがみみっちかった。麦茶用のしゃれたデザインのクーラーボトルは冷蔵庫のドアポケットのせいで使えない。
今はさすがにチマチマ卵入れはなくなったが、なくなるときはどのメーカーもみんな揃ってなくなる。本当に日本はどこもかしこも「村社会」だなぁ、と感心する。

で、GEはどうかというと、とても作りがおおらかだった。当然卵入れもバター入れもない。棚にはスイカが丸いまま入れられた。ビール瓶も大瓶が立てて棚に入れられるほどだった。すごく気に入ったのだが、問題もあった。おおらかなのは性能もそうで、氷が溶けたり固まったりした。
電気代も国産の同じ容量の冷蔵庫の3倍以上かかった。

このGEが壊れたとき、GEはもうないし電気代かかるしで、カミさんと今度はどうしようかね、とヨドバシカメラに見に行って驚いた。国産から卵入れがなくなっていた。しかも全メーカーすべて。
スーパーで卵を買ってきてチマチマ並べる日本人が一斉にいなくなったということだ。
こういうこと、冷蔵庫に限らず、実はたくさんある。時代が変わった、で済ますのも良いが、卵が変わった訳ではない、変わったのは人の方だ。

今「あったりまえ」ということがじつは当たり前でも何でもない、というのがたくさんあるのだ。

だから「そういうものだ」とか「そういうものじゃない」とかいう人を私は絶対信用しない。今までも、そしてこれからも。

さて堀のカバンだが、このカバンには盗難防止のワイヤーが付属しており、カバンのロックにつなげることができる。
このワイヤーが太い。5ミリのワイヤーだ。
こういうところがほんとうにいい。

太いワイヤーとかわいい鍵

2022年4月18日月曜日

オムライスとマカロニサラダ


今朝はオムライスとマカロニサラダをつくった。
オムライスは、ふつうはケチャップだがウチではトマトピューレ5に対しケチャップ1くらい。もっと少ないかも。計って作るわけではないので、まあだいたい。

まずベーコンとマッシュルームか椎茸と玉ねぎをサラダ油である程度炒める。オリーブオイルでもよい。


次に電子レンジで温めた冷やご飯を入れる。


3分くらい炒める。途中でお好みでチキンコンソメを少し入れる。


フライパンの中身を片側に寄せ、空いたスペースにトマトピューレとケチャップを入れ、火は中火で少し水分を飛ばす。




お気に入りのフライパン、柄が金属なのでこうやって使っても柄が燃えない
全体を混ぜてさらに2、3分炒めたら一旦火から下ろし、冷ます。


冷ましているところ、そのまま放置で10分、扇風機で風を当てると3分かな
その間にマカロニサラダを作る。マカロニは茹で終わったら、別に炒めておいたベーコンのフライパンに入れてベーコンのあぶらをなじませながら2分くらい炒める。


ベーコンはどんな料理でもしっかり焼く、炒める


そのフライパンに茹で終わりざるにあけ、十分に冷やしたマカロニを加えて炒める
こんな感じ

炒め終わったら、扇風機の風を当てて十分に冷ます。
冷やしている間に、キュウリは少し厚めにスライスし、マヨネーズで和える。この時マヨネーズはキュウリとマカロニの分を合わせた量を入れる。
そこに冷ましたマカロニを入れて和える。

マカロニには直接マヨネーズはかけないことが大切だ。
直接かけるとマヨネーズがマカロニの穴に入りこむ、塩分とカロリーは上昇するが味はしない。まあカプセル入りの錠剤の中身がマヨネースになったようなものだ。
シェル型マカロニでもシェルの窪みにべたっと入りこんでしまい同じようなことになる。
だからマヨネーズはキュウリと和え、水気が出てくる前にマカロニを加えて全体を混ぜる。

器に盛ってスライスしたゆで卵をのせて完成。


オムライスの方は、冷まして水分が飛んだトマトライスのフライパンを火にかけ、バター1かけと大さじ1杯くらいの牛乳を振りかけて再加熱する。


あまり時間をかけて炒める必要はない。冷ます前に十分調理されているので。
冷やすことでトマトピューレの水分を飛ばすのだが、あまりパサパサなのもよくない。
水ではなく牛乳を使うのはコクがでておいしくなるから。
オムレツを作って上にのせるもよし、包むもよし。


卵は平飼い卵を使う
卵は平飼い卵を買っている。ケージ飼いとの価格差は以前は2倍くらいだったが、今は3割増しくらい。


オムレツは鉄のフライパンを使う、帝国ホテルの村上信夫さんがそう言っていた
たいめん軒よりおいしいオムライスができる。

卵1つで包むオムライス



オムライスで難しいのは、卵1つでおいしく作ること。
以前銀座の資生堂パーラーのオムライスは1人前に卵を3個も使うと聞いた。3個使えばそりゃ上手くできるよな、と思ったことがある。

カミさんと私は3個はおろか2個でも多い。なので1個で作る。ちなみに娘は若いので卵を2個使う。カミさんと私は包む派、娘はオムレツのせ派。
ちなみに1個で包むには火加減がたいせつ。
1個でも中はふんわりとろーりにしないとおいしくないので。

コンピューターラックの製作

新しいラック


コンピューターのラックを作り直すことにした。
新規に購入する1台を含む、3台のMacを効率的に配置できて、ケーブルがごちゃごちゃにならないようにする。
これが元の状態。

以前のラック


Mac-mini2台とハードディスク数台が置いてある。
数年前に半日で作った。
半日なので塗装はアクリル樹脂エマルジョン塗料を使った。3時間で乾く。
機器の棚板にはそれぞれ冷却ファンを付けてあるが、ハードディスク置き場は風が当たらないところもあった。つまり棚板に孔を開けてファンを取り付けたが、ファンとファンの間や両端はファンの風が当たらなかった。

また、ラックの後ろ側はケーブルがごちゃごちゃしているのも大いに問題だった。

ステレオもコンピューターも配線がごちゃごちゃというのは気分が悪い。
機器の数が多いのでどうしてもケーブルは多くなるのはしかたがないが、からみ合ってスパゲッティみたいになるのは絶えられない。ものすごくイライラする。
これは性格だからしかたがない。

昔アップルのスティーブジョブスがパワーマックG5の設計の時に、ハードウェアデザインチームに内部を見せられて、「ケーブルを見えないようにしろ」と言ったのは有名な話だ。
スタッフは内部ですよ、見ないですよ、誰も。と食い下がる。
ジョブスは「俺が見る」と答えたらしい。
それで発売されたG5は配線が全く見えないキレイなレイアウトになった。
実に気持ちがよくわかる。
ウチにも1台ある。PowerMacG5。古いデータを開くためだけに保存してある。使うのは年に1回くらいだろうか。
今日は中を開けて掃除をした。3年に1度くらい掃除をする。
小さく作ろうという努力は全くないが、全体はとてもよくできている。Windowsパソコンとは雲泥の差だった。
G5の欠点はCPUの水冷ユニットが大きすぎてストレージのスペースが狭かったこと。この大きな筐体にハードディスクは2台しかのせられない。
また、この水冷ユニットの寿命がこのコンピュータの寿命でもあった。あまり出来のよいものではなかった。
やはりパソコンのCPUはデカいヒートシンクに風をどんどん当てて冷やすのが王道ということだろう。

我が家のG5


ファンとスピーカーを外してクリーニング。

さて、コンピューターのラックだった。
まずはいつものように図面から。

最初の図面


材料を買いにいくヒマがないので、工房に今持っている材料で作れるよう変更したのが、この図面。

変更図面-1


その後、さらに 少し修正した。
変更図面-2


変更図面-3


図面が確定したので木材のカットをはじめる。
工房での作業。
図面を作業台の前に貼ってそれを見ながら1枚ずつ丁寧に切り出していく。
丸ノコでも治具を使えば結構精度が出る。

カットした木材


昔作った棚板を再利用する。ニスで塗装してある。
仕事は忙しいが、計算中はコンピューターラックの製作。
カットした部材は設計図通り組立てる。
接着剤とビスケットジョイントを使う。

組立て中のラック


小さな丸い孔がたくさんあるが、これらがハードディスクの冷却風の孔。孔の下はチャンバーになっていてチャンバーにファンで風を送り、丸い孔から冷却風が出る仕組み。少々チャンバーの容積が小さいがかなり効果があるはずだ。
接着が終わり一晩経って強度が出たら、サンドペーパーで磨き、パテ処理をする。

パテ処理が終わったところ


次に塗装を始める。
塗装を始めるとホコリの出る作業は厳禁なので、まずは工房を掃除した。
仕事の合間の作業だが、仕事の計算1回に2時間〜4時間くらいかかるので、結構まとまった作業時間を取ることができる。

塗装中のラック


ものすごい塗りむらだがこの時点ではこれでよい。
私のニスの塗り方はまず塗りむらを恐れず厚塗りで全体に十分ニスを塗る。
ニスはペンキに比べはるかに乾燥が早い。
それを何度か繰り返したら、サンドペーパーで塗装した面を平滑にする。
そのあと少し薄めたニスを塗って仕上げる。
この方法だと早くキレイに仕上がる。

また、塗装を待つ間にパーツも作り始めた。

Mac-miniの四隅を固定するガイド


これはMac-mini本体をずれないように固定するガイド。
なんでこんなものが必要かというと、MacMiniは軽いのでケーブルの抜き差しで本体が動いてしまうから。
また、以前作ったカメラレリーズを使ったパワーオンボタンも超便利なので今回も採用する。なので四隅を固定して動かないようにする。
これは塩ビ配管用のキャップを加工して製作した。

その他、チャンバーのカバーやリモートスイッチ、電源コンセント、このラックの電源などかなりパーツは多い。

ハードディスクの送風ファンのチャンバー

四角い孔にファンを取り付ける予定。

リモートスイッチの固定金具


上の写真の金具だが強度的に問題があり捨てて別の金具に変更することになった。

次にMacの起動用リモートスイッチ作り。これが製作で一番苦労した部分。
リモートパワーオンスイッチは今使っているコンピューターラックにも試験的に採用し使っているが、とても便利だ。
Mac-miniの電源スイッチは背面にあり押しにくい。毎回手を伸ばして裏側を手探りでスイッチなんてスマートではない。そこで、カメラ用の機械式レリーズを利用してリモートスイッチを作ったのだがこれがとても便利で、今回もそれの発展形を作ることにした。
だが、一度作ってうまくいかず、捨てて作り直した。
2回目は最初の失敗を教訓に再検討したが、それでもなかなか思ったようにはならず製作と調整に非常に時間がかかった。
リモートスイッチの上には送風ファンのスイッチを取り付けた。
送風ファンは3台のMacの下にそれぞれと外部ハードディスクの風を送るために計5台を使用した。市販のUSBファンを買い、電源をUSBから5VのACアダプターに変更、また速度調整は使いにくいスライドスイッチをロータリースイッチに変更した。スイッチは3つ、新しいMac用、Mac-mini2台は1つのスイッチで両方とも同時に、それからハードディスク用のファン2台を1つのスイッチで。
もとのスライドスイッチは、停止<低速回転<中速回転<高速回転の4段階切り替えで、単純に抵抗を直列につなぐことで速度調整をしていた。
不思議なことに、低速回転は10Ω、中速回転は5Ωの抵抗を切り替える仕様となっていた。通常この手の安いスライドスイッチは、ショートタイプだから、このファンでは実害はないにせよ、それぞれの端子間に渡りで5Ωの抵抗をつけて、ポジション1で5Ω+5Ω、ポジション2で5Ωとするのが一般的だと思う。

ちなみにスイッチのショートタイプとは、ポジションAからポジションBに切り替えるときに一時的にAにもBにもつながった状態を通過するスイッチで、ノンショートタイプはAから一旦接続が切れて次にBに入るタイプ。
元のスライドスイッチはショートタイプなので一瞬だが10Ωと5Ωの並列を通過することになる。10Ωと5Ωの並列は3.3Ω。このやり方だと物によっては壊れる。だからあまりやらない。まあ繰り返しになるが今回は問題ないが。

ロータリースイッチに変更する際に5Ω+5Ω方式に変更した。この方が回路もシンプルだし。
電子部品は今回も通販を利用した。

ファンのスイッチの作り替え


USBファンのUSBジャックからスライドスイッチまではカットして捨て、別電源とロータリースイッチに交換した。
将来的なファンの交換を考え、配線の途中にジャックを追加した。
この配線付きジャックはAmazonで購入。
本体の塗装も終わり、各パーツを組み込み調整を始める。

ほぼ計画通りにできた本体とパーツ


次に操作パネルの製作。

操作パネルの加工



塗装


スイッチパネルを取り付け、機器を並べる。

操作パネル取付け


最後にカバーや化粧パネルを取り付ける

化粧パネル


サイドカバーの精度が悪いので作り直す。また、新しいMacが届いたので、ラックに入れて調整をする。

コンピューターラックの完成

背面側の配線カバーも製作。熱がこもるとアウトなので木枠にメッシュを張り風通しを良くした。

背面カバー


本体に取り付けた

背面カバー

ただし今回は配線もだいぶ整理したので、カバーを外してもあまりごちゃごちゃはしていない。例えば外付けハードディスクのACアダプターはコンセントプラグの向きがタテとヨコがある。どちらにも対応できるよう向きの違うコンセントをそれぞれのハードディスクの真下に上下に2つ取り付け、ケーブルの引き回しを最小限にとどめた。

ラック裏側


ほぼ計画通りにでき、満足している。唯一の欠点が、サイドパネルや背面カバーは本体にマグネットで留めているが、膝が当たったりすると時々外れてしまうこと。私ひとりの時は問題ないが、娘がやってきて向こう側のイスを持ってきて隣に座って話をするとき、時々外してしまう。まあ、それくらいなら、とそのまま使うことにした。

2022年4月14日木曜日

新しいMac「MacStudio」と黒いキーボード

上海がロックダウンになって、注文して出荷後、ずーっと上海のどこだかに留め置きになっていたMacが今日届いた。上海を出ましたよーの連絡が昨日の午後だったので驚くべきスピードだと思う。

ロックダウン遅延と聞いて、こりゃあとひと月くらいかかりそうだな、とあきらめていたので、到着した時はうれしかった。

届いたMacはstudioという新しいMacでMac miniの親玉といった感じ。
ちなみに注文したのは製品発表の1時間後。だから注文一番乗りかな。
コアが1つ(10コア)の方はもっと出荷が早かったようだが、これは2つ(20コア)の方なので時間がかかった。値段は50万円だった。でもProにくらべて半額だから節約になった。


いつもながら箱のこだわりがすごい
外箱の中に白い段ボール箱に入っていた。こだわった箱で開けやすくて取り出しやすい。
この箱だけで結構な手間をかけて作ったのだわかる。

アップルはこういう所を全く手を抜かない。
無駄だと言う人もいるだろうが、私はそんなふうに思う人とは気が合わないだろう、永遠に。
中身は本体、電源ケーブルだけ。あと紙切れ1枚の説明シートとリンゴのシール。
キーボードやマウスは別売。それで全く問題ない。


最近作ったラックに入れた。計画通りぴったり納まった。
だがカメラ用のレリーズを使ったパワーオンスイッチは少し手を加える必要があった。
ネットワークやモニターのケーブルはとりあえず暫定でつないで、起動後miniからデータの移行をした。これもすぐに終わった。

気になる性能だが、まずは3Dの計算のスピードを測ってみた。
Mac studioはロゼッタを使っての実験。結果はminiにくらべstudioは4倍速かった。
ロゼッタでこれなら主要ソフトのネイティブ対応を待たずにすぐに入れ替えても問題無さそう、ということだ。

ちなみにこのMac studio、本体の拡張性はほとんどない。ポートはそれなりにあるが、ビデオボードの交換はおろか、メモリーの増設もストレージの拡張もできない。
だがグラフィックデザインならこれで問題ないだろう。

その後、ソフトの移行もすべて順調に終わった。

そこで改めて計算スピードのチェック。
Shade3DでインテルMacMiniとの比較。
比較する2台は以下の通り
MacMiniは2018モデル、3.2GHz Intel Core i7 メモリー32GB OS10.14.6
Studioは2022モデル、Apple M1 Ultra メモリー64GB OS 12.3.1
イメージサイズは1500pixx2000pix、レンダリングメソッドはパストレ。
以前仕事で作ったデータをレンダリングしてみた。今回はロゼッタではなくアップルシリコン対応のshade3Dをインストールしての比較。

結果は、
Miniが5分25秒=325秒、Studioは1分12秒=72秒だった。
4.5倍高速になったということだ。

ロゼッタで検証したときのMiniとの差は約4倍だったから、ことShade3Dに関してはネイティブもロゼッタもそれほど大きな差はないということだ。

まあこれは、ネイティブが今ひとつなのではなく、ロゼッタが優秀なのだろう。
だからShade3Dでネイティブ対応のver.22がver.20のときのようにすぐに形状編集モードからマッピングモードに勝手に変わってしまい、使いにくいようならver.19まで落として、ロゼッタで使うのもアリ、ということになる。

まずはしばらくver.22で様子を見てみよう。

さて、Studioにはキーボードもマウスも付属していないので、購入することになる。
実は、仕事で1台Macをレンダリング用に借りたとき、今回Macを買うことを見越してキーボードとマウスは購入済みだった。

注文時、残念ながらアップルのサイトを見ると、グラファイトつまり黒のキーボードがなくなっていた。あの歯医者を想像させる白いキーボードしかない。私の机には合わないので置きたくない。

ちなみに私は生涯で歯医者に行ったことは中学生の時に1度しかない。
なので「歯医者を想像させる」などとは想像で言っている。
なぜ歯医者に行ったかというと、学校の健康診断のときに一度も歯医者に行ったことがない生徒は一度は行くように、という訳のわからない担任のお告げのためだ。
歯医者で順番を待ち、口をあけて見てもらって医者が言った、「何しに来た?」。

さてキーボードだが、ヨドバシのサイトで良さそうなキーボードを見つけて注文した。ロジクール。値段もアップル純正と同じくらい。
キーが打ちやすくアップル純正より3倍くらい重量があるので安定していて使いやすい。
もちろんBluetooth接続。
アップルのおかげでいいキーボードが見つかった。もうアップルが黒を復活させても戻ることはないだろう、次もこのロジクールがいい。

なお、アップルはStudioと同時に黒いキーボードを復活させたようだ。でも残念でした、もうこのロジクールが気に入ったので戻る気はない。


純正(手前)とロジクール(奥)並べても違和感がない

このロジクールだが、とてもよいキーボードだが、小さな欠点が2つ。
1つはキーがMacBookのキーボードのように内照式で光るのだが、すき間からの光の方が多く見た目もギラギラした感じで少々下品なこと。


すき間の方が明るいイルミネーション
もう1つはMac起動時にキーボードがつながっていませんよ、のエラー表示がでること。
だがこれらはたいした問題ではない。
イルミネーションはF5キーでオフにできる。一度オフにするとずーっとオフのままだ。もちろんオフで使っている。エラー表示の方はキーを1つポンとたたくと消える。

さてこのキーボード、JISとUSの両バージョンがあるところがよい。

MacのキーボードはUSの方がはるかに使いやすい。
ただし会社で働いていたときはウインドーズもあるし、今のように選べない時代はわざわざ買い直すのも、とJISを使っていたが、自営業なら買い直すのもイチイチつまらん申請もいらない。サクッとJISは捨ててUSに買い換えた。

使いやすさの秘訣はこれはデザイナーならみな知っている、左下のキー配列。


SHIFT、CONTROL、OPTION、COMMANDの4つのキーがとても押しやすい。
キーコンビネーションでは特に重要なことだ。。

ちなみに現在のアップルのJISキーボードはこうなっている。

英数があるばかりでなく、左下にヘンテコなキーが追加になって、そのおかげで最もよく使うキーが小さくなっている。これが非常に使いにくい。

ちなみに以前のJISキーボードはこうなっていた。


これなら我慢して使えた。英数キーのためCONTROLが上に移動してあり、押しにくかったが・・・

だが今のキーボードは全くお話しにならない。
なのでUSを使う。
見た目もシンプルでよい。

USキーボードの欠点はキートップに¥マークの表示がないことと(もちろん打てるが)、@マークがちょっと押しにくいこと。だがキーコンビネーション重視のデザイナーなら間違いなくUSキーボードだ。

と、ハードもソフトもすべて移行が完了し、新しいラックにきれいにおさまり、仕事の環境はほぼ完成と言える。

モニター5台にもだいぶ慣れた。


正面(右)3台が27インチの作業用モニターでStudioにつながっている。
中央が主モニターで右側のモニターにパレット、左側のモニターは参考資料。
3Dアニメーションの設定時は左のモニターがタイムラインウィンドウになる。

左側の一回り小さいモニターがそれぞれMac-miniのモニター。
1つはメールのチェックやスキャナーなどに使い、もう1台は音楽をかけている。
音楽はこのMacからifi-AudioのDAC経由でMcintosh 6450から正面モニターの下にあるYamaha NS1 classicにつないである。
音楽以外にも最近はYouTubeのNASAの中継を流しながら仕事をすることが多い。

ISSでのEVAのビデオがお気に入り。何がイイってナレーションの女性の声がいい。最高のヒーリングヴォイスだ。レイヤ・チャシャという女性。
まあ、あり得ないrことだが、もし秘書を雇うならこういう声の人だといいな、と思う。
要領を得ないうんざりするようなハナシもこの秘書経由なら気持ちよく聞けるかな。