毎日かなり暑い。先日工房に冷房を付けたので今年はこの時期でも快適に作業することができる。冷房のおかげでペーパー裁断機のワゴンもほぼ完成し今はニスの臭いが飛ぶまで工房に仮置きしている。工房に冷房を付けた理由はこのワゴンのためではなく新規に受注予定の模型の製作のためで、まだ正式に受注はしていないが、事前に模型屋さんから取った見積もりが完全に予算オーバーで、仕様を多少変更しても予算内に収めるのが難しいことが明らかなので、ウチで製作することになりそうだからである。実は冷房を付けたのは少し前で、正確にはウチで製作となっても慌てずに対応できるようにしたということだが。仮に模型屋さん製作となっても7月〜9月の3ヶ月間工房が使えないのは辛いので、これを機にと考えた。
さて、今日は打合せで飯田橋に行った。簡単なリーフレットと展示会用パネルの制作の打合せ。暑いがジャケット、ネクタイで出かける。私はノーネクタイやノージャケットが嫌いで、気温が30度を超えようが35度を超えようが必ずジャケット、ネクタイで出かける。以前会社で働いていた時も1日中ジャケットを着て仕事をしていた。周りが全員ワイシャツノーネクタイでホーチミンかハノイにいるみたいになっても一人でジャケット、ネクタイで通した。ネクタイやジャケットなしではワイシャツというものは機能しないと考えていたからで、ジャケットやネクタイが嫌ならYシャツではなくブラウスを着ればいいのに、と思っていた。今でもそう思っている。ちなみにアロハやかりゆしでもよいが私はシャツをズボンから外に出すのが露天のインチキおじさんみたいに見えて嫌いで、ダサいと言われようが何と言われようがズボンの中に入れて着る。そうね1950年代のアメリカのファッションかな、マーロウとかガタカとか、ね。ああいうのが好きなのである。これはもちろん自分自身のことで他人のことは気にならない。でもゆるゆるのTシャツにすねの出る短めのパンツ、それにサンダルやスニーカーというのは見るのもあまり好きではない、近所のゴミ捨てじゃあるまいし・・・。
さて、打合せから帰ってしばらくすると今度はテーブルソーが届いた。夕食後開封し組立て、そして簡単な動作確認をした。ものすごい轟音でこれは夜はちょっと使えそうもない、まるでジェットエンジンである。まあ仕方がない。
ペーパー裁断機のワゴンはニスの臭いがしなくなったので、書斎に持ってきて裁断機を置いてみた。普段は下段に置き、使うときに天板にのせる。
ペーパー裁断機は重さが17キロもあるのでどこかにしまっておいて使うときに持ってくるのは大変なのでこの方式にした。この裁断機、手がかりがないので持ち上げるのはちょっと面倒だが仕方がない。少し加工して持ち上げるためのハンドルを付けるのもよいが、それほど使用頻度は高くないので今のままでよいだろう。今日は試しに少し紙をカットしてみた。B4サイズの厚口色上質紙からメモブロックを切り出してみた。以前はカッターナイフを使って4〜5枚ごとにカットしていたので、B4サイズ100枚からメモブロックとして600枚切り出すのに1時間くらいかかっていたが、裁断機を使うと3分で終わった。
メモブロックを切り出しながら、機械の癖や力のいれ加減、さらにストッパーの効き具合などを確認する。メモブロックは失敗しても使えるのでここで十分検証しておく。
その後、印刷所に注文してあった絵本300部が届いた。そう、先日紹介した絵本の印刷が決まったのだ。ちょっと驚きだったが予算縛りが厳しいのでいつもの印刷所は使えずネットの印刷を依頼した。だが費用が安い分サイズは定型に限られる。そこで裁断機を購入し手弁当でカットすることにした。で、届いたのでさっそく加工することにする。
20センチ角にカットするので上下約5センチ(正確には48.5ミリ)と小口側も1センチカットする必要がある。通販でも特注サイズに対応してくれるところはあるだろうが、今回選んだ印刷所は定型のみだった。メモブロックで練習してあったのでスムーズに作業できた。全部で1時間くらいを想定していたが失敗するとたいへんなので丁寧に作業し、2時間ちょっとかかった。
この裁断機、ダイシン商事のDS-858A4という機械だが、値段は2万円弱にもかかわらず性能はとても満足している。重量があるので安定しているが、そこが利点でもあり欠点でもある。つまり使っているときは重量があり安定し使いやすい。びくともしない。だが仮に使用後どこかに収納しようとするならこの重さと手がけのない形状に困るだろう。
私個人的はとても気に入ったので点数を付けると80点くらいだ。満点でない理由は重量ではない。固定ハンドルとプラカバーのためである。固定ハンドルはまあまあよくできてはいるのだが、2時間の通し作業では少々手に負担が大きかったこと。プラカバーは透明でよかったのでは、青は暗いとちょっと見えにくい。あと裁断のためのレバーは差し込み式なのだが少々ゆるゆるでもう少しサクッとはまる方がよいだろう。まあどれも細かなことだが。
さて、裁断機のワゴンはその後工房で余っていた棚板をカットし中間棚も取り付けた。これで完成である。中間棚にはシーラーとラミネータを置くことにした。シーラーとはビニール袋をニクロム線で熱し封をしながらカットする機械で、シュリンクフィルムを使えばドライヤーやヒートガンを使ってぴったり包装することができる。ラミネータはA3サイズまで可能な大型である。どちらも使用頻度は低いが、結構かさばる機械なので置き場に困っていた。これで解決である。両方とも箱は捨てて布地でホコリよけのカバーをかければいいだろう。







