2021年12月18日土曜日

新宿中央公園の紅葉-2

午後、散歩がてら買い物に新宿まで歩いた。雨もあがり午後から晴れの予報。
でもまだ空気に雨の匂いを感じたので小さな折りたたみ傘は持っていった。

カメラも持って行く。
こういう雨の降りそうなどんよりとした曇り空の日の方がいい写真を撮れることが多い。
しかも雨上がりなら地面が濡れていてさらに良い。

娘もついてきた。最近買ってあげた安いズームレンズを持っていくらしい。広角から望遠までレンズ交換なしで撮影できるレンズ。

いつものように新宿中央公園に立ち寄って紅葉を撮る。今年最後の紅葉撮影。


Olympus EM1-II + ZD 50Macro f2.0 f2.0 SS1/640 ISO200
雨で落ちた紅葉のカエデやモミジがきれいだった。

私は今日は50ミリマクロと超広角の2本。


Olympus EM1-II + ZD 50Macro f2.0 f2.0 SS1/640 ISO200
紅葉はマクロで撮影。


Olympus EM1-II + ZD 50Macro f2.0 f2.0 SS1/160 ISO200
この安かったマクロレンズは開放で撮るのがいいみたい。

あちこち雨で散った紅葉が積もっている。公園管理のおじさん達が掃除する前なのでラッキーだった。


Olympus EM1-II + MZD 9-18mm f4.0-5.6 f5.6 SS1/40 ISO200
公園の中ほどにある物見台の階段もみごとだった。


Olympus EM1-II + MZD 9-18mm f4.0-5.6 f5.6 SS1/30 ISO200
これも階段


カミさんと娘。

娘は新しいレンズで頑張って撮影しているところ。カミさんはキレイな落ち葉を拾っていた。持って帰って飾るのかな、しおりにでもするのかな。

田舎だと紅葉もあちこちで撮影できていいだろうな、などと考えつつ、超高層ビルを背景にした紅葉なら、ココならではかも、と撮影スポットを探す。


Olympus EM1-II + MZD 9-18mm f4.0-5.6 f5.6 SS1/40 ISO200
あまり良いアングルはなかった、残念。それでも頑張って撮ってみた。

30分くらい公園で歩きながら撮影し、その後新宿で買い物。カミさんはオカダヤで糸とミシンのオプションプレートなどを買い、私は布地を少し買って買い物終了。
パンとベーコンとレタスを買って帰る。

帰り道、雨がパラパラと降ってきた。持ってきた傘をカミさんに渡し、私は帽子を深くかぶり、娘はオーバーコートのフードをかぶって歩く。誰が雨男雨女かと責任のなすりつけあいをしながら帰宅。あまり雨脚が強くならなくてよかった。
先日は気味の悪い赤い都庁舎だったが、今日は青くなっていた。

Olympus EM1-II + MZD 9-18mm f4.0-5.6 f4.6 SS1/15 ISO1600
青い都庁舎

帰宅後、濡れた帽子を軽く拭いて、カメラをカバンから出して軽く拭いて棚の上に置き、夕食。買って帰ったベーコンをチリチリに焼いて、ゆで卵とレタスと合わせてサンドイッチをつくる。

先日少し遠くのスーパーマーケットでみつけた安いピノを飲んでみた。おいしかった。

おいしかった安いピノ
そのあとトマトソーススパゲッティを作った。


おいしいトマトスパゲッティ

仕事があるので控えめに、と思っていたが結構飲んでしまった。
まあ、いいか。あした頑張ろう。

2021年12月17日金曜日

RAW現像 夕方の風景、写真のプリント

前回はポートレート写真のモノクロームのRAW現像について説明した。
今回は風景写真のRAW現像について。

はじめに、日中の風景写真の場合はRAW現像での調整はあまり必要ない。せいぜい露出を多少調整する程度だ。カメラの画像設定は日中の屋外での写真を基準としているためだ。
だが夕方に夕焼けの空を撮るとなると違ってくる。

ではさっそく始めよう。
まず、画像をAdobe PhotoshopプラグインCamera Rawで開く。


露出のみ調整、撮影時にホワイトバランスはオートで撮影。
それをそのまま開くとこんな感じだ。
実際の風景はこんなではなかった。もっと夕日に染まって赤かった。
そこでCamera Rawの色温度を変更して赤く変えていく。


これくらいだっけな、などとスライダーを変化させる。
いや、もっと赤かったような、などと思いながら。
実はここが問題なのだ。
どのくらい赤かったかは記憶の中にあるだけだ。だが、人間の記憶とは曖昧なものだ。
なので、キレイにみえればいいじゃないか、とスライダーをいじる。


さすがにやりすぎだ。
だが、RAW現像ではこれができる。逆に青っぽくもできる。


こんな感じだ。

ド派手に色を演出して、「キレイな夕焼け撮りました」などと写真をアップしている人は実に多い。
こういう人たちは、誰かを騙そうとしているのではなく、単に無邪気に実際は実際、写真は写真、と割り切っているか、もしくは深く考えないか、どちらかだろう。
悪気はない、という意味だ。
もちろんそれがダメとは言わないし、言えない。
だから風景写真のRAW現像は説明が非常に難しい。

またその正反対に、写真をPhotoshopでいじるのは邪道、と思っている人もいる。昔はすごく多かったが今はそれほどでもなくなった。だがまだいる。カメラは使えてもコンピュータをあまり使えない人に多い。私も何人か知っている。ほとんど皆おじいさんだ。

どちらも極論と言えるが、ではどうしたら、というのが難しいのだ。
もちろん人によって違うだろう、だがたとえ私個人に限定したとしても、ここまで、となかなか線引きできない。
だからそれを、こうするんですよー、と解説するのは気が引ける。なのでここではあくまで紹介に留める。


これはカメラがある程度赤を抑えている。

カメラのオートホワイトバランスは、その時の光の色をなるべく白色に近づけようとする。だが完全に白色にしてしまうと夕焼けなど台無しになるので、まあ中途半端に近づける。なのでこんなつまらない絵になってしまう。

そこそこ正しく表示するには、ホワイトバランスを曇天にするのがよい。曇天は色温度が6500K程度とニュートラルだ。夕焼けも夕焼けの色になる。


ホワイトバランス曇天

かなりその時の色に近いが、印象はも少し鮮やかだった。これはモニターで画像を見るのと、その場で風と空気と音に触れて見るのとではまったく異なる体験だからだ。

なので、ここからは自分が感じた空気を思い出し、微調整していく。キレイに仕上げるのではなく、あの景色を、あの体験を再現するようにやってみるのが良いように思う。
だから私はRAW現像はあまり間を置かずにすることにしている。もちろん後にやり直すことはあるが、そのとき生成したファイルは消さない。それが見本となるからだ。

それともうひとつ、撮影するときに、カメラをしばらく忘れてじっくり眺めることだ。30分だったら半分の15分は最低でもカメラを忘れたい。

そうして現像した結果が以前ここで紹介したこの写真だ。


上と少し色が異なって見えるのはPhotoshopとスクショのカラー空間の違いで、実際にはほとんど同じだ。

今日はもうひとつ。
私は写真は必ずプリントする。もちろん全部ではない。お散歩写真などはあまりプリントしない。だが旅先でいい景色に出会って写真を撮ったら何枚か選んでプリントする。以前はまず2Lでプリントしそこからさらに何枚か選びA4でプリント。さらにそこから選んでA3やA2にプリントしていた。

ポートレートも同じ。ただしポートレートはA3ノビまでが多い。
今は2Lを飛ばしてA4でプリントすることが多くなった。
写真はプリントして初めて真価を発揮すると信じている。これは経験から。
A3やA2にプリントするとそれはもうまったく違う。
例えは悪いが、ノートパソコンのモニターはラジカセ、27インチのカラーマネジメントモニターがステレオセットとしたら、A3やA2プリントはコンサート、それくらい違うと感じる。

2L版のアルバムは60枚入るフジのアルバムを使っている。すでに30冊近くある
これはチェック用

フジの2L用アルバム



A3ノビ


A3ノビ

A3ノビはA2のプレゼンファイルを使っているが、ビニールが曇ってきた。
どうするかね。
今日の写真はまだA4にプリントしただけ。


プリンターはエプソンのPX-5002、お気に入りの写真用プリンター。
それにしても、こういう写真はブログに貼っても見栄えがしない。だがプリントは全然違う。
さてさて、A4のアルバムは製本を作り直す予定でプリントからやり直している。
これにはビニールは使わない予定。数年で濁ってくるので。

でも仕事が猛烈に忙しくなってきた。

正月休みは元旦こそ休むが、それ以外はなくなりそうな気配。
さて、どうするかね。

2021年12月16日木曜日

RAW現像、モノクローム写真


今日はRAW現像のこと。カラー情報を持つRAWからモノクローム写真をつくる。

モノクローム写真を撮るとき、フィルムカメラ時代は、カラーフィルムとモノクロームフィルムを使い分けていたが、現在ほとんどのデジタルカメラはカラー対応のため、カラーデータからモノクローム写真を生成することとなる。

一部に、モノクローム専用のデジタルカメラや、モノクロ撮影モードを持つカメラもあるが、あまり一般的ではない。

それにカラーデータからモノクロ写真を生成するメリットもある。

今回はそのメリットを説明しながらモノクローム写真をどう現像し、画像補正するかを解説する。

いつものようにRAW現像には、Adobe PhotoshopプラグインCamera RAWを用い、画像補正の一部はPhotoshopで行う。

まずは今日の写真データ。


Camera RAWで開き、白黒ボタンをクリックする。
さらにCamera RAWで若干露光量を上げた。
さっそく今日のメイン。白黒ミックスの調整。
白黒ミックスというのは、カラー写真のどの色をどの程度明るくモノクロに変換するかを決める。
レッド、オレンジ、イエロー、グリーン...と各色をコントロールできる。
これが冒頭に述べたメリットだ。

例えばレッド(赤)のスライダーを下げると、赤い部分が暗くなる。

写真で赤いのは唇だから唇だけが黒っぽくなる。


レッドのスライダーを-70、唇だけかなり濃くなった。
まるで真っ赤な口紅をつけているようにみえる。

逆にレッドのスライダーを上げると、唇はどんどん白っぽくなる。

レッドのスライダーを+70、唇に色がなくなったように見える。

もちろん、通常ここまで大きく変えることは少ない。


今回は少し色を落として無機的にしたかったので+40とした。

次にオレンジ。
オレンジは人の肌の大部分をコントロールするポートレートでは重要な色。


オレンジを-50、肌が黒ずんでしかもムラが出てしまった。


オレンジを+50、今度は白くすっ飛んでしまった。


今回はオレンジは+30とした。
+30だと少し明るすぎる、でも他とのバランスは+30くらいがいい、そんな場合はここで露光量を微調整する。
この写真でもわずかに露光量を下げた。

イエローは肌のハイライト部分をコントロールする。
今回は変更なしで良いだろう。
他にグリーン、アクア、ブルー...とあるがこの写真には青系マゼンタ系の色がほとんどないので説明は省略する。

次にトーンカーブ
トーンカーブというのは暗い部分から明るい部分までのつながりを調整するツールだが、扱い方を知らないとちょっと難しいアイテムだ。


トーンカーブではまず最初にグラフのラインの中央をクリックしてここに鋲を打つ。
全体をパキッとさせたいときはこの鋲を少し上げ、マイルドにしたいときは下げる。
この写真ではそういった調整は不要なので鋲は打ったまま動かさない。
動かさないが必ず中央にまず打つことがポイント。

この写真では髪の毛の部分がほとんど背景と同じなので、少しだけ明るくしたい。
そこで左側につめの鋲を打ち、ここをわずかに持ち上げる。
暗い部分が少し明るくなる。中央に鋲を打ってあるので明るい部分は変化しない。


髪の毛と背景が少しはっきりした。あまりやりすげていけない。
この程度で十分だ。
次はノイズ除去など。


必ず目を入れた100%表示以上の倍率で行う。拡大せずに操作してはダメだ。
今回は200%表示で調整した。

これでRAW現像は完了だ。
データをPhotoshopに引き渡し、Photoshopでレタッチを行う。
レタッチが必要ない場合はそのまま保存して完了となる。

今回は少々レタッチが必要だ。

右目に髪の毛がかかっている。これは以前お人形の写真のレタッチで説明した。
キズや汚れ同様にレタッチすればよい。頬の部分は簡単だが目の部分は少し難しい。
今回は説明を省略するがリンクの説明を読んで試してほしい。
最後に背景の一部が白っぽくなっているところを他と同じように黒くする。

絶対にやってはいけないのが、選択範囲を作って黒で塗りつぶすこと。
背景は真っ黒に見えても階調が残っているからだ。
そこで、ここも以前書いたコンテンツに応じた塗りつぶしで黒くする。
こうすれば背景の他の部分(黒い部分)と調子をあわせた黒で塗りつぶしてくれる。
最後に以前説明した少し柔らかく仕上げるひと手間をかけ、完了。


目指していた無機的でありながら優しいイメージに仕上がった。

このように現像の際、調整しながら思う方向に持って行くことができるところがRAW現像の楽しみと言える。







2021年12月15日水曜日

パーセル 束の間の音楽

今日は音楽の話。レコードとCD「束の間の音楽」。

アルバムタイトルの「「束の間の音楽」はパーセル作曲の歌曲。6分程度の短い歌で、詩も短い。

お気に入りのレコードとCD。パーセルの楽曲を現代風にアレンジしている。普通こう言うのは大失敗することがほとんどだが、これは例外的に素晴らしい。

束の間の音楽、パーセルの楽曲に基づく即興演奏、
演奏はラルペッジャータとクリスティーナプルハーとある。

レコードを買って聴いて良かったのでCDも買った。こういうことは時々ある。
逆にCDを買って気に入ったからレコードを買うというのは少ない。
レコードが再ブームらしいが、それでもやはり種類が少なく、探しても見つからないことの方がほとんど。
さて、イギリスの作曲家パーセルは詩も良いが曲だけ聴いていてもすごく良いので、今まではあまり詩の意味は考えていなかったが、ふと「束の間」ってなんだろう、と思い調べてみた。

その前に歌詞

Music for a while
Shall all your cares beguile.
Wond'ring how your pains were eas'd
And disdaining to be pleas'd
Till Alecto free the dead
From their eternal bands,
Till the snakes drop from her head,
And the whip from out her hands.
Music for a while
Shall all your cares beguile.

(CD、レコードのライナーノーツより)


輸入盤なので対訳はない。
少々難しいが挑戦してみよう。



束の間の音楽

それはあなたのすべての悩み癒やす。
束の間の音楽は不思議に思う。どうしてあなたの痛みが消えたのか。
そしてあなたが喜ぶことをいぶかしく思う。
アレクトーが死者を永遠の束縛から解き放ち、
彼女の頭の上の蛇や手に持った鞭が滑り落ちるまでそう思いつづける。
束の間の音楽
それはあなたのすべての悩み癒やす。

ジョン・ドライデン作
パーセルの歌劇「オイディプス王」から

3行目と4行目は、音楽を主語にし、音楽に感情があるかのように歌われている。

歌劇「オイディプス王」のオイディプス王の物語は、ギリシャ3大悲劇のひとつ。
そうとは知らず実の父を殺し、母と交わって子をなした王子が事実を知り破滅する話。
詩に出てくるアレクトーは罰を与える女神で、罪人の心に取り憑き破滅させる。

歌詩だけサッと目を通すとたいした歌ではないが、オイディプスとアレクトーのことを知ると、ものすごくシュールな歌となる。
だが曲はひっそりとした孤独感はあるものの、それだけであまり悲劇的ではない。
淡々とした寂しさがパーセルの魅力だと思う。
さて、トーレンスのレコードプレーヤーをどうするか、つまりカートリッジをどうするか考えていたが、馬鹿馬鹿しくなったのでもう考えないことにした。何とかもう少し安い低インピーダンスのMCはないかなどといろいろなショップを調べているうちに、やっていることがまるでオーディオマニアみたいだ、と気づき、やめてしまった。
そんなことに時間を費やすより、このレコードみたいな音楽にたくさん出会うほうがよっぽどいい。

なのでカートリッジのことはもう考えない。
それよりレコード棚がだんだんいっぱいになってきた。


アリアドネー像

レコードの棚の守り神。もう何枚かレコードが増えるとアリアドネーにはナクシス島に帰ってもらわないといけなくなるが。

2021年12月13日月曜日

古いフィルム写真のレタッチ-3


古いフィルム写真のレタッチ、今回が最終回
今日はゴミ取り。
フィルム写真に限った話では無いが、スキャンした画像にはキズやゴミなどがある。これらを取り除くのはチマチマした作業だ。
だがPhotoshopにはいくつかのツールがありキズやゴミの大きさや部位に応じて使い分けをすることで効率的な補修が可能だ。
毎回スタンプツールだけを使っている人も多い。他のツールを使わないのはもったいない。ぜひ試して欲しい。
さて、ではキズやゴミに使うツールには何があるか。

まずは定番スタンプツール(正しくはコピースタンプツール)。コピー元を指定してコピー先にペタっと貼り付けることでキズやゴミを補修する。



これは定番なので知らない人はいないだろうから説明は省略する。

また、コンテンツに応じた塗りつぶしも前回説明した。ある程度広いエリアでかつあまり複雑でない場合有効な方法だ。

今日は修復ツール3種類について説明する。

今日使う写真はこれ。


この画像ではわかりにくいがキズやゴミが結構多い。










細かいキズやゴミが結構ある。
そしてこの写真を選んだ理由はこれ。


顔の部分に大きなキズがある。
非常にやっかいなキズだ。
これらを修復していく。
まずはスポット修復ブラシツール



ブラシの大きさを調整し、キズ、ゴミ部分をなぞると自動的にまわりの画像に合わせて修復してくれる。

ごく小さなキズやゴミなどで、背景が単純なときはこのツールでうまくいくことが多い。なにしろただキズをなぞるだけなので簡単だ。スタンプツールのようにコピー元を指定する必要も無い。

次が修復ブラシツール


これはスタンプツールとほとんど同じ。違いはスタンプしたときにまわりを元あった画像となじませてくれること。なじませてくれるのでつながりが自然になるが、色が違う場合などなじませることで元の色がにじんで出てきて汚れのようになることもあるので、どこに向いていてどこに向かないか試してみることをおすすめする。

最後がパッチツール

これもスタンプツールに似ているが、スタンプツールは先にコピー元を指定し、それをキズやゴミ部分にペタっと貼るが、パッチツールは先にゴミやキズの部分を選ぶ。そしてドラッグすることでコピー元を後から決められる。

スタンプツールでペタっとやったら明度が違って黒っぽくなってしまったとか白っぽくなってしまったという経験はよくある。パッチツールを使えば後からコピー元を選べるので、明度の合う部分をあとから選んでペタっとできるので、特にグラデーションのある部分の補修にはとても便利だ。

さて、最後に顔の部分の致命的なキズだが、これは残念ながらここで紹介したツールでは補修できない。

ではどうするか。絵画の修復と同じように色をピクセルごとにのせていくしかない。

まずは左側の髪の毛の部分のキズ、ここはスポット修復ブラシツールやパッチツールなどで簡単に修復できる。

こんな感じだ。


問題はここから。


ブラシツールで色をまわりから選びのせていく。ある程度終わったところ。
だがよく見ると肌がガサガサだ。
そこでこの部分に修復ブラシツールで肌のキレイな部分を少しづつ今置いた色となじませながら修復していく。


こんな感じにまあまあキレイになる。
このあと歯と唇の境界などをさらに丁寧にブラシで修復する。

最後に画像をトリミングして完了。


今日のまとめ。
様々なツールを上手く使って効率的な修復をする。
ただし大切なところは時間を惜しまず丁寧に手作業で修復する必要もある。

2021年12月11日土曜日

どうしようかなカートリッジ

仕事はまだまだ忙しいが、それでも生活をだんだん朝方に変えていこう。ということで今朝は少し早起きし書斎の掃除。

その後、先日届いたレコード、CDから、ヴァルヒャのバッハオルガン全集を聴く。
全集なので12枚組もあるが、好きな曲は半分くらい。
有名なトッカータとフーガニ単調はあまり好きではないのでほとんど聴かない。もちろん名曲であることに異論は無いが、好き嫌いとなるとちょっとちがう。
好きなのはオルゲルビュッヒランなど。タルコフスキーの映画ソラリスでブリューゲルの絵とともに流れるあの曲がオルゲルビュッヒラインの中の1曲だ。当時学生だった私はあのシーンにガツンとやられてレコード店に走ったものだった。

さて、掃除のあとバッハを聞きながら洗濯物をたたむ。
レコードプレーヤーをちらちら眺めながら、トーレンスをどうしようかな、と考える。


トーレンスのレコードプレーヤー520(右)

今月レコードはまだ数枚しか買っていないが、お正月用にもう何枚か買って、オルトフォンで聴くつもりだったのが、針が入手できなくなってしまったので、どうするか考え中。先日も書いたがオルトフォンはデンマークの工場が新型コロナの影響で製造を中止しており、そのため針の交換を全面的に停止、再開がいつになるか不明とのことらしい。

そこで私に与えられたオプションは3つ

他のカートリッジを買うのが1つ、ただし低インピーダンスのカートリッジは15万円くらいする。予算オーバーだ。もともと針の交換で5万円くらいのつもりだったので。

次のオプション、今あるカートリッジを使う。低インピーダンスをあきらめて今持っているデンオン103を520につけて、トランスは使わず直接フォノアンプにつなぐ。パイオニアの方をMM専用にしてテクニカの150EAGで使う。うーん、なんかねぇ。

3つめのオプションはやめる。今付いているシュアーの安物のままにして放ったらしておく。年末年始だって仕事は結構ある。のんびり音楽を楽しむ時間がどれほどあるものか。
さて、どうするか。