昔のネガフィルムが大量にある。100本以上。
仕事の写真などで不要なネガは処分するとして、家族の写真などはとっておきたい。しかしフィルムのままでは劣化が進むし、昔はフィルム専用スキャナーというものがあってそれなりにデータ化できたが、今はほとんど無い。あってもおもちゃの延長のようなものばかりだ。
また、フラットベッドスキャナーにフィルムを読める機器もある。ウチのスキャナもそうだ。ただし以前仕事で使ってみようと試してみたが、あまりに品質が悪く、結局プロラボにスキャンしてもらった。
だが、何百枚もあるネガをラボに頼んだら何十万円もかかってしまう。そこでもう一度フラットベッドスキャナーに挑戦することにした。一旦全て自動で読み込み、その中からいい写真だけPhotoshopでレタッチしてどこまで良くなるか。
結果は思っていたよりキレイに仕上がった。
まずはこれがスキャンしたオリジナル。
カミさんと娘、娘がまだ幼稚園に通っていた頃の旅行の写真だ。
基本スキャンしたままだが後ろにいるおばさんにはぼかしをかけた。
ホワイトバランスがわるく顔色が悪い。粒子も目立つし少しゴミも付いている。露出も少々アンダーだ。
こういうとき、Photoshopのメニューバー>フィルター>Camera Rawフィルターが便利だ。
Camera Rawフィルターは、RAW現像のときに使うCamera Rawをそのままフィルターとして通常のJPEGなどの画像データのレタッチに使えるようにしたもので、露出アンダーの写真の露光を上げたり、ノイズを除去したり、もちろんカラーバランスの調整も可能だ。
Camera Raw フィルターで調整し、ゴミをとるのにだいたい1分くらい。
それでこうなる。
これなら2L版程度なら十分プリントにも対応できる。
もう1枚
今度はPhotoshopのコンテンツに応じた塗りつぶし、を利用した斜めの写真の補正
まずはスキャンした写真
もう1枚
今度はPhotoshopのコンテンツに応じた塗りつぶし、を利用した斜めの写真の補正
まずはスキャンした写真
どうしてこのタイミングで撮ったのやら。後ろにおじさんが写っている。画像も傾いている。
まずは先ほどの写真と同じくCamera Rawフィルターで、露出調整、カラーバランス調整、さらにシャープネスの調整を行う。
次に、スポイトツールのところにある「ものさしツール」で砂利と植え込みの境界部分を左端から右端までドラッグして、そのあとすぐにメニューバー>イメージ>画像の回転>角度入力を選ぶ。すると先ほどものさしツールで測った角度が自動的に入力されるので、OKをクリックすると、砂利と植え込みの境界が水平になる。
だが画像を回転したため、まわりに三角形の余白ができてしまった。この部分をトリミングでカットする方法もあるが、今回はコンテンツに応じた塗りつぶしを使ってみる。まわりにできた三角形とおじさんを選択する。このときすこし広めに選択する。選択には境界線を0.5〜1ピクセルぼかしたなげなわツーツをつかう。
そして、メニューバー>編集>コンテンツに応じた塗りつぶしを選ぶ。
するとあら不思議、まわりの画像にあわせて白い部分が自動的に補正された。
おじさんも消えた。
作業的にはこれも1分くらい。なれれば簡単に補正できる。このあと必要に応じてゴミ取りなどをする。




