2021年9月14日火曜日

鮭の親子丼、うな丼、赤むつの煮付け

今日の夕食は鮭の親子丼と鰻丼だった。

鮭の親子丼は、炊きたてのご飯に焼き鮭のほぐしをのせ、きざみ海苔をかけ、その上にいくらをのせる。

簡単な料理だが、ポイントをいくつか。

鮭は甘塩の鮭を使う。グリルで焼けたら冷めないうちに皮と骨を取り除く。冷めてからだとうまくできないので注意。身をほぐしながらさらに骨を取り除く。
この作業は前もってやっておく。
ご飯が炊けたら、お椀にかるく盛り、そこに鮭のほぐしをパラパラとのせる。きざみ海苔をかけ、いくらの醤油漬けをのせたらすぐにたべる。醤油は足さない。
いくらはほんの少しで1000円くらいするので家族4人で2パック、2000円かかる。
鮭は4人で3切で500円くらいかな。なので全部で2500円くらい。一人分600円くらい。しかもこれだけではおなかがいっぱいにはならない。

ウチではいつもミニミニうな丼を一緒に作る。ウナギの蒲焼きは高いので1本だけ、それでも2500円する。

市販の蒲焼きをふっくらおいしく温める方法
まずフタのできるテフロンのフライパンを用意する。このフライパンに日本酒をコップ1〜1.5杯入れ火にかける。結構多いが、途中で干上がってはだめなのでこれくらい必要。
ウナギは食べやすいように4等分しておく。もしウナギをしっかり食べたいなら2本使ってそれぞれ2等分。4人で5000円になるけど。

切ったウナギをフライパンに入れて、市販のタレも加え、フタをし中火にする。
7〜8分くらいでふっくやわらかくておいしいウナギになる。酒の量が多くて多少長く、そうね10分くらいになる分にはかまわない。それ以上になりそうだったらフタを取り蒸発を早める。
途中1回フライ返しでひっくり返し、1分後にもとにもどす。

これをご飯茶碗にかるく盛ったアツアツご飯の上にのせて、山椒をかけて食べる。
贅沢に2本(4人で2本)使ったときは、ご飯茶椀ではなく深皿にし、下にご飯を薄く盛る。

4人で1本のミニミニうな丼で一人分600円くらい。
さっきの鮭の親子丼とあわせてひとり1200円。
ウナギをもう1本なら、ひとりプラス600円、プチ贅沢。

さらにもうひとつ、赤ムツの煮付け。これはなかなか売ってないが、見つけたらラッキーだ。だいたい30センチくらいのが3000円〜3500円くらい。

煮付けの方法はまず下ごしらえから。やかんに湯をわかし、沸騰した湯を赤ムツにかける。すると生臭みがとれ、またうろこが浮くのでうろこを取りやすくなる。このとき背びれは針のように凶器なので気をつける。
まな板の上で丁寧にうろこを取り除く。
身にテキトーに切り込みを入れたらテフロンのフライパンに入れる。まだ火にかけない。絹豆腐を4キレくらいまわりに並べる。ショウガを皮をむかず、たわしでゴシゴシ洗い、1ミリくらいの厚さで7、8枚スライスする。
これも魚の上やまわりにパラパラと置く。
コップ1.5杯くらいの日本酒と、醤油適量、それにザラメを少々。そしてクッキングシートをフライパンより少しだけ大きい円形に切ってのせ、少し小さなフタで重石にする。

中火にかける。だいたい15分くらいかな。途中煮汁を魚にかける。
完全に煮詰めなくてよい。魚と豆腐を皿に移したあと少し煮詰めてからかけてもいいので。

これで最高にうまい煮付けができる。ポイントはザラメはこれくらいの大きさの魚なら小さじ1くらい。入れすぎると甘くなりすぎ台無しになる。もちろんミリンなんてもってのほか。

昔、銚子港で食べた赤ムツは甘くてがっかりだった。すべてとは言わないが千葉は料理が甘い店が多い。
島根で食べた赤ムツはノドクロといって完璧な煮付けだった。赤ムツは口の中が真っ黒なのでノドクロというらしい。

さて1匹3400円なので、一人800円くらいかな。
鮭の親子丼、ミニミニうな丼、とあわせてひとり2000円。まあちょっとしたレストランでたいしたことのない料理でもこれくらいかかるので、そう考えればお買い得かな。

ちびちび酒を飲みながら料理したので写真はあまり撮っていない。あしからず。


魚の煮付けの準備、おっと切り込み入れるの忘れた。
取り出して切り込みを入れる。


クッキングシートでカバーしてから一回り小さいフタをのせる
木製の落とし蓋があれば完璧なのだが


完成。そりゃもう日本酒に合う。
下の娘がおいしい、おいしいと大皿を引き寄せてずーっと食べていた。


鮭の親子丼、これは私の分、娘達の分はイクラが私の3倍で山盛り(笑)

若いということはいいこと。

2021年9月13日月曜日

オリエント急行の殺人

今日は久しぶりに映画のこと。しかも割とミーハー映画、ケネス・ブラナー監督主演「オリエント急行殺人事件」。おそらく数あるミステリーの中で最も有名な小説の映画化だ。


オリエント急行といえば確か74年頃だったか、豪華キャストで映画化された作品がすでにある。ケネス・ブラナー版2017年はいわばこの超有名な74年版のリメイクと言えよう。ちなみにケネス・ブラナーはイギリスの俳優だが、この映画はアメリカ映画だ。

この映画、娯楽映画としては実によくできているし、十分楽しめる内容になっている。だが、どうしたことか評価はまちまちだ。おそらくこの映画を評価しない人たちは、ここまで有名で結末もわかっているミステリーなんて今さらねぇ、という人たち、こういう人たちを「いまさら派」と呼ぶことにする。

この人達を切り捨てるのは簡単だ、じゃあ一体あんたはこの映画に何を期待していたわけ?と聞けばいい。もっと違う結末が〜などと答えるお間抜けさん以外は答えに窮するはずだ。

だが、実はそう単純でもないかも、と言えなくもないのである。
今日はそれを書こう。

まずはこの映画、始まってすぐの小さな事件の解決で、ブラナー演じるポワロを原作以上のスーパーマンにしている。
壁に刺したステッキとかね。
そしてそれだけではない、ポアロがいよいよオリエント急行に乗り込むシーンだ。ここではおそらくアメリカ映画では考えられないくらいの長回しで撮られている。
長回しというのはカット無し、ワンテイクで長い時間撮影することだ。
それがどうしたの?という人のために説明しておこう。
長回し、というのは実はそう簡単ではない。そして、いよいよというところで使われる。
わかりやすい例で言うと、韓国映画でヒットした「猟奇的な彼女」というのがあったのを覚えているだろうか。たぶん観たことある人も多いだろう。
低予算のあの映画で、実は1カ所だけ長回しで撮られたシーンがあるのをご存じだろうか。
映画の最後の方、男の子と別れて数年後、約束の場所でキューピッド役のおっちゃんからコトの真相を知らされて、何とかもう一度彼に会いたい女の子が、電話してもつながらない、メールもダメ。最後は地下鉄のホームで入ってくる電車に、ホームの先の方に立てば、はじめて出会った時みたいに彼が現れるかも、なんて淡い期待でやってみるが、我に返ってやめる。そしてその電車に乗りドアがしまる、ドアの外には、というシーン。このシーンが感動的なのは、そういう展開であることはもちろんだが、映像としての演出力がずば抜けて高いということも一因だ。そしてあのシーン、あれが長回しだ。カット無しのワンテイクだ。

そしてブラナーのオリエント急行のイスタンブールでの乗車シーン。おどろくべき長回しだ。アメリカ映画だってやる気になればできるんだぞ、といった感じだ。

はじめに原作を超越するスーパー探偵ぶりを発揮し、そのあとアメリカ映画史上最高の長回しまでやって、さあ、この先・・・

実は、こういう長回しなどは、観る人はそうと意識しなくても、ちゃんとそう観ている。料理の隠し味にも似ている。

結末はわかっているし、それを変えてもらっても困る。でもここまでこれだけのことをやって、この先何を見せてくれるのかな。と思うだろう。

だが、残念。列車が出発してから映画の最後まで、75年の映画とほとんど同じなのだ。だから大いに期待して画面に釘付けになっているみんなは、観終わって行き場のない欲求不満を「いまさら」と言ってみるのだ。
そういう映画。

さて、いいところといえばこの映画、ジョニー・デップがいい。わかりきった悪役をわかりきった悪役としてうまく演技している。こういうイヤーなやつの役のオファーを引き受けるだけでもいい俳優だ。ブラッド・ピットやモーガン・フリーマンみたいにいっつも馬鹿みたいにイイ役しか演じない俳優を私は全く評価しない。まあこの人達の出る映画なんてまず観ないから、そうでないのがあったら、すまん。

さてこの映画、Blu-rayも1000円くらいと安いし、買って観て損はないと思う。

2021年9月12日日曜日

なんちゃって炊き込みご飯とゴーヤチャンプルー

今日の夕食はなんちゃって炊き込みご飯。


冷蔵庫にタッパに入ったご飯がいっぱいある。ご飯は一度に炊く量が少ないと美味しく炊けない。なのでウチでは4合炊く。だが家族4人で食べる量はせいぜい2合かそれ以下だ。すると冷蔵庫にタッパに入ったご飯ができる。海鮮丼など炊きたてご飯でないとダメな場合、新たに炊くのでさらに増える。気がつくとタッパが5つなんてこともある。今日は3つだった。

まあ普通に電子レンジで温めて食べても良いのだが、なんとなく白ご飯という気分ではない。家族みんなそうらしい。
なので、なんちゃって炊き込みご飯を作ることにした。

「なんちゃって」というのは炊き込まないからだ。だがそもそも炊き込みご飯なんてあまり手がかからない料理だから、なんちゃってにしたところで手間数は減らない。手抜き料理というよりは、冷蔵庫のご飯の有効利用料理なのだ。

まずテフロンのフライパンにほんの少しの油を垂らし、鳥もも肉の皮と皮のまわりの肉を細かく刻んで炒める。皮をベリベリと剥いではいけない。そうすると皮だけになってしまい美味くない。包丁で皮と皮の近くの肉を切り取り刻む。


鶏肉の皮と皮のまわりを炒める、フライパンは必ずテフロン加工のを使う

ある程度炒めて油が出てきたら、しいたけのスライスを入れていっしょに炒める。しいたけは最初油を吸ってしまうがすぐにふにゃふにゃになってまた油が出てくる。

しいたけを加える

油揚げを加え炒める。ほんとうはごぼうを入れるのだが昨日の豚汁で使ってしまった。まあなくてもいいか。代わりにたけのこの水煮を少し多めにすればよかろう。

少し多めとはいえ、スーパーで売っている安い国産タケノコを1/3くらいで十分。

最後にニンジンも加えてさらに弱火で炒める。ほんだしをパラパラとかけ、白だしも少しかける。


ニンジンも加え、ほんだしと白だしを少し加える

電子レンジで温めたご飯を加えさらに炒める。チャーハンのように見えるが気にしない。




電子レンジで温めたご飯を加え炒める

片手鍋に水と本だしと酒、薄口しょうゆを入れ温める。あまり味を濃くしないこと。お吸い物くらいの塩加減。


これをさっきのチャーハンみたいなところにお玉で2杯ほどかけ、すぐにフタをし強火で30秒のあと火を消して、あとはのんびり蒸す。




火から下ろして蒸しているところ

おいしい「なんちゃって炊き込みご飯」の完成。

次にゴーヤチャンプルー。
最初に豆腐を一口大に切って手鍋で茹でる。沸騰したら弱火にする。


今回はさっきのだし汁が少し残っていたのでそれに水をカップ2ほど加えた薄めただし汁で茹でた。

軽く茹でると豆腐は型崩れしなくなるし、風味も増す。15分くらい茹でたらざるにあげておく

ゴーヤはタワシでゴシゴシよく洗い、水気を切ってから半分に切り、タネをスプーンでかき出して捨てる。まあこの辺は基本なので飛ばす。

鉄製の中華鍋を熱し、油を入れて煙が出たらすてて、新しい油を入れまたすてる。もう一度今度は少量の油を入れ豚肉を炒める。こうすると絶対くっつかない。

豚肉に火が通って油が出てきたらゴーヤを加えて炒める。途中で中華スープの素の顆粒を少しとお玉で1、2杯のお湯をかけまわし加える。手をかけられるなら中華スープの素を1/3に減らしお玉のお湯の代わりに鶏ガラスープを加えるとさらにおいしくなる。


ゴーヤにもある程度火が通ったら一旦皿に移す。

中華鍋を洗い、もう一度油の儀式を行い、今度は少量のごま油を入れ、そこにオイスターソースを入れる。


強火で手際よく、オイスターソースを焦がさないように
皿のゴーヤを中華鍋に戻して、豆腐も加え1分ほど強火で炒めながら和える
そしたらもう一度皿に移す。


再びさらに移す

中華鍋を洗って、油の儀式3回目。
今度は少量の油で溶き卵をオムレツづくりの要領で炒める。ただし強火。


絶対に完全に火を通してはいけない。これくらいでよい。

そこに皿のゴーヤたちを戻し、鍋を振って1回だけひっくり返してちょんちょんと混ぜておしまい。
皿に盛る


完成

もう1一品はステーキ、とはいってもスーパーの安いステーキ肉を両面こんがり強火で焼いて、塩とコショウをかけた後、まな板の上で薄く切る。フライパンに残った肉のの油にバルサミコと醤油を加えて煮詰めてからステーキにかける。


以上が今日の夕食。

なんちゃって炊き込みご飯の材料はたぶん300円くらいかな。
鶏肉の皮のまわりの肉、しいたけ3つ、タケノコ少々、ニンジン1/4本、油揚1/2枚
ゴーヤチャンプルは400円くらい。
ゴーヤが150円、豚肉が200円くらい、豆腐が1/2丁で50円
ステーキが700円なので全部で1400円ちょい、4人分。ひとり350円。ラーメン屋より安い。
かかった時間はたぶん1時間弱、写真のタイムスタンプを見てみた。鶏肉を炒めている写真が6時3分で、ステーキの完成が6時48分、つまり45分、これに下準備5分か10分か足して1時間弱。

酒が欲しくなるところだが、黒烏龍茶にしておくかね。

フランスパンのサンドイッチ


土曜の朝はフランスパンのサンドイッチだった。

いつもはなるべく人の多い所には行かないようにしているが、金曜にどうしても用があって出かけたついでに久しぶりにデパ地下でパンとベーコンを買って帰った。
で、土曜の朝にサンドイッチを作った。

フランスパンはまずナイフを入れ、開いて中の柔らかいところを取り除く。フランスパンは皮がうまい。


フランスパンは切り開いて中身を取り除く

取り出した中身は捨てずに取っておく。パン粉にする。

次にバターをたっぷり塗る。映画ディーバのリシャールボーランジェみたいに塗る。ただしあんなナイフで塗ってはダメだ。あぶないだろうに。バターナイフかテーブルナイフを使う。


バターをたっぷり塗る
横ではゆで卵を作っている。


横にあるナイフはゆで卵に穴を開けるナイフ

たまごは水から茹で始め、沸騰してきたら先の鋭いナイフでポチポチ穴を開ける。あまり強くせず表面の殻に小さな穴が開く程度。10カ所くらいまんべんなく開ける。これで殻がキレイにむける。あけるタイミングは早すぎると中身が流れ出し、遅いと効き目が少ない。


ほぼ100%きれいにつるっとむける
卵をスライサーで縦と横に切ったらマヨネーズとあえてブラックペッパーを少し多めにかける。

レタスと片方には卵をたっぷり。


パンは中身を取り除いてあるのでレタスもタマゴもたくさん入る

もう片方はBLTにするのでたまごは無し。


最後にカリカリに焼いたベーコンをどっさりのせて少し押し込む
トマトはのせるだけであまり押し込まない。
昨日の残り物のマカロニサラダと食べる。



土曜の夜の音楽と片付け

仕事をしながら聞く音楽のプレイリストを作って聴いていたら、どうした訳か片付けをしたくなった。

プレイリストはポピュラー音楽
ラテンクォーターとフリーデザインというバンドの曲を聴いていた。
もっといろいろシンプルにした方がいい、と考えるようになった。
なぜそう思ったのか、理由はわからない。

ところで、この2つのバンドについてだが、ラテンクォーターは80年代のイギリスのロックバンド。ラジオアフリカとコーラという曲がいい。残念ながらあまりヒットせずアルバムもそこそこ売れたのは1枚だけ。当時買ったレコードとその後買ったCDを持っている。レコードは国内盤だった。ちなみにバンド名のラテンクォーターとはカルチェラタンのこと。パリのセーヌをはさんでルーブルの反対側。ソルボンヌがあるあたり。でもバンド名はテキトーにつけた名前らしい。おいおい。

この2曲、曲もすごく良いし、えーと確かヨナとキャロルだったかな、ボーカルの声がいい。
割と政治色の強い歌が多いが、詞はサラッとしていてそこがいい。

ラテンクォーターのレコードとCD



タイトルはモダンタイムズジャケットデザインはヒドイ

もうひとつのバンド、フリーデザインは、そうねサンシャインポップというジャンル。
サンシャインポップ、日本でいうとピチカートファイブかな。
でもちょっとイメージは違う。
ピチカートファイブは田舎から出てきて一人暮らしで青山あたりの中小企業で頑張って働いている女子のイメージ。無印良品と新海誠が好きで、ナイーブであまり頭が良くない感じ。

フリーデザインはそうではなく、もっとアットホームな感じ。カリフォルニアのファミリーバンドだったかな。家族で歌っている。

でもスタイリッシュで田舎臭さは無い。女性ヴォーカルがイマイチなのが玉にキズ。

フリーデザインのCD


ジャケットデザインはひどいが、アンブレラという曲がいい。

さて、ラテンクォーターとフリーデザインを聴いていた。2つのバンドに共通点はない。でも、なせか「シンプルに行こうよ」という気にさせる。
ごちゃごちゃはもうおしまいにしてさぁ。
つまらないことは、しない、考えない、そして近づかない。
そうだね、それがいいかも。
まずは身の回りから。
机の上を片付けることにした。2組目の予備のスピーカーを撤去、当然アンプも。3台あったDVDドライブ類も撤去。
使うときにつなげばいいや、と。そもそも最近はあまり使用頻度が高くないし。

仕事の机



それらを全部片付けてぞうきんで拭いてキレイさっぱり。

スピーカー2台、キーボードとマウスが2つづつ、マウスパッドとショットグラス1つ、ボールペン2本赤と黒、それに電卓の置いてあるトレー。それだけ。

すごく気持ちがいい。
しばらくコレでいこうと思う。

2021年9月11日土曜日

DENONのスピーカーの修理

先日ツィーターが壊れてしまい修理中だったDENONの小型スピーカーSC-E717Rだが復活した。
ツィーターはソフトドームタイプでドームの樹脂がはがれてガサガサになっていたのでちょっと修理は難しそうだな、とユニット交換を考えコイズミ無線に代替えのツィーターを注文してあった。
コイズミ無線からは1〜2ヶ月くらいかかりますけど、キャンセルしますか?、とメールが来ていたのだが、のんびり待つことにした。
そこで、箱や端子やウーファーのクリーニングが終わったところで、一旦緩衝材で梱包してしまっておいた。

カバーを使ってユニットを傷つけないよう用心しながらウーファーを外しているところ



バスダクトは紙製だったので塗装した、見えないので何色でもかまわない



同時に修理しているダイヤトーンは中身はひどいものだったが、こちらはちゃんとしている。ネットワークもまあまあの物が入っている。各部のディテールも割とキレイ。こういうものづくりをしているのは良いことだ。
ターミナルも外しバラバラにして全てクリーニング



ツィーターを外した状態で梱包してしまっておいた



さてガサガサのツィーターだが、ダメ元で修理してみよう、と思い、1週間くらい前にカバーを外し、表面のウレタンを溶剤で溶かしながら丁寧に除去した。溶剤を染みこませメス刃カッターという刃先がメスのようになったカッターで少しづつ少しづつ剥がしていく。かなり神経を使う作業だ。エッジ部は細綿棒や綿棒の紙軸をカッターでナナメにカットしてここにも溶剤を含ませてコシコシと丁寧に丁寧に剥がす。
スピーカー1つに1時間以上かかった。
除去が終わったら一晩乾燥させ、次にウレタン系のシーリング材を溶剤で溶いて薄く何度も重ね塗りをした。

終わったら1週間ほど棚の上に置いて乾燥させた。

ウレタンシール



使用した材料はこれ、セメダイン社のウレタンシール320ml入りで600円くらい
それとペイント薄め液
灯油で溶く人もいるようだが、それだと乾燥に1ヶ月くらいかな
320mlも入っているが使うのは1ml以下。もったいないけど他に選択肢はない。

ウレタン系シーリング材を溶剤で溶いてツィーターに塗っているところ



1週間乾燥させた状態



ウレタンシールは黒がなかったのでアンバーを使った。微妙。
今日触ってみるとある程度乾燥したようで、もうペタペタしない。
そこでMacにつないで、5000Hzのサイン波を再生してみた。するときれいに再生する。うれしかった。ユニット復活である。

注意点!、ツィーターは決して直接アンプにつないで音楽やホワイトノイズなどを再生してはいけない。確実にユニットが壊れるので。ツィーターは高音を再生するスピーカーで低音を入れるとコイルが焼き切れてしまう。

通常スピーカー内部に分配器であるクロスオーバーネットワークというのが入っていて、これが高音と低音に分けそれぞれのスピーカーを鳴らしている。

なので、ネットワークを使わないでテストする時は、5000Hzのサイン波のような音で試験するしかない。ホーンならもっと高い周波数だ。これはユニットの再生可能周波数によって違う。

さて、というわけでヤマハを再び図書室に戻すことにし、DENON復活である。
ツィーターを結線し、箱に取り付けた。

ユニット取り付け



前にも書いたがユニットをうっかり工具で突いてしまうとアウトなのでカバーを使って慎重に行う。

箱は汚れを落とし、ポリメイトで磨いてあるので新品のようにきれいだ。

ちなみにウーファーのエッジも少量のポリメイトを塗布した。よくびしょびしょになるくらいつける人がいるようだが、やめた方がいい。かたくなったエッジに少しだけ。これが大切だ。あとポリメイトと同じような商品でアーマオールというのもあるがこれは乳化剤が入っているので使ってはだめだ。

さて、2台ともユニットを付け終わったら試験だ。
アンプにつなぎMacから音楽を再生してみる。

試験中



みごとに蘇った。すごくいい音で鳴っている
ということで、これもクリーニング済みのサランネットを取り付け、元の位置に戻した。

修理完了



先日おまけで付いていたヒラリーハーンのバッハをかける。きれいな音で再生した。ということで、めでたし、めでたし。
コイズミ無線に注文してあるユニットだが、もういらなくなったし、キャンセルしてもいいですよ、の連絡をもらってはいるが、わざわざ海外に発注してもらった訳だし、値段も2台で7千円くらいだったからまあそのままにしておこう。
届いたらどうするかね、新しいスピーカーでもつくってみるかな。





2021年9月10日金曜日

マカロニサラダ

今日はオフ。まだ体調が今ひとつなので無理をせずのんびりすることにした。体温は普通、単に身体が怠いだけ。


今朝はマカロニサラダを作ることにした。
今日は気分を変えてテクノロジーライター系のわざとらしい文章で書いてみる。
では、まいるぞ。

今日はイタリア製のマカロニ○△□を入手できたのでさっそく筆者宅のキッチンでそのテイストを確かめるべく、マカロニサラダを作ってみた。
まずマカロニは大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし塩をたっぷり入れて茹でる。


マカロニを茹でる。料理はいつでもそうだが期待に胸が高まる。

こうすることでマカロニにしっかり味が付きマヨネーズを多く加えなくてもピュアなマカロニ本来が持つ風味を味わうことができる。

茹で時間は1/100秒まで測れる高精度タイマーを用いて厳密に計測可能にしながら最後は人が自分の舌でその硬さや風味を確認し、お湯から引き上げるタイミングを決める。これは気温や湿度といった条件により微妙に変化する最適時間を人間の繊細な感覚で微調整し、常に最適なゆで加減をキープすることができるからだ。

茹で上がったマカロニはザルにあけ十分水分を切り、粗熱を取る。

ブロックベーコンを惜しげもなく投入し、これをフライパンで少量のオリーブオイルで弱火で炒めベーコンの旨味をオリーブオイルと一体化させる。


ベーコンを贅沢に使う、ただひたすらよい味を求める。

そこに茹で上がったマカロニを加え軽くソテーする。これによりマカロニ表面にベーコンオイルがコーティングされる。


ベーコンと和えたマカロニ、このまま食べても十分な性能だ

これによりマヨネーズを最小にしながら奥行きのある豊かな味わいが得られるようになる。

次に味の要素としてたいへん重要なきゅうりである。ここでも手抜きは一切見られない。きゅうりは契約農家直送のスーパーサミットイチオシのものを4本贅沢に使い、きゅうりそのものの歯ごたえを大切にするため、あえて2.5ミリという普通では使わないスライス幅でスライスする。さらにこのスライスしたきゅうりは専用のステンレスボウルに入れられ冷蔵庫で予冷される。これにより引き締まった歯応えと豊かな味わいを可能にしている。

こうした素材それぞれを妥協なく研ぎ澄ませることで素材の持ち味を活かした料理が可能になると言えるだろう。

味付けでも妥協はない。きゅうりとマカロニはそれぞれ専用のボウル内で独立したマヨネーズあえが行われている。これはマカロニときゅうりにはそれぞれ最適なマヨネーズ量があり、それを厳密に実現するための方法だ。手間のかかるこうした方法をあえて用いることで他では真似のできない我が家らしさが十分発揮されたマカロニサラダが実現できるということだ。

さらに制作中はJBLのスピーカーでモーツァルトの長調をかけながら行った。これによりマカロニがモーツァルトを吸収し味により深みが加わるそうである。


JBLの高級スピーカーでモーツァルトを聴かせる

最後にゆで卵をスライサーで切りトッピングしこの卵に見合う分だけのマヨネーズをかける。
味だけでなく見た目にも豊かな気分になれる一品だ。


完成したマカロニサラダ。あとはゆっくり楽しむだけだ。

<提供:第三楽章>


書いていて少々バカらしくなったので、もうやらない。こういうのは提灯記事御用達ライターさんたちにおまかせだ。

2021年9月9日木曜日

我が家のステレオ


仕事2件が終わったが疲れでダウン。今日の夜はのんびりすることにした。

先日タワレコから届いたレコードを聴くことにした。


タワレコから届いたレコードとCD

ヒラリーハーンのレコードが2つと少々古いレコードが1枚。
ヒラリーハーンのバッハヴァイオリン協奏曲を聴く。開けてびっくり、中からオマケのCDが出てきた。こういうのは初めてだ。グラモフォン、太っ腹!

確かグラモフォンは今までも小さな紙切れが入っていて「ココにアクセスしてこのパスワード入れるとmp3がダウンロードできますよ」というのは何度か見たことがある。私はmp3はあまり好きではないのでほとんどダウンロードしたことがない。今までは欲しければCDも買っていた。それほど高いものでもないし。

でもこうしてCDを付けてくれるとすごく得した気分になる。

おまけでなんとCDが付いていた。もちろんレコードと同じ内容。

さて、仕事をしながら聴くときは机の上に置いた小さなスピーカーで+サブウーファーを使い、たいてい小さな音で聴いているが、レコードはちゃんとステレオ装置で聴く。

ちゃんとと言っても私はオーディオマニアではないので外国製のゼロがどう見てもひとつ多い超高級機器は持っていない。まあ、興味もない。でもいい音で音楽は楽しみたいと思っている。

ウチのステレオはレコードプレーヤーは今はどうなってしまったのやらのパイオニアの古いレコードプレーヤー。CDプレーヤーもパイオニア。プリアンプはカウンターポイントという会社。dbxのチャンデバで分解してアンプはトライオード。スピーカーは自作3ウェイ。低音30センチ、中音と高音はホーン。

きちんと鳴らすとホーンが一番キレイな音がする、とこれは経験から。
でもマルチなので年に1度はチャンデバのゲイン調整が必要。

スピーカーを自作するなんて、立派にオーディオマニアだ、などと言わないでもらいたい。市販のスピーカーでホーンのものはべらぼうに高いのだ。そもそも私はオーディオマニアというグループが大嫌いだ。いい加減な評論家をセンセーと呼び、1m5万円なんてバカなケーブルを信じる人たちはまるで新興宗教の信者にしか見えない。ケーブルなんて電線である。基線を作っているメーカーは国内なら住友、古河、フジクラ、カナレなど数社で、どのメーカーも数ワット用の細ケーブルで1m数万円なんてものは作っていない。また海外メーカーもあれこれあるが外国製が性能がいいわけでも決してない。そして基線にあれこれつまらない小細工をめぐらしたところで基線の性能以上には決してならない。そんなこと多少科学の知識があればわかることだ。

さて脱線してしまった。ヒラリーハーンのバッハだが、すごくいい。このレコードはこの曲のベストテンには必ず入るだろう。

ヒラリーハーンという人は一音一音を明確に丁寧に音を出す演奏で、まさにバッハ向きと言える。少し音をハッキリさせすぎて流れになっていないところもあるくらいだが、あえてこれくらいがいい。

まあ、これは私の好みなのでそうでないものはダメだとは思わないが、バッハは数学的なのだ。数学は例えば数の中にハッとするほど美しい法則や並びなどがあり、それらは付加的な装飾とは無縁だ。バッハも同じできちんと弾いてくれれば最高に美しいものが出てくる音楽なのだ。演奏者が溜めてみたり盛り上げてみたり付加的な要素を持ち込む必要はないのだ。いやもっとハッキリいうとそういう余計な気の回しは作品を台無しにしてしまうとさえ言える。だから若手で「俺が俺が」の演奏家のバッハの演奏は絶対に聴かない。その点ヒラリーハーンは実に謙虚にバッハを扱っている。素晴らしい。

疲れでダウンした身に沁み渡るいい音楽だった。