古いフィルム写真のレタッチ、今回が最終回
今日はゴミ取り。
フィルム写真に限った話では無いが、スキャンした画像にはキズやゴミなどがある。これらを取り除くのはチマチマした作業だ。
だがPhotoshopにはいくつかのツールがありキズやゴミの大きさや部位に応じて使い分けをすることで効率的な補修が可能だ。
毎回スタンプツールだけを使っている人も多い。他のツールを使わないのはもったいない。ぜひ試して欲しい。
さて、ではキズやゴミに使うツールには何があるか。
まずは定番スタンプツール(正しくはコピースタンプツール)。コピー元を指定してコピー先にペタっと貼り付けることでキズやゴミを補修する。
これは定番なので知らない人はいないだろうから説明は省略する。
また、コンテンツに応じた塗りつぶしも前回説明した。ある程度広いエリアでかつあまり複雑でない場合有効な方法だ。
今日は修復ツール3種類について説明する。
今日使う写真はこれ。
ブラシの大きさを調整し、キズ、ゴミ部分をなぞると自動的にまわりの画像に合わせて修復してくれる。
ごく小さなキズやゴミなどで、背景が単純なときはこのツールでうまくいくことが多い。なにしろただキズをなぞるだけなので簡単だ。スタンプツールのようにコピー元を指定する必要も無い。
次が修復ブラシツール
これはスタンプツールとほとんど同じ。違いはスタンプしたときにまわりを元あった画像となじませてくれること。なじませてくれるのでつながりが自然になるが、色が違う場合などなじませることで元の色がにじんで出てきて汚れのようになることもあるので、どこに向いていてどこに向かないか試してみることをおすすめする。
最後がパッチツール
これもスタンプツールに似ているが、スタンプツールは先にコピー元を指定し、それをキズやゴミ部分にペタっと貼るが、パッチツールは先にゴミやキズの部分を選ぶ。そしてドラッグすることでコピー元を後から決められる。
スタンプツールでペタっとやったら明度が違って黒っぽくなってしまったとか白っぽくなってしまったという経験はよくある。パッチツールを使えば後からコピー元を選べるので、明度の合う部分をあとから選んでペタっとできるので、特にグラデーションのある部分の補修にはとても便利だ。
さて、最後に顔の部分の致命的なキズだが、これは残念ながらここで紹介したツールでは補修できない。
ではどうするか。絵画の修復と同じように色をピクセルごとにのせていくしかない。
まずは左側の髪の毛の部分のキズ、ここはスポット修復ブラシツールやパッチツールなどで簡単に修復できる。
こんな感じだ。




















































