2022年11月30日水曜日

作業テーブルにモニター設置

 書斎の作業デスク周りを変更することにした。今まではプリントしたものを見ながら作業していたが、モニターを設置してそれを見ながら作業できるようにした。既存のMacの拡張モニターとして設置するので、何も表示する必要がないときは風景写真や動画でも流しておくのも良い。

作業デスク前の壁は棚などがあって高さ方向はあまり広くとれないので高さが30センチくらいでなるべく幅の広いモニターを選んでみた。スタンドはじゃまなのでVESA金具で直接壁に留めることした。この手の金物はヨドバシにはあまりなく、仕方なくAmazonに注文。Amazonはほぼすべてイーカゲンな中国メーカー製で、仮に国内発送でもそれは変わらない。分解して修正したり手を加えないとまともに使えない物が多い。今回購入した金具も同様で、遊びが大きくグラグラだ。5ミリくらい遊びがあるのでそのままではモニタが2センチくらい前のめりになる。単純なプレート加工品なので工房へ持ち込んで矯正加工した。


その後、元あった棚板や新規の棚板を設置して改良工事は終了した。



これで作業台のまわりは一旦完了としよう。本棚はまだ改善の余地はあるが、今の状態でも問題ないだろうから。



となりのプリンター側も一旦これで良しとしておこう。



サイドデスクはちょっと散らかっている。ここはもう少し何とかしたい。


サイドデスクは普段は物がほとんどない状態にしておかないと、仕事の時に困る。資料置き場になるから。

最後に仕事机。


一時期キーボードは1台を切り替えて複数台で使っていたが、切り替え忘れて操作してしまうことが多いので、2台別々に戻してみた。
しばらくはこれで様子を見てみようと思う。
気になるのはスピーカーの色かな。



2022年11月20日日曜日

Macのデータバックアップソフト

昨日の朝食はきつねうどん。



夕食はぎょうざ
今日の朝食は久しぶりにホットサンド。


食パンは近所のスーパーマーケットで買ったパスコのパン。5枚切りを買ってきて半分の厚さにカットして作った。どうしてスーパーマーケットの食パンは全部切ってあるのだろう?少しでいいので切ってないのを置いてくれたらいいのに。売れないのかな?その時の食べ方に厚みを合わせて切って食べたい人ってあんまりいないのかね。
付け合わせはベーコンのオムレツとサラダ。このベーコンも近所のスーパーマーケットで買った。鎌倉ベーコンとかいうベーコン。スーパーマーケットにしてはおいしい。これを刻んでカリカリに焼いてオムレツに入れる。娘の大好物。最近はオムライスよりこのオムレツがいいらしい。ホットサンドは薄い食パンの四スミにバターを塗って、溶けるチーズをパラパラとこぼれ落ちるくらいのせ、その上にシャウエッセンというこれまた近所のスーパーマーケットのソーセージを5ミリくらいに切ったものを2本分フライパンで焼いてブラックペッパーをたっぷりかける。それをスプーンでチーズの上にのせる。かなりこぼれ落ちるが皿やまな板の上で作業して落ちたのをひろってまたのせる。さいごにもう少しチーズをのせてもう1枚のパンでおさえる。それをホットサンドプレートにはさんでガスレンジで弱火でゆっくり焼く。電気のホットサンドメーカーよりガスレンジ用の方がおいしくできる。
時々あけて片側がいい色に焼けたらバターをのせてフタをしてひっくり返す。反対側も焼けたらそちらにもバター。こんがり最高においしいホットサンドができる。コーヒーとも合う。

さて、今日はMac2台のデータ整理。OSをアップデートした。また仕事のMacはstudioなのでMiniはあまり使わなくなった。そこで2台あったminiを1台に集約し、ハードディスクのつなぎ替えと一部データの移動をした。
さらに以前働いていた会社からもらったメールアカウントがどうも安定しないので、サクッと使うのをやめて、NdA(私の会社)のドメインに集約した。客先にはメールの変更をお知らせ済み。

で、最後にデータの自動バックアップの設定。いろいろ変更したので設定のやり直し。
使っているソフトはSyncSyncSyncというソフト。シェアウェアだが値段が安い割に使い勝手が良い。欠点は2つ。アイコンがかっこ悪いのと、ネットワーク経由の他のMacとの間では自動バックアップに設定してもちゃんとバックアップが取れないことがあること。
このうちアイコンは自動バックアップにしておけばドッグにアイコン登録は不要だし、自分で作ったアイコンに置き換えてもよい。問題はちゃんとバックしないという方だ。これは曜日時間指定で自動バックアップを設定した時にネットワークで別のMacとデータのシンクロをさせたいとき、自動ではバックアップしないという問題で、また同じMacのハードディスクAとBのような単純な設定でも、半年に1度くらいはちゃんと取れているか確認する必要がある。私の場合はハードディスク単位でバックアップなので、バックアップ元と先で空き容量が異なっていたら要注意だ。どうも怪しいと感じたら1度設定をすべて消してもう一度設定し直すときちんとバックアップを取ってくれる。


ちなみにアップルにもタイムマシンとかいうバックアップソフトがあるが、私には非常に使いにくくい。
アップルはどうも「アップルが作ると他とは違う」ということにこだわる文化があり、そうしないではいられないようだ。それは時には良い方向に働くが、ときには妙なものを生み出す。
ソフトでいうと、シンプルなバックアップがなぜかできないタイムマシン、ファインダで写真を見つけることができなくなるPHOTO、マイクロソフトよりわかりづらいキーチェーンなど。ハードウェアは、耳からうどんのイヤーポッド、風呂のフタみたいなipadのカバー、スタンドが外せないモニターやiMacなど。

2022年11月16日水曜日

B&O A2のキャリングケース製作


昨日の朝食はインスタントラーメン。佐野ラーメンと書いてあった。正確にはインスタントラーメンというのはサッポロ一番みたいな、あれは油で揚げてある麺かな、つまり乾麺に粉末スープをお湯で溶かして作るラーメンのことを言うのだろうが、最近スーパーマーケットでよく見る生麺タイプで液体のスープの付いているラーメンも手間としてほとんど同じなので、ウチでは全部まとめてインスタントラーメンと呼んでいる。

で、佐野ラーメンを1つは多いのでカミさんと1玉を半分こして食べる。その代わりたっぷりもやしキャベツ炒めを作ってのせる。お腹いっぱいになる。


朝のラーメン


器は夏に金沢に行ったときに買った梅模様の鉢。すごくセンスが良いので少し高かったが衝動買い。

夕食は娘のリクエストで再び「具なしカレー」。以前は年に2回くらいしか作らなかったカレーだが、9月に作って11月にまた作るという変わり様。

昨日は仕事が一段落したので久しぶりにレコードで音楽を聴く、DIF JUZ。


DIF JUZのレコード「Extractions」とレコードプレーヤー


DIF JUZは大好きなバンドでレコードは少ないが全部持っている。今は多分CDを含めほとんど手に入らないだろう。コクトーツインズと同時期のイギリスのロックバンドで、ほとんどの曲はインストゥルメンタルナンバーだ。エレキギター2本で奏でるカノンのような、というと誤解があるだろうな、とにかくかっこいいサウンドなのである。

DENONのカートリッジにするかオルトフォンにするかちょっと迷ったがオルトフォンにした。正解だった。

さて、今日は品川で仕事の打合せ。制作中のCGムービーの途中経過報告とチェック。BGMを入れることになったのでB&Oのポータブルスピーカーを持っていく。

先日ケースを作ったのでそれに入れて持っていった。

ノートパソコンのカバーを作ったときの本革の残りとえんじのデニムを使った。デニムには厚手の接着芯で裏打ちをした。


B&Oとカバー

B&Oのこのスピーカーはナチュラルな音で聞きやすい。BOSEやSONYのような「ボコボコキンキン」した音とは全く違う。実に良い音なので気に入っている。数年前パリに旅行に行ったとき、ホテルにBOSEのスピーカーが置いてあり、iphoneからBluetoothで再生できるようになっていた。最初の日にさっそくつないで音楽をかけて、音が気持ち悪くて、いろいろ調整したが結局ダメで、その後は一度も使わなかった。あー家のB&Oがあったらなー、と持ってこなかったのを後悔した。

さて、クライアントのオフィスで会議室にある大型モニターにつなぐのだが、なぜ会議室のモニターの音声入力を使わないのかは理由がある。私の経験では古いMacやウィンドーズでは映像が「あれれ?写らない?」が時々あるが、最近のMacでは映像はまず問題ない。だが、HDMI経由の音声はどうもあやしい。これはMacが悪いわけでもディスプレイが悪いわけではなくHDMIがどうもあやしいと思ってる。この規格ツメが甘くないか?と。かと言って別ケーブルをつないでモニターの音声入力を切り替えてなんて時間がかかる。だからスピーカーを持参する。30人くらいの会議室ならこのB&Oで全く問題ない。優れものなのだ。

MacBookAirと打合せ用の資料、さらにこのスピーカーとその他もろもろで少々荷物が多くなりいつものショルダーバッグには入らない。こう言う時は寅さんバッグの出番。以前ココで紹介した堀のカバンを使った。
これもお気に入りのカバンだ。

独立して開業して、道具を自由に選べるのは実に楽しい。実は会社で働いていたときも私の部署だけは私のわがままを通してコンピューターもプリンターも好きにしていたからそれほどストレスはなかったが、それでも独立して自由度無限大はほんとうに楽しい。

さてさて、カバンと言えばショッピングバッグをさらにもう一つ追加で製作した。さらに小さいタイプ。あまった端切れでミニチュアも作ってくっつけた。
カミさんが見てケラケラ笑っていた。


ショッピングバッグ

ショッピングバッグづくりはもうおしまいかな、これで充分。

2022年11月10日木曜日

ショッピングバッグの製作


先日模型用の輸送バッグを作った布の切れ端と家にある布地や合皮を使ってショッピングバッグを作ることにした。
端切れのサイズは幅が約30センチで長さが1mちょっとのものが2枚ある。まずは図面を描く。
模型でも箱でもバッグでもまずは図面から


端切れからは23センチx50センチを4枚切り出した。また、家にある同じ防水布の色違いアンバーから23センチx50センチを2枚切り出し、オーストリッチ柄の合皮を66センチx26センチを1枚。オースリッチ柄にしたのは底面で汚れが目立たないように。材料はあとショルダーベルトが145センチが2本用意した。ベルトのカットははさみを使うと切り口からどんどん糸がほどけてしまう。だから450度くらいに熱した半田ごてを使う。このベルトは綿のような風合いだがポリエステルなので、半田ごてを使って溶かし切るのがよい。小口が溶けてほどけなくなる。

布地や合皮はチャコでマーク、はさみでカット。ただし裁縫用のはさみは防水布や合皮を切ると刃が痛むので工作用のはさみを使う。


カットした材料


カットが終わったら次はミシン。防水布は普通の布より硬いので3枚以上重なった部分では気をつけないと無理な力がかかると針が折れる。またショルダーベルトの縫い付けもミシンを使うが同様に注意が必要だ。


防水布を縫い合わせる

ミシンはカミさんが結婚したときに持ってきた古いミシン。カミさんが職業用ミシンを買ったときに私がもらった。私にはこれで充分。ちなみにカミさんのミシンは現在使っているのは職業用ミシン2台目、1台目は同じく私にお下がりになったのだが、今のこのミシンに慣れているのとまだ使えるのでそのまま使っている。だからウチにはロックミシンも含めるとミシンが4台もある。

図面から始めて4時間かかって完成。もう少し要領よく作れば2時間くらいでできるような気もする。次は2時間を目標にもう一回り小さいのをカミさん用に作ってみよう。


できあがったショッピングバッグ

底に合皮を使ったのは底がしっかりするから。たとえばワインを買ったときなど、ふにゃふにゃなショッピングバッグだとワインが下につっぱってしまう。


つまり左のようになる。これがなんとも気になる。だから右のように底に合皮を使ってしっかりホールドする。またこの合皮は裏打ちがクッション材になっているので、万一ぶつけたときにボトルなどが割れにくい。一石二鳥。

大きさは39センチx22センチx高さ42センチ。
かかった材料代は新規に購入したものはないが、材料原価という考えで試算すると、布地が青い布地が1mで1500円、ベージュが半分の面積だから750円、ベルトが3mで400円、合皮は小さいので300円くらいかな。ということで全部で3000円くらい。
明日の買い物にはこれを持って行こう。


ショッピングバッグ、完成

翌日、気になっていたのでひとまわり小さいサイズのショッピングバッグを作ってみた。今度は時間重視で。1時間半でできた。これなら合格かな。



1時間半でつくった小さなショッピングバッグ

2022年11月9日水曜日

月蝕を撮る


今日は皆既月食が見られた。東京の空は空気が澄んでいて観測には理想的な条件だった。重い300ミリ単焦点レンズを購入したのが7月末で、このレンズは月の撮影のために購入した。
なので今日のことをずっと楽しみにしていた。

今日に備えて何度か練習もした。まずはこのブログにも書いたが7月31日に葛西臨海公園で三日月を撮影した。その後も2回ほど、8月11日の満月、9月22日の明け方の下弦の月。
午前3時過ぎの月
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 1/13 ISO400、手持ち トリミングなし





そしていよいよ今日を迎えた。今回を逃すとしばらく月蝕はない。今日は天気も良さそうだ。

今日は午後3時に模型の納品があったが、特に問題もなくすぐに終わったので、急いで帰宅し、軽く食事をしてカミさんと娘と連れだって見に行った。
まずは東の空に昇り始めた満月の写真、月蝕はまだ始まっていない。

月食の始まる前の満月
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 1/400 ISO250、手持ち トリミングなし





やがて少しずつ地球の影が現れ始めた。
月食が始まった
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 1/400 ISO200、手持ち トリミングなし



 


半分くらい隠れた
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 1/100 ISO200、手持ち トリミングなし





この写真では月と地球の大きさの違いがよくわかる。
7割くらい隠れた
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 1/30 ISO200、手持ち トリミングなし





さて、ここからは露出を変える。上の7割くらい隠れた状態でも影の部分は実際はうっすら見えている。だがまだ残っている3割の部分がかなり明るいので、この明るい部分に露出を合わせると影のわずかな光は光量が足りずに写らない。そこでこの暗い部分をある程度、つまりうっすら写る程度まで露出を上げる。

するとこうなる。

露出を変更、影の部分が見えるように
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 0.4s ISO1600、手持ち トリミングなし






残った明るい部分は白く飛んでしまっているが、影の部分は月蝕らしい赤い月だ。明るい部分に合わせたものと暗い部分がうっすら写る露出の差はかなり大きく、前者がISO感度200で1/30秒で後者はISO感度1600で0.4秒露出である。露光量で言うと約100倍の差である。

完全に地球の影に隠れた
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 0.3s ISO3200、手持ち トリミングなし







完全に地球の影に隠れた月。ISO感度はマイクロフォーサーズでは御法度の3200まで上げた。ちなみに3200が御法度と決めたのは私なので、気にしない人は6400くらいまで上げている。だがノイズがすごくなり、これはやはり三脚でロングシャッターが理想だろう。だが撮影場所が公園なので、多くの人が集まる場所で三脚を立てるのは良くないので手持ちで頑張ることにした。


さて、完全に地球の影に入った月がどうしてうっすら見えるかというと、地球には大気があるので、月から見ると地球の向こう側に太陽があり、太陽光はほとんど地球でさえぎられるが、地球の外周の大気の層で屈折した光が回り込んでわずかに月まで届くことになる。屈折に強い光は波長の長い光、つまり赤い光である。だからこの影の部分は赤く見える。青やその他の波長の短い光は屈折率が大きいので地球の大気の層で大きく曲げられ拡散してしまう。

さて、前述のように今日は公園で撮影したのだが、これは月とビルを一緒に撮影したいと考えたからだ。月蝕のピーク時には月は結構高度も高く、これとビルを同時に撮影するにはビルの近くで比較的ひらけている場所がよい。そこで新宿中央公園にした。同じ事を考えている人が結構いるらしく、夜にもかかわらず賑わっていた。


で、撮った写真。
都庁に隠れる皆既月食
E-M1-II M300 F4.0 、f/8 0.6s ISO1600、手持ち トリミングなし








都庁と皆既月食
E-M1-II M300 F4.0 、f/8 0.4s ISO1600、手持ち トリミングなし



都庁に隠れる皆既月食
E-M1-II M300 F4.0、f/8 1/4s ISO1600、手持ち トリミングなし






都庁と皆既月食
E-M1-II M300 F4.0 + MC-20、f/8 0.4s ISO1600、手持ち トリミングなし






都庁は青くライトアップしていたので、皆既月食の赤ととてもよく合っていた。東京都さすがである。
ちなみに写真はすべてトリミングはしていない。またRAW現像は若干の露出補正とノイズ処理のみで、色温度や彩度は変更していない。つまり画像処理で色を濃くしたりしていないということだ。それでこんなおもしろい写真が撮れる。まるで火星に向かう宇宙船のような感じだ。


月蝕は楽しい。でも次回は3年後。ちょっと長いね。次はもう少し人の少ないところで、三脚を使ってISO感度を下げてスローシャッターで撮ってみたいな。






2022年11月7日月曜日

模型作り_その2

またしても模型づくりの仕事。だが出来合いの模型の展示用ケースと輸送用ボックスづくりのみ。つまり模型本体はなし。
まあ、こういう仕事もあるさ。

例によって材料の手配から。

透明なアクリルカバーは厚さ3ミリを東急ハンズでカットしてもらう。東急ハンズはホームセンターに売り飛ばされたようでただの「ハンズ」となりマークも変わっていた。1つの時代が終わったような気がした。でも私はしばらく「ハンズ」ではなく「東急ハンズ」と呼ぶことにする。

さて、ベースの黒のアクリル台は2ミリ厚なので東急ハンズで買ったアクリル板を私が工房でカットする。

強化段ボール箱はいつもの業者に注文、だいたい注文から到着まで4日〜7日くらいかかる。厚さ15ミリで大きさは600x800ミリ。

外箱用の段ボールは前回Amazonに注文したものが残っているのでそれで足りそうだ。外箱なので強度は必要ないがこの段ボールはあまり品質が良くない。厚さ5ミリ900x600ミリ。

クッション材のウレタンはヨドバシに注文、厚さ60ミリ、315x465ミリ。

ベルトはオカダヤで購入、だがこれはそれほど悪くない品質のものが少し安くAmazonでも購入できる。

模型の建設機械にも多少手を入れる必要もあった。社名を入れたり、すぐに取れてしまうバックミラーを補強したり、ベースの地面を塗装したり。地面用の塗料は購入する必要があるが、他の接着剤や塗料は工房にあるもので足りるだろう。

最後に輸送用のバッグ。防水の布地を約2mとベルトをオカダヤで購入。

今回の材料費は接着剤や紙やすりなども含め、しめて3万円くらい。

材料が届いたところで製作にかかる。

まずは図面を描く。adobeイラストレーターで原寸で描く。レイヤーを変えて模型本体、アクリルカバー、強化段ボール箱、まで描く。


図面は他にも結構描いた。透明アクリル板の板取り図


クッション用ウレタンのカット図



強化段ボールの構成図と板取り図




この図面をプリントして工房の壁に貼り見ながら加工する。まずは透明アクリルの加工から。カットは東急ハンズに頼んだが、切り口は切りっぱなしなので磨きが必要だ。スポンジヤスリの600#で磨き、その後アクリル磨きコンパウンドで仕上げる。


スポンジヤスリで磨き



コンパウンドで仕上げる


次にこれを貼り合わせて箱にする。精度が求められる。治具などを使って丁寧に貼っていく。接着はアクリル接着剤で筆を使って接着面に流し込む。


丁寧に接着する


接着の際、治具で締め位置を微妙に調整する。アクリル接着剤は瞬時に固まり動かないよう思われるがそうではない。手で押しても動かないし無理に曲げたりすると外れてしまうが、接着後すぐなら治具で丁寧に締めて矯正することができる。貼り合わせ位置をチェックしながらクランプで微調整しながら接着した。


アクリルカバーの接着中

今回の展示用建設機械は中国製で、左側のバックミラーはもともと点付けの接着なので触っただけで簡単に外れてしまう。そこでタミヤのミニバイスで穴をあけ、細い針金を入れ補強し2液型の接着剤で接着。その際少し接着剤を盛って取れにくくし乾いたらタミヤカラーで塗装した。ボディに貼るシールはadobeイラストレーターで作成し、サンワサプライのホワイトフィルムラベルにインクジェットプリンターでプリントした。

模型に付いていたベースの地面は、かなり反っていてそのままだと中央が2ミリほど浮いてしまう。ベルトサンダーで削りフラットにした。また地面は一部盛りパテで修正しタミヤのアースカラーペイントで塗装、最後につや消しラッカーで仕上げた。

模型ベースは黒のアクリルをカットし接着後サンドペーパーとコンパウンドで仕上げた。透明アクリルのカバーも土台の黒のアクリルもピン角を面取りする。透明カバーはR面取り。黒アクリルベースは糸面取り。


できあがった透明カバーとベース

接着剤や塗装の乾燥中は他の仕事をしながら製作した。
つぎに強化段ボール箱と外箱、それに建設機械の収納箱の改良。強化段ボール箱は前回同様まずは図面を描く。


強化段ボール箱の構成図・板取り図



図面を見ながらの作業

次に切り出し。これが結構重労働。何しろ普通の段ボールではない。表面のクラフト紙からして極厚で、しかも3層15ミリ。カッターで切るのだが斜めにならないように丁寧に切る必要もある。


強化段ボールのカット

次に貼り合わせ部、および木口の加工、3センチ幅で表側のクラフト紙1枚を残して残りを取り去る。


木口加工ステップ1



ざっくり取り除いたところ



残った不要部分を削り取る



この程度まで取り除く



4周すべて完了
部位によってこの作業のカ所数は異なるが、時間がかかる。



全ての加工が終わった

次は接着。


接着作業は上側と下側の同時進行



ようやく箱らしくなってきた
最後に模型をサポートするためのスペーサーを低反発ウレタンで作って内部に接着し、箱の外側にはステンシルで上下を表示し、さらにベルトを作ってベルト通しを底に接着し完成。

次は模型の収納ボックスの改良。


模型の収納ボックス(発泡スチロール)の改良



加工の終わった収納箱(収納・輸送時の状態)


低反発ウレタンでスペーサーをつくり、説明書きなども作って貼り付ける。
次は外箱、これは簡単。図面を描いて製作。


強化段ボールの内箱(左)と外箱(右)

最後にキャリーバッグ、いつもの防水布。


輸送用のバッグ

以上が今回の仕事。本業ではないのであまり利益を考えず受注したのだが、いろいろスキルが高まるのは良いがほどほどにしないとちょっと辛い。