
写真上達に向けて
写真に興味を持ちカメラを買って、はじめは近所の散歩にも必ずカメラを持って出ていた人が数ヶ月経つとほとんど使わなくなり、というのはよくある話だ。
もし1ヶ月以内にそうなったら、写真はさっさとあきらめ、カメラを中古で売り飛ばし、スマホに帰るべきだろう。こういう人は絶対うまくならない。
同じく、カメラの扱い方が難しくて説明書を見てもよくわからない、なんて人も同様だ。
そうではなく、扱い方はだいたいわかった。でも数ヶ月いろいろチャレンジしてみたが、なかなか気に入った写真が撮れない。こういう人は、心配する必要はない。絶対うまくなるので。
よく、初心者が上達するには、たくさん撮ること。そして人に見せること。と言われる。
だが私は少し違うのでは、と考えている。
もちろん撮らないより撮るに越したことはないし、人に見せて意見を聞くのも同じく、やらないよりやった方がいいだろう。だが、やみくもに数だけ撮れば良いわけではないし、人に意見を聞くと言ってもそう簡単ではない。
私のおすすめ方法は次の通りだ。
1.少なくとも週に一度は撮る(これはやっているね、問題なし)
2.撮るものが決まったらカメラの前に、まずは1分くらい自分の目で眺めながら撮り方を考える。
考えた内容は忘れないよう覚えておく。
(どう言ったらいいかな、例えばスィーツのビュッフェ食べ放題のようなもの、と言ったらどうかな。食べられる量には限界があるから、なるべくおいしそうで少し高そうなのを選ぶ。このとき味見なんてできないから、見た目で選ぶ。つまり見極める力が大活躍する。一緒の友達がどう見ても不味そうなバナナのパフェなんてものを選んでいたら、内心どう思う?ヘェ〜、なんで夕張メロンのタルトやシャインマスカットのジュレを選ばない?となるでしょ。それだ。それと同じ。選ぶ力を身につける、ちょっと無理があるか?、でもまあ、そういうこと。)
3.実際にカメラで撮影する。やみくもに何十枚も撮らず、一枚づつ丁寧に撮る。ブレることもあるので二枚ずつでも良いが。
(あまりにもたくさん撮ると帰ってから見るのがいやになるし、どうしてそれを選んだか、画角にしたか、なんておぼえていない、なのでだめ)
4.家に帰ったら、撮った写真を一枚づつ眺めて、今日のベストを一枚選ぶ。
5.事前に考えたことが実際にどうだったかをベスト一枚とともにブログでもSNSでもいいので文章に書く。長文の必要はないが、うまくいったこと、いかなかったことを必ず含める。
できれば次はどうやるかのアイデアも書く。(ここが大事、後述の「言語化」)
以上を毎週必ずやる。忙しいからを言い訳にしてはいけない。風邪で1週間寝込んでいた、なんてことがない限り必ずだ。
さて被写体探しに、参考になるのが、以前ここでも紹介したヨドバシカメラのサイト、フォトヨドバシだ。特別な場所ではない日常の場所をうまくとらえた写真が多い。そこの写真をただ漠然と見るのではなく、お気に入りを2つ3つ見つけたらまねして撮ってみることだ。
自分で撮った写真と、フォトヨドバシの写真を比べて、何がだめなのかを観察する。
その際、それをそれをキチンと「言葉」にする。
時々、「何もかのダメ」とか「どことは言えないがとにかくダメ」なんてことを言う人がいるが、こういう人は写真より前に「日本語」の勉強が必要だ。
漠然とした感覚を「言葉」にすることを「言語化」という。これが実はそう簡単ではない。イマイチだということはハッキリしているのだが、どこがどうイマイチなのかがわからない。いや、わかっているのだがうまく言い表せない。言い表せないので、どうにもならない、そのままになってしまう。上達しない。
必ず「言語化」するよう心がける。
言語化にはもう一つメリットがある。それはその単語を使ってイメージ検索することで参考になるデータを検索することができるからだ。
あとはいろいろ工夫してみる。
このブログで少しずつ紹介してゆくが、撮影場所を工夫する、撮影方法を工夫する、など、やり方はいろいろだ。
まずはカメラの基本操作方法をマスターし、街に持って出よう。

思いっきりアンダーで撮って、島のシルエットと空だけにした。

キャンドルではなく、キャンドルの影を撮ってみた。

普通に撮ってもつまらないので、わざと被写体ブレを狙って撮ってみた。

あまり普通の人が行かない夜の工業地帯に行って撮影してみた。
技術的なことはもう十分理解していますね。
もう一度聞きます
・AモードとSモードの使い分けについて理解していますか?
・露出補正をマニュアルを見ないで10秒以内にできますか?
・どんなときISO感度を上げますか?10秒以内に変更できますか?
・被写体にピントを合わせたあと、そのピントを維持したまま画角の調整ができますか?
・被写界深度について理解していますか?設定できますか?
では、また