2021年4月30日金曜日

Photoshopで暗室ごっこ




 昔、暗室を使ってお酢のにおいを嗅ぎながらの現像した経験がある人はどのくらいいるのだろう。現像液とか定着液とかLuckyとかネオパンSSとかゴムの付いた竹のピンセットとか、赤い電球とか。そういうのを懐かしいと思う人たち。

今日はちょっとしたお遊びの紹介。

だが、この方法はお遊びとはいえおすすめの画像補正方法だ。

暗室での現像の経験があれば、ここ、もう少しここ出て欲しい、と言うとき現像液をゴム付き竹のピンセットで出て欲しいところをシャカシャカ攪拌してを現像を促進した覚えがあるはずだ。

 



画像はエツミの竹製ピンセット3本入6

 

それをPhotoshopでやってみる。

 

用意した画像はこれ。ポートレート写真で撮影場所は京都南禅寺境内の琵琶湖疎水の水道橋。水路閣なんてヘンテコな呼び方もあるようだ。「閣」とは本来2階建て以上の立派な建物のことを指す。まあ見下ろすことができ立派な場所、だから内閣なんて呼び方にも使われる。だが水道橋だぞ、これ。

幕末に薩摩だか長州だかが京都で大暴れして火までつけて京都はボロボロになって、明治政府の下で再建。だが水が足りないので琵琶湖から引くことにした、その水路。

 

さて、この写真、顔が影になってしまって少し暗い。





 

Photoshopで補正するとして、まず一般的の方法、

少し明るくしたいエリアを投げなわツールで選択する。




必要に応じて丁寧に境界を選んだり、ざっくり選んだり。今回はざっくり。

 

次に選択範囲の境界をぼかす。







今回は50ピクセルほどぼかした。

 

最後に、調整レイヤの明るさとコントラストや露光量などで調整し少し明るくしたりする。




 

他にも方法はあるが、概ねやり方は同じだろう。

いずれにせよ、明るさの調整はスライダーで行う。

 

次に今日紹介する方法。

まず調整レイヤで画像全体を露光量調整で明るくする。白くすっ飛ぶほど明るくするのは論外だが、少しだけやりすぎかな、くらい明るくする。







これくらい大げさに明るくする。スカートの部分が白飛びしているが、修正するエリアは上半身なので気にしなくて良い。

 

露光量の調整レイヤができたら、一旦マスクを黒にして調整レイヤの適用をかからなくする。




 

次に、このマスクをブラシを使って白で塗っていく。白く塗られた部分のみ調整レイヤが適用になるので、ブラシを竹のピンセットのようにシャカシャカ動かして部分的に露出を上げていく。

ただし、ブラシは適用率を10%程度とし、ブラシのエッジを柔らかくするため、エッジを0%(最大にぼかしたエッジ)にして何度も塗っていく。竹のピンセットでシャカシャカするみたいに何度も。




この方法だと露出を上げたい部分が徐々に変わっていく様子を見ながら調整することができる。

やり過ぎてしまったらブラシを黒に変えて露出を徐々に元に戻すこともできる。

 

また、露出アップだけでなく露出ダウンにも使える。

これは写真の現像では決してできないPhotoshopならではの手法だ。

調整レイヤで露出をマイナスにして上と同じ方法で露出ダウンしたいエリアをブラシで塗り重ねていけばよい。

この写真ではスカートの部分が少し明るすぎたので調整した。

 

こうして完成した写真がこれだ。




 

 

 

2021年4月29日木曜日

ストロベリータルト



ゴルデンウィークが始まったが、大都市圏では緊急事態宣言により外出もままならない。そこで家で簡単にできるタルトづくりはどうだろうか。市販のビスケットやスポンジを使えばオーブンなしで作ることができる。

子供と一緒に作るのも良い。どうしても鍋を使っての加熱があるので、子供だけ、と言うわけにはいかないが、飾り付けはきっと楽しんでくれるだろう。そろそろイチゴのシーズンもおしまいだ。大好きないちごの最後の締めくくりとしてもストロベリータルト作り、おすすめだ。

 

タルトはいろいろあるが、断面はだいたいこんな感じになっている。



一番下にお皿状のタルト生地、その上にミックスクリームとスポンジの層、一番上にフルーツをかざりこれにゼリーを塗る。

例2のように途中にもフルーツを挟むこともある。

フルーツの上のゼリーは「いらないかも」などと考えないで欲しい、これがあると無いとでは、見た目もそうだが、味も2ランクくらい変わってくる。なのでゼリーと相性の悪い※パイナップルやキウイフルーツは、例2のように途中に挟む。

実はこれすごく大切なことなのだが、パイナップルやキウイは酵素の働きでゼリーが固まらない。特にパイナップルは缶詰も生もゼリーを完全に溶かしてタルトをびしょびしょにしてしまう「成功失敗を分ける重大なポイントその1」だ。

 

さて、

まずは材料、どれもスーパーマーケットで売っているものなので、食材の買い物のついでに。

材料はタルト1つ分

・タルト生地の材料

1.森永ムーンライトクッキー1 箱

2.無塩バター大さじ1

3.牛乳大さじ1



・ミックスクリーム(Aカスタード+ B生クリーム)の材料

Aカスタードクリーム

1.牛乳200ml

2.卵黄(卵の黄身)2 個分

3.グラニュー糖50g

4.小麦粉14g

5.バニラビーンズ2 センチ(スーパーの香辛料コーナーにある、無いときはバニラエッセンスで代用)



B生クリーム

1.生クリーム乳脂肪分45%くらいのもの200ml

2.グラニュー糖15g



 

・スポンジの材料

1.市販の手作りケーキ用スポンジ5 号15 センチ(使うのは半分)

2.シロップ用ブランデー大さじ1

3.砂糖(なんでもよい)20g



・飾り付け用フルーツ、ゼリーの材料

1.イチゴやグレープフルーツ、オレンジなど、

(酸味のあるものが向いている)

(ブルーベリーやラズベリーは見た目がプロっぽくなる)

(ミントも同様)

2.粉ゼラチン2g

3.レモン果汁40ml(レモンをしぼってもよいし、市販のレモン果汁でもよい)

4.砂糖(何でも良い)3g



 

材料は以上。

 

次に使う道具

大きなボウル(ガラスのボウルがいいけどステンレスでもよい)1つ、小さなボウル(ご飯茶碗くらいのおおきさ)数個

片手鍋(インスタントラーメン用くらいの大きさ)1つ、泡立て器、軽量スプーン(無くてもなんとかなる)、キッチンスケール(はかり、無くてもなんとかなる)、計量カップ(200mlが計れればよい)、できたタルトをのせる大きめの平たい皿1枚、カレーを食べるとき使うような少し深さのある皿1枚、キッチンペーパー、クッキングシート(100均にある)、料理用のハケ(100均にある)、ラップ、ジップバック(ジプロックね)、ゴムべら(無くてもなんとかなる)、まな板、包丁、おたま、しゃもじ、スプーン。

 

 

では作り始めよう。

最初に作るのはカスタードクリーム。カスタードクリームは鍋で熱して作る。冷やすのに時間がかかるから最初に作る。

冷やしている間に他のものをつくる。

 

最初に、気をつけること「成功失敗を分ける重大なポイントその2」。

材料は、全部使う分量を料理を始める前に計って用意し、あとは入れるだけにして手近に準備しておくこと。

ダメなのは料理の途中、必要なタイミングで慌てて計って入れること、これ絶対に失敗する。

 

ではまず、カスタードクリームの材料を作業台の上に用意する。

牛乳200ml、卵2個、グラニュー糖50g、小麦粉15g、バニラビーンズ2センチくらい。

まずは牛乳を200g計ってグラスに入れておく。グラニュー糖50gはキッチンスケールで計る、もしない場合はペットボトルのキャップすり切り1杯が6gなので、8杯くらい、これを小さなボウルに入れておく。卵は2個分の黄身だけ小さなボウルに入れる、ほんの少し白身が混ざったからといって気にしなくてもよい。小麦粉14gはペットボトルのキャップだと3杯とちょっと、これも小さなボウルに入れておく。バニラビーンズは料理はさみや包丁で2センチ長さにカットしてタテに切り込みを入れ、中身のススみたいなのをアイスクリームのおまけのスプーンなどで集めておく。



バニラビーンズはこんな感じ、使うのは中のススみたいなのだけ。

 

材料の準備ができたら、まず大きなボウルに卵の黄身2個分とグラニュー糖50gを入れ、しゃもじで良く混ぜる(練るようなかんじで)。



卵の黄身とグラニュー糖を混ぜる。(白っぽくなる)

 

小麦粉14gを加えてざっくり混ぜる、あまり混ぜすぎない(小麦粉の白いのがなんとなく見えなくなったらOK)。





小麦粉を加え、ざっくり混ぜる。少しくらい小麦粉が見えていてもOK、混ぜすぎない。

 

片手鍋に牛乳200mlを入れ強火で温める。1分くらいでよい。手で触ってぬるいくらい、絶対に熱くしない。

暖まった牛乳を先ほどのボウルに少しづつ加えながら混ぜる。泡立て器を使う。ただしボウルが金属製の場合あまりカチカチボウルに当てない。



温めた牛乳を少しづつ加えながら混ぜる(あまり神経質にならずとも5〜6回に分けて入れる感じでよい)。

 

全部加えたら、茶こしでこすのが理想だが、やらなくてもいい。やらない場合は事前に卵のカラザをしっかり取り除いておいたほうがよい。

バニラビーンズのススみたいなのをを加える(混ざらないけど気にしないでよい)。

混ぜ合わせた材料をボウルから片手鍋に流し込み、中火やや強火寄りで火にかける(弱火は絶対ダメ)。



鍋に移す

 

ここで「成功失敗を分ける重大なポイントその3」鍋で温めながら泡立て器でまんべんなくよーく混ぜる。絶対手を休めない。必死に均等に混ぜる。少しくらいこぼれても気にしない。ここで手を休めたり混ぜ方が悪いとダマになって一巻の終わり。



火を付けたらひたすら混ぜる

 

暖まるにつれ、だんだんねっとりしてくる。沸騰してポフポフしてきたら、火を消す。火を消した後も30秒間混ぜ続ける。



ポフポフ沸騰してきたら火を消す。そのあとも最低15秒くらいは混ぜ続ける。

熱いうちに深皿(カレー皿など)に移し、ラップをカスタードに密着するようにかけ、涼しいところにおいて置く。

 

カスタードクリームは粗熱がとれたらそのまま冷蔵庫に入れ、十分冷やす。粗熱がとれるまで2時間、冷蔵庫で1時間の計3時間くらい。その間に他の材料を準備する。

 

最初にシロップを作る。シロップはスポンジにたっぷりしみこませるのと、ゼリーに加えるのと、タルト地の練り合わせに少し使う。

カスタードクリームで使ったボウルと片手鍋をきれいに洗っておく。

次に材料を用意する。水60〜100ml、砂糖20g(白砂糖ならペットボトルのキャップ4.5杯、グラニュー糖なら4杯くらい)、ブランデー大さじ1(ペットボトルのキャップ2杯)。

、水60mlを沸かし、沸いたら弱火にして砂糖20gを加え溶かしブランデーを加える。30秒くらいでアルコールは飛ぶが心配なら弱火のままもう30秒。

火を消してできたシロップをボウルに移し涼しいところで冷やす。

 

さて、火を使う作業はおしまい。子供と一緒に作る場合、ここまでは大人がやって準備しておき、ここから子供といっしょに作るのが良いだろう。

 

タルト生地

タルト生地は、森永のムーンライトというビスケットを使う。いろんな会社のいろんなビスケットで試したが、これが一番良かった。次に良かったのが同じ森永のチョイスというビスケット。イギリス製ウォーカーズなんてのも試したがイマイチだった。

 

ジップバッグにビスケット1箱14枚すべてを入れ、手やすりこぎなどで砕く。あんまり乱暴にやると袋が破けて大惨事になるので、特に子供にさせるときは気をつけよう。






こんな感じ。100%子供はおもしろがってやりたがる。

できあがった砕いたビスケットをボウルに入れ、これに溶かした無塩バター大さじ1と牛乳大さじ1、さっき作ったシロップも大さじ1加える。



 

これを1〜2分粘土のように練ってひとかたまりになったら、平らな皿にクッキングシートを敷き、タルト地の形に成形する。

まあできあがってしまえば見えないのであまり気にせず子供にまかせたのでかまわない。でも厚みは5ミリくらいがよいかな。

成形が済んだら冷凍庫で30分くらい冷やして固める。固まったら冷蔵庫に移し、そのまま冷やしておく。ボウルも洗って空のままラップをかけて冷蔵庫で冷やしておく※。

※ボウルは次に生クリームをホイップするときに使う。ホイップは冷たい容器で作る必要があるので、冷やしておく。

 



成形して冷やしたタルト地、多少いびつでも問題ない。

 

次にスポンジの準備。

スポンジは市販のスポンジ5号(15センチ)を半分だけ使う。

たいていスポンジは半分にスライスして2枚になっている。そのうち1枚をさらに半分の厚さに切って使う。



少々難しいかもしれないが、失敗しても見えないところなので気にしないでよい。

これにシロップを塗るのだが、ここでまた注意事項「成功失敗を分ける重大なポイントその4」シロップを塗るときは平らな皿にラップを敷き、スポンジをのせてからシロップをたっぷりハケで塗り、この上にラップをかけ次のスポンジをのせてシロップをかけ、またラップしてこれを皿ごと冷蔵庫で冷やしておく。シロップを塗ったスポンジはフライ返しを使っても移動はできない、崩れてしまう。だからラップを使いラップごと持ち上げ、このあとミックスクリームを塗りながら重ねるときにラップごと「よっこらしょ」とひっくり返して重ねていく。

 

このあと先ほど作ったカスタードクリームの粗熱がとれたようなら、冷蔵庫に入れて冷やしておこう。

 

次はフルーツの用意だ。

フルーツはお好みで何でも良いが、トッピングのフルーツにパイナップルは厳禁、キウイフルーツもほんの少しなら良いがあまり良くない。グレープフルーツも酵素を少し含んでいるので注意。

イチゴや皮ごと食べられる種なしブドウ、青肉メロン、グレープフルーツやネーブルを少々、それにブルーベリーなどがトップにおすすめ、中に挟むのは缶詰のパイナップルや桃缶など何でも。

 

フルーツは例えばイチゴは水洗いしてはダメ、などと良く言われるが水洗いOKだ。ただし洗った後ペーパーで水分を拭き取ること。缶詰のフルーツも水分が多いので、ペーパーの上で水分を取り除く。



実際にはこんなに多くは乗らないが、まあこんな感じ。

 

さてそろそろカスタードクリームが冷えているはずだ。

もし十分冷えていないようなら、次の生クリームをホイップし終わるまで冷凍庫に入れておこう。

 

では生クリームをホイップする。

冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたボウルに生クリーム200gとグラニュー糖15gを手早く入れ泡立て器でホイップする。だいたい2分くらいで固くホイップできる。スーパーで少しケチって乳脂肪分の低い生クリームを買った人はここで5倍くらい時間がかかるので、氷を入れたフライパンにボウルを付け冷やしながら汗をかきかき固くなるまでホイップする。100円節約して腕パンパンとなる。


泡立て器に絡んで落ちないくらい固くホイップする。

 


冷蔵庫からカスタードクリームを持ってきて生クリームと混ぜる。ここでもざっくりと30秒くらい混ぜればよい。








混ぜすぎないこと。

 

 

できたミックスクリームをボウルにラップをして冷蔵庫に入れておく。

 

次にトップコートのゼリーをつくる。

粉ゼラチン2gをお湯60mlで溶き、砂糖3gを加えよく混ぜて溶かす。

15分くらい冷ましてからレモン果汁を35ml加えよく混ぜる。 

 冷蔵庫ではなく冷凍庫に入れておく。

 

ではいよいよ飾り付け。

まずタルト地を冷蔵庫から出し、これにミックスクリームの1/4くらいをのせてへらなどでのばす。

スポンジをのせて、クリーム1/4、ここでフルーツをのせても良い。フルーツをのせた場合はその上に少しクリームを塗る。

またスポンジをのせて残ったクリームを全部のせる。余ることもある。無理して全部使い切る必要はない。

つぎにフルーツで飾り付け。少し軽く押してクリームに少しだけ押し込む感じで。自然に落ちない程度でよい。

 

飾り付けが終わったらトップコートのゼラチンを冷凍庫から取り出し、どろっとなっていたら準備OK、ハケで飾り付けのフルーツの上に塗る。かなりたっぷり塗った方がおいしい。

このゼリーはかなり酸っぱいのだが、このレモンの酸っぱさがタルトの甘いミックスクリームと合わさり絶妙な味となる。

たっぷりゼリーを塗ったら、さっきまでミックスクリームが入っていたボウルを良く洗いペーパーで水気を切り、できたタルトの上にさかさまに置いてカバーにする。これを冷蔵庫で3時間くらい冷やせば食べ頃となる。

 

 



イチゴたっぷりストロベリータルト、アクセントのブルーベリーもおしゃれ

 



フルーツミックス、これもおいしい。

 



グレープタルト、こういうのもあり。宝石みたいで見ていて楽しい。

ニュージーランド産とかの皮ごと食べられるグレープを使う。

 

最後に、ここは写真のブログでもあるのに、今回はずいぶん写真がお粗末だ。これは作りながらの撮影が難しかったからで、フルーツタルトだけは別の機会にカメラで撮影した画像があるので、それを最後にのせておく。

料理しながらの撮影は今後の課題だ。

 

撮影用照明を使って撮影した写真


 

 

 

 

 

 

 

2021年4月27日火曜日

これから写真を始めるなら




 価格.COMというサイトに「クチコミ」というコーナーがあり、ときどき初心者がどれを買ったらいいか相談しているのをみかけた。

みかけた、と過去形なのは私自身今はもう全く見なくなったからだが、カメラ不況になり今でも以前のように多く質問が寄せられているとは思わないが、なくなりはしないだろう。

 

今日たまたまデザインの弟子君達が、カメラ買いたいのですが、と相談があったので、そんなことを思い出した。


私は「一番安いダブルズームレンズキット」で「マニュアル調整がしやすいもの」を買いなさい、と答えている。これはもう大分前から同じ。


具体的には例えばどれですか?、と聞かれたので、先日娘用に買ったオリンパスのE-M10IIIダブルズームキットかな、と言うと、さっそくそれを二人とも注文するようなことを言っていた。

別にオリンパスのファンということもなく、オリンパスが特別優れているとも思っていない。だが撮影素子がちっちゃいので安いのだ。価格.COMで調べたら、6万5千円くらいだった。つまりコストパフォーマンスはとても高い。

 

カメラを買ったら、最初に練習することが2つあるので、まずそれをやってみてね、と言っておいた。これも以前から変わらない。

その2つとは、立ったままカメラのレンズを一人で交換する練習と各種補正の設定をマニュアルを見ないで素早くできるようになること、その2つ。

 

レンズ交換は誰かの手を借りたりしないで一人でもスムーズにできる。だが手は2本しかないのでうまくやらないと、最悪レンズを落とすかもしれない。3分も練習すれば手際よく交換できるようになる。そのためにはカメラは首から下げるストラップが必要だ。

首からカメラを下げている限りカメラを落とす心配はない。両手を使えばレンズ交換は簡単だ。

問題はストラップだ。

カメラに附属するストラップはどのメーカーのもすごくダサいので、まずはヨドバシでも行っておしゃれなのを探して付けて持っておいで、と言っておいた。

 

つぎに各種マニュアル設定変更だが、こちらは少し覚えるのに時間がかかる。歳とともに物忘れも悪くなる。だが繰り返し何度も練習すれば身体が覚えてくれる。露出補正、SFとCFの切り替え、ISO感度の変更、マニュアルフォーカスへの切り替えなどだ。

 

そしたら次は実践だ。好きなように撮る。そのあと例えば花なら、ここから撮ると背景がいい感じで花が引き立つよなどとアドバイスし、次に望遠ズームに切り替え同じ花を少し離れたところから撮影する。背景がボケていい感じ。

だが、それでおしまい。

 

そんな写真ばかりを何回も撮ることはしない方がいい。

背景をぼかした花の写真などを私は「カツ丼写真」と呼んでいる。簡単お手軽でおなかいっぱい。だが普通は飽きる。ところがおっさんカメラマンは飽きずにしょっちゅう食べる。だから「カツ丼」、「ビール」でも「カレー」でもいいが。

もうひとつ私が「牛丼写真」と呼んでるものがある。こちらはもっとタチが悪い。吉野屋はどうの松屋はどうのと特定のメーカーのファンになって、あーだこーだと。ひいきのメーカーの悪口に過敏に反応する。

こういう世界には入らないことだ。

 

ではどうするのか。

ヒントは

その1

とにかくひたすら美しい物を探し求め、または自分で作り出しそれを撮影すること。

ポイントは自分で作る努力もすること。

 

その2

だれもできない、行かないような所に行って光を待って粘って撮ること(白川義員みたいな、ね)

でも危険なことと「撮り鉄」はなし。

 

その3

誰も考えつかないようなアイデアで撮ること。

 

本当はもう一つ4番目というのがあって、千載一遇のチャンスに完璧なシャッターを切れる運と実力を身につけること

そう、ブレッソンみたいに。

だが4番目を目指してもまずうまくいかないので、1と2と3がいいかな。どれも簡単ではないけど。

 

それとね、もうひとつ

自分の部屋の天井の真ん中に照明器具ついてるでしょ、それをやめてしまう、取り払ってしまう。

すると部屋が暗くなるので、代わりに机の上にはランプやデスクスタンド、部屋の隅にもスタンド、必要なら壁にブラケット照明。そうするとね、物が今までと全然違って見えてくる。光と影が見えてくる。

日本は昔、戦争に負けてすごい貧乏だった。そのとき住宅環境も劣悪で、なんとかしないと、と政府主導で文化住宅とか公団住宅とかを作って、その時に、部屋の真ん中にどーんと蛍光灯を付けた。明るいことが豊かなことだった。

それが日本中に広まった。まあそれは仕方がないことだった。

 

だが、そういう住空間の均質な光は確かに明るく清潔だが、代わりにすべての物をフラットに見せてつまらなくなってしまった。

そしてそういう眺めに慣れてしまった目には光と影を上手に捉えられなくなった。

君も僕も。

そういう生活に慣れてしまった、そんな眼で物を見てももう全然ダメで、そしてその目で写真を撮ってももちろんダメダメなのである。味覚音痴では料理が上手くできないように、光と影音痴では写真など撮れっこないのである。

 

 だが味覚音痴に比べ光と影音痴は簡単に治すことができる。

天井照明をやめればが良い。

そんなにお金がかかるわけでもない。

 

 



あまり良い例ではないが、

私の書斎にはカラー確認用に天井に白色蛍光灯が付いている。普段はOFFだがプリントの確認の時はONにしている。

ONにすると左側のようにバレリーナの置物は安っぽい、金属のヌメッとした材質感、白い石の台もそうだがフラットな照明ではつまらない。本も同様だ。単に電灯のON/OFFだけでこれだけ違う。

確かに色温度も違うがそれだけではないのがおわかりだろう。

 

 

まだまだあるけど、今日はまずはこのあたりまで。

 

2021年4月26日月曜日

プリントサイズ




 基本的に日常の簡単な記録写真などは除き、撮影した写真はその中から何枚かはプリントすることにしている。

写真はプリントすることで「作品」となる、と信じている。

そうとは思わない人も多いし、かまわない。あくまで私の考えだ。

 

写真はプリントすると明らかに違って見えてくる。つまりどんなに色再現性のよいモニターと比べてもプリントは次元の違うものになるからだ。

ウチでは、仕事柄色を扱うのでナナオのカラーエッジ27インチキャリブレーションモニタを使っていてカラーマッチングもしている。だが、EPSONのPX-5002でセミグロスペーパーにプリントしたものでは、それこそ印象が天と地ほど違う。プリントすると写真がよく見える、という意味ではない。むしろ逆の場合が多い。モニターではまあまあいいかな、という写真もプリントすると全くダメ、ということも多い。だが本当によい写真はプリントするとすごくよくなるのも事実で、つまり善し悪しがはっきりするとも言える。そしてここが大切なところだが、どこがどう良いのか、悪いのかがはっきり見えてくるので、撮影スキルも上がるのである。だからこういう経験をせず、プリントしない主義の人は少しかわいそうに思う。余計なお世話だろうが。

 

そんな訳でプリントにこだわっているが、プリントサイズについては、今まであまり頓着せず、市販のA系列のプリント用紙にフチ無し全面プリントしてきた。

私のやり方は、たとえばポートレートなら仮に100枚撮影したとする。撮影はRAW+JPEG高画質で撮影、Macの写真フォルダーのカテゴリー別のポートレートフォルダーにモデル名と日付のついたフォルダーを作り、RAWデータ、撮影時JPEGデータ、フォトショップデータなど必要なフォルダーを作る。実際にはカスタムアイコンを付けたフォルダーセットが用意してありそれをコピーして使っている。

プリセットされた写真用フォルダーセット

ここにRAW、JPEGを仕分けして保存し、まずはJPEGの画像をざっと眺めて目星をつけるのが従来のやり方だった。だが最近はMacも高速になりAdobe Bridgeのプレビューで直接RAWを眺めてもストレスを感じないスピードなので、枚数があまり多くないときはRAWを直接Bridgeで、多いときはJPEGをファインダーでかなり大きめのプレビューアイコンで眺めてダメな写真をハネる作業を行う。ピンボケなど。


その後1枚ずつ丁寧にPhotoshopでながめながらいい写真を選んでいく。撮影と同じくらい楽しい時間だ。100枚撮影するとだいたい10〜30枚くらい選ばれる。これにファイルラベルでオレンジのマーキングをして、RAW現像を行いすべてキャビネ(2L)判でプリントする。プリントした写真を十分乾燥させ、翌日にのんびり眺める。ここで5枚から15枚くらいに絞り込む。絞り込んだ写真は再び今度は丁寧にRAW現像を行いPhotoshopでレタッチもする。

それから少し大きめA4サイズでプリントするのだが、この時いつも気になることがあった。

用紙サイズに合わせるトリミングの是非だ。通常中判以上は除き、デジタルカメラの撮影画像サイズのアスペクト比は3:2もしくは4:3でA4やA3といったプリント用紙のタテヨコ比(1.414:1)とは異なっている。

今回、いくつかの写真を製本するにあたり、プリントサイズについて理論的に考え、方針を決めることにした。

 

まずは既存のサイズ分析。

プリントサイズには用紙を基本とした場合、前述のJIS-A系列と四ツ、六ツなどの昔の写真サイズ、キャビネや2L、はがきサイズなどがある。

 

紙のサイズ一覧

 

JIS-A系列

A1:841x594ミリ [タテヨコ比1:1.41]

A2:594x420ミリ

A3:420x297ミリ

A4:297x210ミリ

A5:210x148ミリ

JIS-B系列

B1:1030x728ミリ [タテヨコ比1:1.41]

B2:728x515ミリ

B3:515x364ミリ

B4:364x257ミリ

B5:257x182ミリ

旧来の写真サイズ

全紙:560x457ミリ [タテヨコ比1:1.23]

半切:532x356ミリ(はんせつ、と読む) [タテヨコ比1:1.21]

四ツ:305x254ミリ(正確には四ツ切、よつぎり) [タテヨコ比1:1.20]

四切ワイド:366x254ミリ[タテヨコ比1:1.44]

六ツ:254x203ミリ(同様にむつぎり) [タテヨコ比1:1.25]

その他のサイズ

L  :127x89ミリ(昔の写真屋さんの標準プリントサイズ) [タテヨコ比1:1.43]

2L :178x127ミリ [タテヨコ比1:1.40]

カビネ:2Lと同じ、120x165、130x180など(キャビネともいう)

はがき:100x148ミリ

 

さらにこれらとは別に、135フィルムサイズとブラウン管モニターのタテヨコ比というものがある。

135フィルムのサイズは36x24ミリでタテヨコ比は、3:2(1:1.5)であり

ブラウン管モニターの基本解像度640x480ピクセル(VGA)のタテヨコ比は4:3(1:1.33)である。

そして、デジタルカメラの画像タテヨコ比はこの3:2または4:3に近いものが大部分である(中判や大判は省く)。

 

上記のうち、最もヨコ長なのが135フィルムサイズの3:2 [1:1.5]

最も正方形に近いのが四ツ切で6:5つまり3:2.5 [1:1.2]

どのサイズを選ぶかは撮影者の自由ではあるが、3:2の画角で撮影した写真を四ツでプリントするのは正直無理があるようにも思う。

特に私の場合、トリミング前提で撮影するのは主義に反する、ということもある。

 

ここで改めて数値を眺める。

この際Lや2Lなどの小さいサイズは検討項目から省くと、プリント用紙として市販されているサイズは通常A系列である。つまり[1:1.41]

旧来の写真サイズである四ツや六ツはタテヨコ比がずんくりしすぎていて、用紙に合わせてプリント後カットすると歩留まりが非常に悪い。特に四ツはサイズ的にはA4より少し大きいだけだがA3でプリントしてカットする必要がある。撮影画像のタテヨコ比との乖離も大きい。

そこでこれらは特別に指定がない限り使わないことにするのが賢明だ(中判や大判は今回は割愛する)。

 

さて、ではどうするか。

撮影される画像は3:2[1:1.5]または4:3[1:1.33]

つまり、A系列に比べ3:2は少しだけ細長く、4:3は少しだけ太っちょということだ。

この部分をトリミングするか、短手に合わせてプリントし余白をあとで切り取るか、の二択となる。

今まではカットの手間を惜しむのとできあがりサイズを揃えるため画像をトリミングしていた。だが、トリミングはしない主義にもかかわらずこの部分をトリミングするのは矛盾している。やはりカメラの撮影サイズ比をプリントでもそのまま使う方が良いだろう。

ちなみに通常ミラーレス一眼のタテヨコ比は3:2であり、コンデジは4:3が多い。フォーサーズは4:3でコンデジの仲間だ。

フォーサーズより少しセンサーサイズの小さい1インチセンサーでも3:2が多いので、フォーサーズはタテヨコ比の上でも特殊だと言える。

 

現在この方法ですでにA4サイズで25枚くらいプリントして、それらをペラペラと眺めて、4:3と3:2が混在しても違和感は感じなかった。

写真をA系列のクリアポケットファイルに入れる場合はカットした分ぴったりにならないことが問題とも言えるが、クリアポケットファイルは数年で濁ってくるし、そもそもプリントの持ついい雰囲気を完全にスポイルするので使わないことにした。

台紙に糊や両面テープで貼り付けカバーはしない、昔ながらの写真アルバム方式である。

これならサイズの問題もない。

 



製本のための写真のプリント、一旦プリントするものの再度眺めて今ひとつのものは没となる。グルーピングのためクリアファイルに入れているが、製本では写真を直接台紙に貼る予定。

 

こうして基本方針が定まったので、

その決定がきちんと根拠のあることであることの記憶としてこの表を作っておくことにした。

 



2021年4月18日日曜日

シグマDP2メリルでの風景写真

 前回シグマDP2メリルでのポートレート撮影やRAW現像の辛さについて長々と書いたが、もともとこのカメラはポートレート用ではない。別にシグマがダメですと言っているわけではないがユーザーの間では常識だった。

なのでポートレート撮影で不満を並べておしまい、というのも失礼なので今日はこのカメラでの風景写真について書こう。

だが、本来カメラに「風景用」とか「ポートレート用」などという区別はあってはならないと思っている。もちろん特殊用途カメラというのはあるだろう。だが民生用のコンパクトカメラにはそういった偏りはあってはならないはずだ。

昔、オーディオにも似たような現象があったのを思い出す。無責任なオーディオ評論家がイギリス製タンノイをクラシック向き、アメリカ製JBLをジャズ向けとかやって、団塊の世代のマニアがみんな揃って同じようなことを言っていた。
まあ気持ちは多少わかるが、そんな話に便乗して通ぶっている連中は間抜けに見えた。

だから、このカメラにも団塊世代ジュニアたちが「風景向き」と言い出したときにも同じような抵抗感があった。
だが前回書いたようにこのカメラは確かにポートレートには辛い。ここは素直に団塊世代ジュニア君たちに負けを認めよう。

で、風景。


In front of the blue_Hyatt Regency Waikiki
Sigma DP2m f5.6 SS1/640sec ISO100





どうと言うことのない写真だが、驚くべきは解像度だ。
赤い印をつけた部分を等倍で見ると





ここまでしっかり写っている。
もちろん現像やPhotoshopでシャープネスをかけたりしていない。

ホワイトバランス調整なども晴天の屋外であれば当然問題ない。遅い遅いSigma Photo Proも何度も使わずにすむ。最後にPhotoshopで微調整。

次に日陰。


In front of the green_Karuizawa

Sigma DP2m ND64 f2.8 SS6sec ISO100


NDフィルターでスローシャッター

ここでも撮影、現像ともほぼ問題はない。NDも64までなら撮影に問題はなかった。ちなみにND400はさすがに厳しいが。

もうひとつ、ついでに言うとPLはまともには使えない。なにしろ背面モニターでは微妙なPLの効きは確認できない。水面やガラスの反射がかろうじてわかる程度だ。なので露出計頼りに調整するしかないのだが、露出計の反応が遅いのですごくイライラする。また風景に強いはずが、なぜかケーブルレリーズが使えない。ISO感度が上げられないこのカメラは三脚を使う機会が非常に多い。ケーブルレリーズが使えない仕様は全く理解できなかった。機械式ケーブルレリーズならシャッターボタンの改造で原価200円増くらいだろうに。

なのでこのカメラ、そういう風景写真のこだわった撮り方はにも向かないのか。
なんだぁ、それじゃいいことないの?、となってしまったが、くどいようだがこのカメラ、すべての試練に耐え、例えばレリーズは自作して付け、三脚を立てて光を待てば、すごくいい絵を結ぶことがあるのだ。だから楽しいのだ。うまくいった写真を丁寧に現像しプリントするという至福の喜びはこのカメラではひときわ大きい。だからオールマイティなカメラを欲しい人には決して勧められないが、かと言って私自身は手放すことなんて全く考えられないカメラ、それがこのDP2メリルだった。

実はこのDP2mを買うとき、最後まで悩んだのがこれにするかリコーGRにするかだった。GRの方がストレスがないことはわかっていた。だがDP2mの渋い絵も捨てがたい。決め手はレンズだった。GRは広角28ミリ相当、対するDP2mは45ミリ相当だった。風景写真やスナップでは28ミリの方が扱いやすい。

ファインダーを覗いたときの画像の大きさが実際に肉眼で見える大きさと同じなのが50ミリだが、人間の視野角は50ミリレンズよりかなり広い。人間工学的には人間の視野角は180°近くある。だが例えば正面0°を見ているとき90°右や左はなんとなく見えているだけだ。見え方は注視点でははっきり結像し確度が大きくなるにつれてはっきりしなくなる。だが、人は眼球を動かしてある程度の範囲を像として脳内で1枚の画像として確認している。
その範囲つまり広さは、注視対象(写真で言う被写体)によっても変わるし、その時の意識によっても大きく変わる。
なんとなく見ているときは見えている範囲が広く、一点を注視しているときは当然狭くなる。
だが、風景などを眺めているときにひとかたまりの映像として意識している画角は90°〜60°で、これをレンズの焦点距離す換算すると18ミリ〜30ミリとなる。
つまり28ミリというのは見えている景色がなんとなくすっぽりと入ってしまう画角なのだ。

つまり楽ちんなのだ。

それはそれで決して悪いことではないのだが、おもしろくない。

だれが撮っても多少の差はあれ同じような写真になる。

だから切り抜く範囲を撮り手に意識させる45ミリに魅力を感じた。画角にして45°〜30°、見えているものの半分を捨てる画角と言ってもよいだろう。捨てる半分と生かす半分、それがこの画角帯だ。それ以上の望遠になると目的がはっきりし明快になる。捨てるも生かすもない、「ここを写す」だ。
そんな訳で選んだこのDP2メリル。


Santa Maria del Mar, Barcelona

Sigma DP2m f2.8 SS1/60sec ISO400


 


Chemical plant, Kanagawa pref.

Sigma DP2m f5.6 SS4sec ISO100



 

Heavy Metal Tokyo Gate Bridge

Sigma DP2m ND64 f8.0 SS6sec ISO100



 

Karuizawa

Sigma DP2m ND64 f8 SS13sec ISO100


 


ちなみに昔、フィルムカメラ全盛の時、50ミリを標準レンズと呼んだのは別の理由だ。

記念写真に人と風景を入れてちょうどいいのがこの画角だからだった。ファインダー像が実際の大きさと同じに見えるという建前だったが。

 

DP2mで記念写真を撮る人はまずいないだろうけど。
 


自作のボディケースと機械式レリーズ金具。


最後に私の改造について。本体には全く手を加えずに、レリーズを取り付けた。

レリーズ金具はプラスチックを加工し、ホットシューに差し込みストラップ金具に引っかけて固定するようにして取り付けた。ヒンジ部分でくるっと回して向こう側にすれば、指で普通にシャッターも切れる。

ボディケースは市販品はあまり良いのがなかったので自分で作った。グリップ兼用の予備バッテリー入れを付けてみた。

このカメラの電池消耗が激しいのはユーザーの間では有名だ。ちょこっとした散歩撮影でも予備電池を持って行く必要があり、旅行の時は5個くらい持って行かないと安心できなかった。