2022年4月18日月曜日

コンピューターラックの製作

新しいラック


コンピューターのラックを作り直すことにした。
新規に購入する1台を含む、3台のMacを効率的に配置できて、ケーブルがごちゃごちゃにならないようにする。
これが元の状態。

以前のラック


Mac-mini2台とハードディスク数台が置いてある。
数年前に半日で作った。
半日なので塗装はアクリル樹脂エマルジョン塗料を使った。3時間で乾く。
機器の棚板にはそれぞれ冷却ファンを付けてあるが、ハードディスク置き場は風が当たらないところもあった。つまり棚板に孔を開けてファンを取り付けたが、ファンとファンの間や両端はファンの風が当たらなかった。

また、ラックの後ろ側はケーブルがごちゃごちゃしているのも大いに問題だった。

ステレオもコンピューターも配線がごちゃごちゃというのは気分が悪い。
機器の数が多いのでどうしてもケーブルは多くなるのはしかたがないが、からみ合ってスパゲッティみたいになるのは絶えられない。ものすごくイライラする。
これは性格だからしかたがない。

昔アップルのスティーブジョブスがパワーマックG5の設計の時に、ハードウェアデザインチームに内部を見せられて、「ケーブルを見えないようにしろ」と言ったのは有名な話だ。
スタッフは内部ですよ、見ないですよ、誰も。と食い下がる。
ジョブスは「俺が見る」と答えたらしい。
それで発売されたG5は配線が全く見えないキレイなレイアウトになった。
実に気持ちがよくわかる。
ウチにも1台ある。PowerMacG5。古いデータを開くためだけに保存してある。使うのは年に1回くらいだろうか。
今日は中を開けて掃除をした。3年に1度くらい掃除をする。
小さく作ろうという努力は全くないが、全体はとてもよくできている。Windowsパソコンとは雲泥の差だった。
G5の欠点はCPUの水冷ユニットが大きすぎてストレージのスペースが狭かったこと。この大きな筐体にハードディスクは2台しかのせられない。
また、この水冷ユニットの寿命がこのコンピュータの寿命でもあった。あまり出来のよいものではなかった。
やはりパソコンのCPUはデカいヒートシンクに風をどんどん当てて冷やすのが王道ということだろう。

我が家のG5


ファンとスピーカーを外してクリーニング。

さて、コンピューターのラックだった。
まずはいつものように図面から。

最初の図面


材料を買いにいくヒマがないので、工房に今持っている材料で作れるよう変更したのが、この図面。

変更図面-1


その後、さらに 少し修正した。
変更図面-2


変更図面-3


図面が確定したので木材のカットをはじめる。
工房での作業。
図面を作業台の前に貼ってそれを見ながら1枚ずつ丁寧に切り出していく。
丸ノコでも治具を使えば結構精度が出る。

カットした木材


昔作った棚板を再利用する。ニスで塗装してある。
仕事は忙しいが、計算中はコンピューターラックの製作。
カットした部材は設計図通り組立てる。
接着剤とビスケットジョイントを使う。

組立て中のラック


小さな丸い孔がたくさんあるが、これらがハードディスクの冷却風の孔。孔の下はチャンバーになっていてチャンバーにファンで風を送り、丸い孔から冷却風が出る仕組み。少々チャンバーの容積が小さいがかなり効果があるはずだ。
接着が終わり一晩経って強度が出たら、サンドペーパーで磨き、パテ処理をする。

パテ処理が終わったところ


次に塗装を始める。
塗装を始めるとホコリの出る作業は厳禁なので、まずは工房を掃除した。
仕事の合間の作業だが、仕事の計算1回に2時間〜4時間くらいかかるので、結構まとまった作業時間を取ることができる。

塗装中のラック


ものすごい塗りむらだがこの時点ではこれでよい。
私のニスの塗り方はまず塗りむらを恐れず厚塗りで全体に十分ニスを塗る。
ニスはペンキに比べはるかに乾燥が早い。
それを何度か繰り返したら、サンドペーパーで塗装した面を平滑にする。
そのあと少し薄めたニスを塗って仕上げる。
この方法だと早くキレイに仕上がる。

また、塗装を待つ間にパーツも作り始めた。

Mac-miniの四隅を固定するガイド


これはMac-mini本体をずれないように固定するガイド。
なんでこんなものが必要かというと、MacMiniは軽いのでケーブルの抜き差しで本体が動いてしまうから。
また、以前作ったカメラレリーズを使ったパワーオンボタンも超便利なので今回も採用する。なので四隅を固定して動かないようにする。
これは塩ビ配管用のキャップを加工して製作した。

その他、チャンバーのカバーやリモートスイッチ、電源コンセント、このラックの電源などかなりパーツは多い。

ハードディスクの送風ファンのチャンバー

四角い孔にファンを取り付ける予定。

リモートスイッチの固定金具


上の写真の金具だが強度的に問題があり捨てて別の金具に変更することになった。

次にMacの起動用リモートスイッチ作り。これが製作で一番苦労した部分。
リモートパワーオンスイッチは今使っているコンピューターラックにも試験的に採用し使っているが、とても便利だ。
Mac-miniの電源スイッチは背面にあり押しにくい。毎回手を伸ばして裏側を手探りでスイッチなんてスマートではない。そこで、カメラ用の機械式レリーズを利用してリモートスイッチを作ったのだがこれがとても便利で、今回もそれの発展形を作ることにした。
だが、一度作ってうまくいかず、捨てて作り直した。
2回目は最初の失敗を教訓に再検討したが、それでもなかなか思ったようにはならず製作と調整に非常に時間がかかった。
リモートスイッチの上には送風ファンのスイッチを取り付けた。
送風ファンは3台のMacの下にそれぞれと外部ハードディスクの風を送るために計5台を使用した。市販のUSBファンを買い、電源をUSBから5VのACアダプターに変更、また速度調整は使いにくいスライドスイッチをロータリースイッチに変更した。スイッチは3つ、新しいMac用、Mac-mini2台は1つのスイッチで両方とも同時に、それからハードディスク用のファン2台を1つのスイッチで。
もとのスライドスイッチは、停止<低速回転<中速回転<高速回転の4段階切り替えで、単純に抵抗を直列につなぐことで速度調整をしていた。
不思議なことに、低速回転は10Ω、中速回転は5Ωの抵抗を切り替える仕様となっていた。通常この手の安いスライドスイッチは、ショートタイプだから、このファンでは実害はないにせよ、それぞれの端子間に渡りで5Ωの抵抗をつけて、ポジション1で5Ω+5Ω、ポジション2で5Ωとするのが一般的だと思う。

ちなみにスイッチのショートタイプとは、ポジションAからポジションBに切り替えるときに一時的にAにもBにもつながった状態を通過するスイッチで、ノンショートタイプはAから一旦接続が切れて次にBに入るタイプ。
元のスライドスイッチはショートタイプなので一瞬だが10Ωと5Ωの並列を通過することになる。10Ωと5Ωの並列は3.3Ω。このやり方だと物によっては壊れる。だからあまりやらない。まあ繰り返しになるが今回は問題ないが。

ロータリースイッチに変更する際に5Ω+5Ω方式に変更した。この方が回路もシンプルだし。
電子部品は今回も通販を利用した。

ファンのスイッチの作り替え


USBファンのUSBジャックからスライドスイッチまではカットして捨て、別電源とロータリースイッチに交換した。
将来的なファンの交換を考え、配線の途中にジャックを追加した。
この配線付きジャックはAmazonで購入。
本体の塗装も終わり、各パーツを組み込み調整を始める。

ほぼ計画通りにできた本体とパーツ


次に操作パネルの製作。

操作パネルの加工



塗装


スイッチパネルを取り付け、機器を並べる。

操作パネル取付け


最後にカバーや化粧パネルを取り付ける

化粧パネル


サイドカバーの精度が悪いので作り直す。また、新しいMacが届いたので、ラックに入れて調整をする。

コンピューターラックの完成

背面側の配線カバーも製作。熱がこもるとアウトなので木枠にメッシュを張り風通しを良くした。

背面カバー


本体に取り付けた

背面カバー

ただし今回は配線もだいぶ整理したので、カバーを外してもあまりごちゃごちゃはしていない。例えば外付けハードディスクのACアダプターはコンセントプラグの向きがタテとヨコがある。どちらにも対応できるよう向きの違うコンセントをそれぞれのハードディスクの真下に上下に2つ取り付け、ケーブルの引き回しを最小限にとどめた。

ラック裏側


ほぼ計画通りにでき、満足している。唯一の欠点が、サイドパネルや背面カバーは本体にマグネットで留めているが、膝が当たったりすると時々外れてしまうこと。私ひとりの時は問題ないが、娘がやってきて向こう側のイスを持ってきて隣に座って話をするとき、時々外してしまう。まあ、それくらいなら、とそのまま使うことにした。

2022年4月14日木曜日

新しいMac「MacStudio」と黒いキーボード

上海がロックダウンになって、注文して出荷後、ずーっと上海のどこだかに留め置きになっていたMacが今日届いた。上海を出ましたよーの連絡が昨日の午後だったので驚くべきスピードだと思う。

ロックダウン遅延と聞いて、こりゃあとひと月くらいかかりそうだな、とあきらめていたので、到着した時はうれしかった。

届いたMacはstudioという新しいMacでMac miniの親玉といった感じ。
ちなみに注文したのは製品発表の1時間後。だから注文一番乗りかな。
コアが1つ(10コア)の方はもっと出荷が早かったようだが、これは2つ(20コア)の方なので時間がかかった。値段は50万円だった。でもProにくらべて半額だから節約になった。


いつもながら箱のこだわりがすごい
外箱の中に白い段ボール箱に入っていた。こだわった箱で開けやすくて取り出しやすい。
この箱だけで結構な手間をかけて作ったのだわかる。

アップルはこういう所を全く手を抜かない。
無駄だと言う人もいるだろうが、私はそんなふうに思う人とは気が合わないだろう、永遠に。
中身は本体、電源ケーブルだけ。あと紙切れ1枚の説明シートとリンゴのシール。
キーボードやマウスは別売。それで全く問題ない。


最近作ったラックに入れた。計画通りぴったり納まった。
だがカメラ用のレリーズを使ったパワーオンスイッチは少し手を加える必要があった。
ネットワークやモニターのケーブルはとりあえず暫定でつないで、起動後miniからデータの移行をした。これもすぐに終わった。

気になる性能だが、まずは3Dの計算のスピードを測ってみた。
Mac studioはロゼッタを使っての実験。結果はminiにくらべstudioは4倍速かった。
ロゼッタでこれなら主要ソフトのネイティブ対応を待たずにすぐに入れ替えても問題無さそう、ということだ。

ちなみにこのMac studio、本体の拡張性はほとんどない。ポートはそれなりにあるが、ビデオボードの交換はおろか、メモリーの増設もストレージの拡張もできない。
だがグラフィックデザインならこれで問題ないだろう。

その後、ソフトの移行もすべて順調に終わった。

そこで改めて計算スピードのチェック。
Shade3DでインテルMacMiniとの比較。
比較する2台は以下の通り
MacMiniは2018モデル、3.2GHz Intel Core i7 メモリー32GB OS10.14.6
Studioは2022モデル、Apple M1 Ultra メモリー64GB OS 12.3.1
イメージサイズは1500pixx2000pix、レンダリングメソッドはパストレ。
以前仕事で作ったデータをレンダリングしてみた。今回はロゼッタではなくアップルシリコン対応のshade3Dをインストールしての比較。

結果は、
Miniが5分25秒=325秒、Studioは1分12秒=72秒だった。
4.5倍高速になったということだ。

ロゼッタで検証したときのMiniとの差は約4倍だったから、ことShade3Dに関してはネイティブもロゼッタもそれほど大きな差はないということだ。

まあこれは、ネイティブが今ひとつなのではなく、ロゼッタが優秀なのだろう。
だからShade3Dでネイティブ対応のver.22がver.20のときのようにすぐに形状編集モードからマッピングモードに勝手に変わってしまい、使いにくいようならver.19まで落として、ロゼッタで使うのもアリ、ということになる。

まずはしばらくver.22で様子を見てみよう。

さて、Studioにはキーボードもマウスも付属していないので、購入することになる。
実は、仕事で1台Macをレンダリング用に借りたとき、今回Macを買うことを見越してキーボードとマウスは購入済みだった。

注文時、残念ながらアップルのサイトを見ると、グラファイトつまり黒のキーボードがなくなっていた。あの歯医者を想像させる白いキーボードしかない。私の机には合わないので置きたくない。

ちなみに私は生涯で歯医者に行ったことは中学生の時に1度しかない。
なので「歯医者を想像させる」などとは想像で言っている。
なぜ歯医者に行ったかというと、学校の健康診断のときに一度も歯医者に行ったことがない生徒は一度は行くように、という訳のわからない担任のお告げのためだ。
歯医者で順番を待ち、口をあけて見てもらって医者が言った、「何しに来た?」。

さてキーボードだが、ヨドバシのサイトで良さそうなキーボードを見つけて注文した。ロジクール。値段もアップル純正と同じくらい。
キーが打ちやすくアップル純正より3倍くらい重量があるので安定していて使いやすい。
もちろんBluetooth接続。
アップルのおかげでいいキーボードが見つかった。もうアップルが黒を復活させても戻ることはないだろう、次もこのロジクールがいい。

なお、アップルはStudioと同時に黒いキーボードを復活させたようだ。でも残念でした、もうこのロジクールが気に入ったので戻る気はない。


純正(手前)とロジクール(奥)並べても違和感がない

このロジクールだが、とてもよいキーボードだが、小さな欠点が2つ。
1つはキーがMacBookのキーボードのように内照式で光るのだが、すき間からの光の方が多く見た目もギラギラした感じで少々下品なこと。


すき間の方が明るいイルミネーション
もう1つはMac起動時にキーボードがつながっていませんよ、のエラー表示がでること。
だがこれらはたいした問題ではない。
イルミネーションはF5キーでオフにできる。一度オフにするとずーっとオフのままだ。もちろんオフで使っている。エラー表示の方はキーを1つポンとたたくと消える。

さてこのキーボード、JISとUSの両バージョンがあるところがよい。

MacのキーボードはUSの方がはるかに使いやすい。
ただし会社で働いていたときはウインドーズもあるし、今のように選べない時代はわざわざ買い直すのも、とJISを使っていたが、自営業なら買い直すのもイチイチつまらん申請もいらない。サクッとJISは捨ててUSに買い換えた。

使いやすさの秘訣はこれはデザイナーならみな知っている、左下のキー配列。


SHIFT、CONTROL、OPTION、COMMANDの4つのキーがとても押しやすい。
キーコンビネーションでは特に重要なことだ。。

ちなみに現在のアップルのJISキーボードはこうなっている。

英数があるばかりでなく、左下にヘンテコなキーが追加になって、そのおかげで最もよく使うキーが小さくなっている。これが非常に使いにくい。

ちなみに以前のJISキーボードはこうなっていた。


これなら我慢して使えた。英数キーのためCONTROLが上に移動してあり、押しにくかったが・・・

だが今のキーボードは全くお話しにならない。
なのでUSを使う。
見た目もシンプルでよい。

USキーボードの欠点はキートップに¥マークの表示がないことと(もちろん打てるが)、@マークがちょっと押しにくいこと。だがキーコンビネーション重視のデザイナーなら間違いなくUSキーボードだ。

と、ハードもソフトもすべて移行が完了し、新しいラックにきれいにおさまり、仕事の環境はほぼ完成と言える。

モニター5台にもだいぶ慣れた。


正面(右)3台が27インチの作業用モニターでStudioにつながっている。
中央が主モニターで右側のモニターにパレット、左側のモニターは参考資料。
3Dアニメーションの設定時は左のモニターがタイムラインウィンドウになる。

左側の一回り小さいモニターがそれぞれMac-miniのモニター。
1つはメールのチェックやスキャナーなどに使い、もう1台は音楽をかけている。
音楽はこのMacからifi-AudioのDAC経由でMcintosh 6450から正面モニターの下にあるYamaha NS1 classicにつないである。
音楽以外にも最近はYouTubeのNASAの中継を流しながら仕事をすることが多い。

ISSでのEVAのビデオがお気に入り。何がイイってナレーションの女性の声がいい。最高のヒーリングヴォイスだ。レイヤ・チャシャという女性。
まあ、あり得ないrことだが、もし秘書を雇うならこういう声の人だといいな、と思う。
要領を得ないうんざりするようなハナシもこの秘書経由なら気持ちよく聞けるかな。

2022年4月11日月曜日

プリントと額装


以前、ココで写真はプリントするもの、と書いた。
ではプリントした写真をどうするか。

アルバムに貼ったり、製本するのも良いが、額に入れて飾るのがおすすめだ。
アルバムや製本と違い、いつでも見ることができる。
初心者でも恥ずかしがらずに自分で撮った写真を飾るといいと思う。
飽きたり、もっと良い写真が撮れたらその時は取り替えればいい。

私の書斎には以前撮影した女性ポートレートが4枚ほど飾ってある。
去年までは渋いモノクロ写真を飾ってあった。今年は少し明るい雰囲気にしたくなり、カラー写真に取り替えたのだが、時間がなかったのでマットは黒のままだった。
これから額装しようと思っている人のために少しアドバイスすると、額縁は写真より1まわりか2まわりほど大きいものを選び、マットを入れて飾ることをおすすめする。
マットは画材屋でも加工してくれるが比較的簡単にできるので、道具を揃えて自分で加工するのもよい。

必要な道具はカッターマット(なるべく大きなもの)、滑り止めのついたカッター定規、カッターナイフ、45度カッター。どれもそれほど高くない、全部で5千円くらいだろうか。定規は滑り止めがなくても作業できるが、付いていると作業が楽になる。定規は加工するマット以上の長さがあった方が良いがカッターマットよりあまり長くても意味がない。私の経験ではカッターマットはA1サイズ、滑り止め付き定規は60センチが使い勝手がよい。カッターマットはA1サイズより大きなものは急に高価になる。A1サイズは3500円くらいだがA0は15000円くらいする。また定規は1mタイプもあるが、ちょっと長すぎて扱いづらい。

道具が揃ったら、画材屋で2ミリ厚のイラストボードを買ってきて加工する。イラストボードは額縁のサイズを考慮して選ぶ。

例えば今回、額縁の内寸が50センチ角なので、イラストボードはB2サイズ(728x515ミリ)を用意した。

加工の手順は以下の通り

まずはイラストボードの前面に柿渋で塗装した。これは好みで。
塗装しなくてもよい。


柿渋で塗装した厚さ2ミリのイラストボード
これを50センチ角にカットする。これは簡単、カッターマットの上でカッターで何度も何度も切り込みを入れながらカットする。先のA1サイズのカッターマットと60センチの定規でストレスなく作業できる。
次に窓部分を鉛筆で薄くマーキングする。


マーキングしたボード
これを45度カッターでカットし窓を開ける。
このとき注意点その1、カッターマットの上に段ボールや発泡スチロール板を敷きカットすること。カッターマットの上に直接置いてカットすると失敗する。


下に発泡スチロール板を敷き45度カッターで窓をあける。
注意点その2、少しずつ少しずつ深くしながらカットすること。最初はコピー用紙1枚分くらいの厚さをカットするような感じで。力を入れて一度に深くカットすると失敗する。20往復くらいするつもりで何度も何度もカットする。事前に先ほど切り落とした端材で練習するとよい。失敗するとマットが無駄になってしまうので何度も練習してから本番に臨むことを強くお勧めする。

カットが終わったら消しゴムで鉛筆のマーキングを消す。
注意点その3、消しゴムのかすは出るたび集めて決して残さないようにする。


ていねいにかすを集めながらマーキングを消す。

写真をマットの裏面からマスキングテープで貼る。


位置を合わせてマスキングテープで固定する
額縁に戻して完了。


完成
さて、マットは加工も面倒だから写真サイズにピッタリ合わせた額縁に飾ろう、もしくは額縁のサイズにプリントしようというのはやめたほうがいい。ものすごく安っぽくなる。

これはグラフィックソフトで3分でつくったシミュレーション。
左:マット無しの額装がいかに安っぽくなるか。
中央:これでもいいが、この写真では、まだ少々窮屈だ。
右:これくらいがいい。


さて、 書斎は私の仕事部屋だから私の好みで写真を飾ってある。
ウチでは廊下にも写真を飾ってある。こちらは家族みんなの共有スペースだから花の写真。全部で6枚。


花の写真、これはカミさんのお気に入り


花の写真

何しろ古い家の1階で廊下には窓がないので暗い。そこで照明と写真をつけてみた。
だが、額縁に入れるとブラブラするのと、額には奥行きがあるので通行に支障がある。家がお屋敷で廊下も一間あれば良かったのだろうが、狭い半間の廊下に額縁はちょっと。ということで壁に塗装した板を取り付け、この板にマグネットを埋め込んだ。マグネットは百均で売っているネオジウムマグネットの一番小さなサイズのものを使った。ここにもう一つマグネットを用意し写真を挟んでこのマグネットで留めた。

これなら壁から1センチちょっとしか出ない。だが額装と同じで余白を十分に取った。この余白がないと額装同様で安っぽくなってしまう。ここは何が何でも余白を取るとこが大切だ。

また、花や風景の写真を飾るとき、信用金庫や酒屋がくれるカレンダーのような写真はやめた方がいいかな。でもまあこのへんは好みだからね。
本当は好みではなくセンスだと思っているが。

その後、書斎のポートレート写真がどうも窮屈な感じに見えて気になりはじめた。
そこで試しにポップアート写真で背景を意図的に広げたところマットがそれほど広くなくても大丈夫なことがわかった。ただしこれをするには背景がそれなりに広くないとできない。
まずはこのポップアート写真をA2サイズでプリントしてA2サイズは420ミリx594ミリなので420ミリ角にカットし、その大きさに合うようマットをカットし直し額に入れてみた。


A4でチェックプリントの後A2でプリント、十分乾燥させる

製作のプロセスは、まず画像の色調の再調整を行い、これをA4サイズでプリントし色味をチェックする。A2サイズは1枚1000円くらいかかるのでA4サイズにプリントして確認する。ダメなら再調整して何度でもプリントし直す。
良かったら本番のA2でプリントする。

プリントが終わってもすぐには額に入れられない。インクジェットプリンターの出力は、十分乾燥させる必要がある。ウチでは専用の物干し台がある。ここにぶら下げて一晩乾燥させる。

乾燥したらマットを加工し額縁に入れる。


だいぶ良くなった。マットの大きさは写真によって異なることがよくわかった。
次からはphotoshopでシミュレーションをしてからマットの窓開けをしようと思う。

2022年4月9日土曜日

フランスパンのサンドイッチ

フランスパンのサンドイッチ。私と娘の大好物。カミさんもまあまあ好きらしい。でも本当はクルミパンの方が好きらしいが。

今日は我が家のフランスパンサンドイッチの作り方。
まずはフランスパンに切れ目を入れる。
細くシャープなナイフがいい。


次にフランスパンの中身を取り除く。フランスパンは皮がうまい。


取り除いた中身は乾燥させてフードプロセッサーでパン粉にする。
市販のパン粉よりうまい。
皮ばかりになったフランスパンにバターを塗る


バターは少し前に冷蔵庫から出しておき、塗りやすいやわらかさにしておく。固すぎても柔らかすぎてもいけない。また、マーガリンは使わない。バターナイフでざっくざっくとたっぷり塗る。


塗り終わったところ。これで中身がたっぷり入れられる。イイ感じ。

ベーコンを焼く。


薄切りのベーコンをカリカリになるまで焼く。テフロンのフライパンは使わない。火が強く温度が高いのでコーティングを痛めてしまうから。

となりでゆで卵をつくる。


たまごは、ケージ飼いのにわとりは可哀想なので、平飼いたまごを買うことにしている。
あとケージ飼いのにわとりは病気に弱いので餌に大量に抗生物質を混ぜているらしい。
それも気になる。


沸騰してきたら先ほどフランスパンに切れ目を入れたナイフで軽くつついて何カ所か小さな孔をあける。こうすると新鮮な卵でも皮がつるっときれいにむける。


きれいなゆでたまご


エッグスライサーでタテヨコ2回カットしマヨネーズを加える。


ブラックペパーをかけよく混ぜる。


レタスをじゃぶじゃぶとよく洗う


遠心分離機みたいな水切りで良く水気を切る。


フランスパンにまずよーく水気を切ったレタスをのせる。


たまごとベーコンものせて軽く菜箸などでおさえる。


食べやすい大きさにカットして食卓へ。


ついでにハムのサンドイッチもつくった。大量のハムをはさみ、パンからはみだす。
ハムの場合これくらいがいい。

みんなでワイワイ食べる。
おいしい、たのしい、おなかいっぱい。

2022年4月6日水曜日

久しぶりの会食

今日は銀座で仕事関係の人たちと会食。コロナのため久しぶり。相手は3人、そのうちひとりは約3年ぶり。前回は2019年12月にミラノで会った。

ボローニャから新幹線でミラノまで会いに行った。
今は日本に戻ってきているらしい。


イタリアの新幹線、フツーな感じがよかった
そして何より駅がカッコよかった。

久しぶりにいろいろ話ができて楽しかった。

銀座は久しぶりだったので、30分ほど早めに着き、ito-yaにペンを見に行った。デスクペンの良いのがほしかったので。でも残念ながら見つからなかった。
まだ少し時間がある。そこでアップルストアに注文してあるMacの下見に行った。WEBでは確認していたが、底面の吸気口やポートなど作ったラックに納まるか。
そしてコーナーのRがほんとうにminiと同じかを確認したかった。

アップルストアの前に着き、中の様子をうかがうと、若いスタッフが「予約してますか?」と聞いてきた。いいえ、でも2、3分で済むので新しいMacを見せていただけませんか?と聞くと、「そそっと入ってそそっと見てくださいね」と通してくれた。
こういうの日本では最近は少ない。つまりスタッフにある程度の裁量を持たせているということだ。大抵は「ダメです、予約して下さい」の一点張りだ。

最近アップルってどうなの?と思っていたが、また少し好きになった。

それで思い出した。世界最速のインディアンという映画がある。改造バイクでスピード記録に挑戦するニュージーランドの年金暮らし老人の話だ。ユタのソルトフラットまで行って世界記録を出す、というお話し。実話にもとづいた話。

あの映画の中で私が一番好きなのは、予約無しで、来れば走れると思っていた老人に主催者たちは最初ダメを出すが、最後は走ることを許可する。あれ、日本では絶対ありえない。責任問題になったら、とか上司の許可が、とか。

よく考えもせず「ひとりが勝手なことをするとみんなが迷惑するんです」とか言うつまらない人も多い。こういうつまらない人は「みんながルールを守らなかったら・・・」とか「私、何か間違ったこと言ってますか」とかが口ぐせのようにすぐに出る。そのくせ赤信号でも車が来なければスタスタ渡ったりする。

さて、この映画ではスタッフは許可を出す。そして記録を出す。だから映画にもなる訳だ。
トボトボ帰ったのでは映画にはならない。
万が一事故が起きても自己責任、ということだ。そう、自己責任だ。ソルトフラットで事故を起こしても死ぬのは自分だけだ。
ああ、いいな。と正直そう思う。

ということで約束通り2分でそそっとチェックして、若いスタッフにお礼を言って店を後にした。

さて、仕事がすこし忙しくなってきた。
コンピューターラックが完成したら、トイレの内装の予定だったが、少し延期することにした。
代わりに仕事の合間には図書室に撮影台を作ろうと思っている。
さて、今日も写真を1枚。
これは数日前だったかな。新宿に散歩に行ったときに撮影した写真。
空の色がいい。PhotoShopで変更など一切していない。撮ったままのJPEG画像だ。


風景写真はアングルとかレンズとか解像度とかより単純にイイ風景、イイ色に出会えることが最も重要だと思っている。

それには常にカメラを持って行くことだ。「今日はカメラはいいや、重いし」ではダメだ。
だからオリンパスがいい。小さく軽いから。安いし。
しかし今日は銀座にカメラを持って行かなかった。まあ写真を撮るようなチャンスはなかったが、ちょっと反省。