ISOは400まで問題なく上げることができ、その分若干撮影が楽になる。しかも現像の際、あの安定しない色温度に悩まされる心配がない。それだけ簡単ということで、それはそれでよいのだが、あまのじゃくな私は、それならカラーで頑張ってみよう、となった訳だが。
今日はモノクローム前提で撮影したDP2メリルのポートレートから何枚か紹介する。
私の写真の被写体は女性ポートレートと花が多かった。最近は風景が多くなったが。
ポートレートでは、モデルを無機質に撮影するのが私のスタイルだった。「魅力は引き出すが性格は出さない」というのを常に心がけていた。
これは言葉だけでとらえれば、人を見た目だけでと言われそうだが、決してそうではない。表面的な性格を排除することでさらにその奥の本質が見えてくるからだ。ここに紹介する写真を見ていただければ、よくあるつまらないグラビア写真集とは全く異なることが理解してもらえるだろうか。
逆に、花の写真では性格を出すことに集中した。人が眺めるのだから、花にも性格があるのは当然だが、それをどう引き出すかは撮影者のインスピレーションと写真の技術の融合だった。
ポートレートではこれはモノクロームと思って撮った写真が案外カラーでも良かったり、逆もあったりで、これをおもしろいと片付けてはいかないのだろうな。








