今日はRAW現像のこと。カラー情報を持つRAWからモノクローム写真をつくる。
モノクローム写真を撮るとき、フィルムカメラ時代は、カラーフィルムとモノクロームフィルムを使い分けていたが、現在ほとんどのデジタルカメラはカラー対応のため、カラーデータからモノクローム写真を生成することとなる。
一部に、モノクローム専用のデジタルカメラや、モノクロ撮影モードを持つカメラもあるが、あまり一般的ではない。
それにカラーデータからモノクロ写真を生成するメリットもある。
今回はそのメリットを説明しながらモノクローム写真をどう現像し、画像補正するかを解説する。
いつものようにRAW現像には、Adobe PhotoshopプラグインCamera RAWを用い、画像補正の一部はPhotoshopで行う。
まずは今日の写真データ。
Camera RAWで開き、白黒ボタンをクリックする。
さらにCamera RAWで若干露光量を上げた。
さっそく今日のメイン。白黒ミックスの調整。
白黒ミックスというのは、カラー写真のどの色をどの程度明るくモノクロに変換するかを決める。
レッド、オレンジ、イエロー、グリーン...と各色をコントロールできる。
これが冒頭に述べたメリットだ。
例えばレッド(赤)のスライダーを下げると、赤い部分が暗くなる。
写真で赤いのは唇だから唇だけが黒っぽくなる。
レッドのスライダーを-70、唇だけかなり濃くなった。
まるで真っ赤な口紅をつけているようにみえる。
逆にレッドのスライダーを上げると、唇はどんどん白っぽくなる。
レッドのスライダーを+70、唇に色がなくなったように見える。
もちろん、通常ここまで大きく変えることは少ない。
オレンジを+50、今度は白くすっ飛んでしまった。
今回はオレンジは+30とした。
+30だと少し明るすぎる、でも他とのバランスは+30くらいがいい、そんな場合はここで露光量を微調整する。
この写真でもわずかに露光量を下げた。
イエローは肌のハイライト部分をコントロールする。
今回は変更なしで良いだろう。
他にグリーン、アクア、ブルー...とあるがこの写真には青系マゼンタ系の色がほとんどないので説明は省略する。
次にトーンカーブ
トーンカーブというのは暗い部分から明るい部分までのつながりを調整するツールだが、扱い方を知らないとちょっと難しいアイテムだ。
トーンカーブではまず最初にグラフのラインの中央をクリックしてここに鋲を打つ。
全体をパキッとさせたいときはこの鋲を少し上げ、マイルドにしたいときは下げる。
この写真ではそういった調整は不要なので鋲は打ったまま動かさない。
動かさないが必ず中央にまず打つことがポイント。
この写真では髪の毛の部分がほとんど背景と同じなので、少しだけ明るくしたい。
そこで左側につめの鋲を打ち、ここをわずかに持ち上げる。
暗い部分が少し明るくなる。中央に鋲を打ってあるので明るい部分は変化しない。
今回はオレンジは+30とした。
+30だと少し明るすぎる、でも他とのバランスは+30くらいがいい、そんな場合はここで露光量を微調整する。
この写真でもわずかに露光量を下げた。
イエローは肌のハイライト部分をコントロールする。
今回は変更なしで良いだろう。
他にグリーン、アクア、ブルー...とあるがこの写真には青系マゼンタ系の色がほとんどないので説明は省略する。
次にトーンカーブ
トーンカーブというのは暗い部分から明るい部分までのつながりを調整するツールだが、扱い方を知らないとちょっと難しいアイテムだ。
トーンカーブではまず最初にグラフのラインの中央をクリックしてここに鋲を打つ。
全体をパキッとさせたいときはこの鋲を少し上げ、マイルドにしたいときは下げる。
この写真ではそういった調整は不要なので鋲は打ったまま動かさない。
動かさないが必ず中央にまず打つことがポイント。
この写真では髪の毛の部分がほとんど背景と同じなので、少しだけ明るくしたい。
そこで左側につめの鋲を打ち、ここをわずかに持ち上げる。
暗い部分が少し明るくなる。中央に鋲を打ってあるので明るい部分は変化しない。
必ず目を入れた100%表示以上の倍率で行う。拡大せずに操作してはダメだ。
今回は200%表示で調整した。
これでRAW現像は完了だ。
データをPhotoshopに引き渡し、Photoshopでレタッチを行う。
レタッチが必要ない場合はそのまま保存して完了となる。
今回は少々レタッチが必要だ。
右目に髪の毛がかかっている。これは以前お人形の写真のレタッチで説明した。
キズや汚れ同様にレタッチすればよい。頬の部分は簡単だが目の部分は少し難しい。
今回は説明を省略するがリンクの説明を読んで試してほしい。
最後に背景の一部が白っぽくなっているところを他と同じように黒くする。
絶対にやってはいけないのが、選択範囲を作って黒で塗りつぶすこと。
背景は真っ黒に見えても階調が残っているからだ。
そこで、ここも以前書いたコンテンツに応じた塗りつぶしで黒くする。
こうすれば背景の他の部分(黒い部分)と調子をあわせた黒で塗りつぶしてくれる。
最後に以前説明した少し柔らかく仕上げるひと手間をかけ、完了。
絶対にやってはいけないのが、選択範囲を作って黒で塗りつぶすこと。
背景は真っ黒に見えても階調が残っているからだ。
そこで、ここも以前書いたコンテンツに応じた塗りつぶしで黒くする。
こうすれば背景の他の部分(黒い部分)と調子をあわせた黒で塗りつぶしてくれる。
最後に以前説明した少し柔らかく仕上げるひと手間をかけ、完了。


















































