2021年10月6日水曜日

岩塩のランプ


ありがたいことに開業当初から手が回りきらないほどたくさんの仕事をいただいている。だが、仕事にばかり追われてでは良くないので、そうでない時間もしっかり取るようにしている。

2日に一度はウォーキングで30分〜1時間くらい歩くようにしている。

運動以外にもたとえばデザインの仕事を1時間くらい続けたら、そうでない時間を10分とか15分とか取る。もちろんタイマーで計ってなんて意味の無いことはしない。気分で決める。

だから仕事にのっているときは3時間くらい休み無しということもある。逆にのらないときは15分仕事して30分休むこともある。

そして、仕事でない時間に何をするか。いろいろある。
そこでメモしておいた。
1.岩塩ランプづくり
2.ミシンの台車づくり
3.サイドデスクのワゴンづくり
4.用紙ワゴンづくり
5.黒板づくり
6.ヤマハ木目シート貼りとサランネットづくり
7.作業机の小物置き場づくり
8.壁の一部塗装
9.演奏中のレコード立てづくり

困ったことに、いやうれしいことに、リストのアイテムはどんどん増える。だから少しずつでも確実にこなしていかないと、たまる一方になる。

で、3日ほど前から岩塩ランプづくりを始めた。
この岩塩ランプはヒマラヤ岩塩のランプだったのだが、買ってすぐに壊れてしまった。作りがいい加減だったのが原因で、そのまま工房の奥に放り込んであった。
それを数日前見つけて、修理することにした。
まず元のランプは台座がチープなリング状の木で、これを木ネジで岩塩に留めてあった。簡単にとれてしまった。また電球は普通の電球で、すぐに切れてしまった。また岩塩は当然ながら塩(しお)である。湿度の高い日は汗をかき、置いてある場所がびしょびしょになった。


壊れた岩塩のランプの岩塩のかたまり、4kgある。
新たにランプを作るにあたり、これらをひとつずつ解決する必要がある。
まず台座、これはAmazonで木彫りの台座を見つけ注文した。2500円だった。
岩塩底のネジ穴をドリルで広げ、接着剤を流し込んみ、そこに鬼目ナットをねじ込んで留めた。岩塩と鬼目が直接触れないようした。相手は塩である、鬼目なんてひとたまりもない。
次にその鬼目の位置に合わせて台座にも孔をあけ、木ネジではなくボルトで留めるようにした。


木製の台座
届いた台座はさすがAmazon、写真とずいぶん違う安っぽいのが届いた。まあいい、そんなものだろうと思っていた。どうせあまり見えない。

次に電球、先日MacIntoshを修理したときに、イルミネーション交換用に購入したLEDがまだ結構余っていたので、これを使うことにした。3灯で計算し、抵抗を50Ωにした。50Ωの抵抗もたくさん余っている。


厚さ3ミリのアクリル板を丸く切り抜きLEDのベースにする
黄色い紙は台座の位置合わせの型紙


アクリルの円盤にドリルで孔をあける。全部で12カ所、結構大変。


LEDと抵抗のハンダ付け。LEDは反対側。LEDの足同士や抵抗をハンダ付けしているところ


LED部分の完成。かなりしっかり作ったので10年以上は大丈夫だろう

最後に汗をかく岩塩はつや消しクリアのラッカーを4回ほどスプレーした。もちろん岩塩のままが理想だが、高温多湿の日本では不可能だ。あきらめクリア塗装することを選んだ。
各部はスケッチを描き、毎日仕事の合間や仕事のあとに少しずつ作業した。3日ほどで完成した。

先日買ったフェルトを直径18センチに丸くカットして下に敷き、その上にのせた。

完成、予想通り明るさもちょうどよい。

次はどれにするかな。
さて、作るだけではなく当然新しく買う物もいくつかある。
プリンターやイスなど。だが仕事が忙しくお店まわりはさすがにそんな時間はない。
なので、買い物は来月かな。少し時間にゆとりができればだが。

2021年10月5日火曜日

今朝もサンドイッチ


今朝もサンドイッチ。ここのところサンドイッチの朝食が多い。でも好きなので全く問題なし。でもそろそろ娘がオムライスが食べたいはず。明日はオムライスかな。

さて、まずパンを切る。今日は少し厚めにする。パンはその時の食べ方で厚みが異なる。だから自分で切る。


パンを切る。今日は2センチ幅

次にレタス。
相変わらずレタスが高いが仕方がない。スーパーで買ってく来る。いつものように鍋で良く洗う。鍋を使うのはボウルでは小さくてうまくすすげないから。ただし水が冷たくなってきたので氷はなしでもよくなった。


レタスを鍋でよくすすぐ


毎日大活躍の水切り器
今日はソーセージと目玉焼き
それに先日作って余ったハンバーグも温めて食べることにした。


目玉焼きには最近は塩をかけずコショウだけにしている。
あと頂き物のおいしいコーヒー豆があるので、それを使ってコーヒー。
コーヒーカップは家族から誕プレでもらったハンティングシーン、お気に入り。
これで最高の朝ごはんとなる。

2021年10月4日月曜日

仕事の空間とメタ自分

独立して好きな仕事を好きなようにするなら、仕事の空間はおもいっきりわがままな場所でいい。
私の理想は

1.「邪魔」や「鬱陶しい」が存在しない。
2.「我慢しながら使う道具」なんてない。
3.あちこちに「遊び心」がある。
4.快適な「空気と音」がある。

今のところ、思いつくのはこの4つ。

このうち
1は独立したことで、すでに達成した。2〜4はすこしづつ。今のところ6〜8割達成かな。

ここが仕事の主戦場、Mac2台、でもMini


サイドデスク、色鉛筆が置いてある。上の写真は3年前に撮影した白黒写真


その左側、アンプとプリンター(黒いカバー)などなど


さらにその左の作業台、ここはもう少し改良の余地がある


右端にある石みたいなのはヒマラヤ岩塩。岩塩ランプの製作中なので置いてある。
こうして改めて写真を撮り眺めると、改善の余地がいろいろ見えてくる。
例えばサイドデスク部分はスペースが有効に使えていない。少し考えよう。
また、気づいていたことだがモニターの下、ヤマハの色が全然合わない、うーん。

ふと思ったのは、アンプの奥の壁は黒い方がいいのでは。
でフォトショでシミュレーション
こう言うのはお茶の子さいさい。1、2分。


どうかな?
こっちも

 
いいかも。
私は明るく白っぽい空間があまり好きではない。清潔感のある爽やかな、そして明るい日差しの健康的な空間はもちろんすばらしいと思う。だが私には似合わない。落ち着かない。集中できない。

黒1色みたいな空間で所々スポットで明るい空間が好きだ。落ち着く、そして何より集中できる。

また色彩豊かな空間も苦手だ。だから色のあるものには結構慎重になる。
意図的にアクセントとして色を置く、というのが私のスタイルだ。額装の写真、デスクの上の小さなナインチャ、壁のポストカードなど。
そのように自己分析すると、もう少し突き詰めて考えることもできる。
例えば、プロジェクトごとのファイルは色があって良いのか、ホチキスやなどの小さな事務用品は、といった具合に。

病的にこだわる必要はないが、ただ何となくホチキスは赤がいいかな、などとはしない方が良いのだろう。

毎日同じように見ているモノでも、意識の焦点が動くだけで、その捉え方は大きく変わる。
十分わかってはいるつもりだが、まだまだだ。

少し前に、青山あたりを娘と写真を撮りながら歩いた。娘の写真アングルの練習に。

SF映画に出てきそうなミライっぽいオフィスのエントランスを見つけたので、娘はカメラを構える。運悪くヤマト運輸のおじさんが出てきてた。娘は通り過ぎるの待って、再びカメラを構えて写真を撮っていた。

撮り終わって私が、宅急便のおじさん入りのシュールな写真という発想はなかった?
と聞くと「あっ、そうかー」と。
多分ブレッソンだったらあのタイミングでシャッターを切っていたような気がするよ。と言ったら、「うーん」と考え込んで「その発想がポンっと出ない・・」と言っていた。

でも次同じようなシーンがあったら違うよね。と聞くと。「そうだけど・・・」
「だから数撮る。それをお父さんがコテンパンにしてあげる」
「お願いします」
となった。

私の場合、コテンパンにしてくれるのは後ろ4m、40度の仰角から見下ろしているメタ自己だ(メタ自分)。

これもそのうち娘にも教えてあげる必要があるだろう。

いい年をしてメタ自己を持たず、自信たっぷりなマヌケデザイナーにはなって欲しくないからね。

2021年10月3日日曜日

ifi のDACを使ってみる

仕事をしながら音楽を聴くことが多い。ジャンルは様々でその時の気分で聴く。締切間近で寝不足なんてときはテンポのいいダッチトランスなんぞも聴くがジャズやクラシックの時が多い。CDは1000枚くらいあるのでそれをiTunesに読み込んである。ストリーミングサービスは使っていない。あまり好きではないので。
ジャズはブルーノートの1500番台が好きなのでよく聴く。クラシックは中世からバロックと近代、現代の曲が多い。

仕事でメインに使っているMacは仕事専用なので、音楽は3世代くらい前の仕事利用が退役したMacを使っている。そのMacのヘッドフォン出力からMacIntosh MA6450というアンプにつなぎ、スピーカーはヤマハのNS1classicを使っている。
あまり大きな音は出さないが今の状態でもダメではないが、改善の余地があるとしたらヘッドフォン出力を外付けのDACに換えることくらいだろう。考えてみればレコードプレーヤーを使ってホーンスピーカーで音楽を聴くより100倍以上使っているのだから、音質の改善になるならあまり費用はかけたくないがやってみるのもよいかもしれない。

で、さっそくやってみた。ヨドバシにifiのZEN DACという安いDACを注文した。22000円だった。

今朝届いたのでさっそくつないでみた。うーん、クリアな音になったのはわかる。でもなぜか低音も今までより大きい。いわゆるドンシャリ系の音だ。どうしてこんな味付けをするのかしらねぇ、と悩んでみても仕方がない。これがみんなのニーズなのだ。ズンドコ、シャンシャン。
まあ、せっかくだからそのまま使うとして、iTunesのイコライザーで低音を最大6dB下げることにした。高音も少し下げ、まあまあの音になった。
しかしまあ、なんとも微妙な気分だ。「禅」が聞いてあきれるなぁ。
このZEN DAC、さらに低音増強ボタンまで付いている。背脂こってりラーメン、チャーシュー大盛りだな。
チャーシュー大盛りボタンは押さないが、ぷかぷか浮いてる背脂をすくって捨てて食べる気分。
「何やってんだろ?」という微妙さ。
「お客さん、他の店に行った方がいいよ」「はい、すみません」てな感じ。


奥の方に置いてみたが、デザインもイマイチなのでそのうち見えないところに行く予定

オーソドックスなサンドイッチ


今朝はサンドイッチ。昨日デパ地下で食パンを買ったのでそれを使ってオーソドックスなサンドイッチを作る。

そういえば昨日も朝食はサンドイッチだった。
昨日のはチキンハンバーガー。
天候のせいでレタスが高くてあまり良くない。一昨日高かったけどたまたまおいしそうなレタスを見つけて買った。それを使ってチキンハンバーガーを作った。


いつものように鍋を使って冷水で良く洗う


遠心分離機みたいな水切りでよーく水を切る

で、今日は
たまごサンド、ハムサンド、ベーコンたまごサンド。
食パンを使ったオーソドックスなサンドイッチ
たまごはまずゆで卵を作る。前も書いたが水から茹で始め沸騰したら先の細いナイフでポチポチ穴をあける。それでキレイにむけるようになる。

きゅうりを洗ってできる限り薄切りにする。ベーコンはカリカリに焼く。

パンは自分でカットする。1センチ厚。包丁をよく研いでおかないと絶対にうまく切れない。よく切れる包丁と少しの慣れでキレイに均等な厚みで切れるようになる。これも前に書いたがパンは自分でカットする。スーパーのパンが嫌いな最大の理由が切られて売っていることだ。


パンを切る。厚さは1センチくらい。

カットしたパンをオーブントースターで焼く。サンドイッチの場合あまり焼きすぎない方がいい。ただし焼かないとコンビニのサンドイッチのようにベタベタした感じで食感が悪い。必ず焼く。そもそも厚さ1センチは焼かないとふにゃふにゃでサンドイッチにならない。パンを焼きながら使わない道具類を洗う。

具材を挟んで3等分にカットして完成。


トマトは挟まずそのまま一緒に食べる。必ず皮をむく。

あとはコーヒー。

理想的なあさごはん。

トーレンスTD-520のプーリー

レコードプレーヤー、トーレンスのTD520だがベルトが伸びてしまうのはゴムの劣化が主な原因で、それは仕方がないことだが、もし1年未満で伸びて外れてしまうとしたらその原因は別にある。

このプレーヤーは小出力のDCモーターの軸上のプーリーからベルトを介してアルミ製のターンテーブルを回している。


ターンテーブルを外したところ、左上に見えるのがプーリー

ターンテーブルは比較的重量があるので、モーターの回り始めはベルトに大きな負荷がかかる。だがそれではベルトがすぐに伸びてしまうので、クラッチ機構がついている。つまりプーリーとモーターは直接繋がっておらず、モーターの回転が滑りフェルトを介してプーリーに伝わるようになっている。


取り外したモーター軸に取り付けるすべりフェル付きのパーツ

このフェルトがモーターのスタートの時すべりにくいと、力がベルトにかかりすぎ、ベルトを伸ばしてしまう原因になる。
そこでフェルトの貼り替えだ。
新宿のオカダヤでフェルトを買ってきた。フェルトは100均にも売っているが、長く使う物は100均で買うのはおすすめできない。

なのでオカダヤ。90センチ幅で1メートル2400円だった。
使うのはほんのわずかなので、10センチでも多すぎるくらいだが、別の用途にも使うので1m買っておいた。

まずは、外したパーツからフェルトを取り除く。どうやら糊付きの接着フェルトを使っているようで簡単には剥がせない。メス刃カッターで丁寧に取り除き、無水エタノールでゴシゴシ拭く。金属部品なのでメス刃カッターもアルコールも全く問題ない。

次に新しいフェルトをサークルカッターとポンチ抜きでドーナツ型に切り抜き、スプレーノリ77を吹き付ける。ただしフェルトの端にノリが付くと良くないので、マスキングして吹く。ほんのちょっとでよい。

それを正確に中心に貼り付け、全てのパーツを元にもどす。

今回はすべりを少しよくするためにポリメイトをわずかに綿棒に染ませ、それでフェルトをポンポンと軽く、ほんのわずか塗布した。

ついでに針圧もチェックしてみた。

これでレコードプレーヤーのメンテナンスは一旦終了。


針圧のチェック、このカートリッジはあまり使う予定はないのだがまあ一応

さて次のステップはカートリッジの交換だ。今付いているのはSHUREのM97xEというカートリッジ。

これは是非MC型に交換したい。

2021年10月2日土曜日

レーザープリンターがほしいので

仕事用にレーザープリンターがほしい。あまり高性能でもデカイものでもなく、単機能で紙詰まりしにくく、仮に紙詰まりを起こしてもサービスを呼ばなくては取り除けないような事態にならないシンプルなものがほしい。

追加機能は一切いらない。無線LAN対応もダイレクトプリントも両面自動印刷もなんとかテクノロジーも自動なんとかも全部いらない。シンプルで壊れにくい方がいい。

ランニングコストも極端に高いのは困るが、あまり気にしない。音も別にどうでもいい。プリントしながら寝ない。

枚数を多く出す人はランニングコストも重要だが、私の場合月にせいぜい100〜200枚。ただしプレゼンの当日や前日にまとめて何十枚とプリントしたいのでインクジェットではキツい。なのでレーザー。

条件はA3サイズのプリントができて、プリント品質が安定していて、壊れにくく紙詰まり対応が容易なもの。値段は30万円以下。

つまりA3と値段以外は実物を見ないと、ひょっとしたら使ってみないとわからないといくことか。こういう買い物は面倒だ。

昨日、台風の中、用事があって出かけたので、帰りにベーコンを買うついでに同じビルにある電気店に行くとカラーレーザープリンターのコーナーがあった。キャノンの服を着た販売員のおじさんがいたので、聞いてみた。

以下がやりとり。

私「A3のカラーレーザーを買う予定なのですが」
販売員「A3はキャノンとエプソンしか作っていないねぇ」
私「沖も作っているでしょ?」
販売員「沖が欲しいの?沖も作ってますね、この3社だけ」

うーん、大丈夫かね、このおっさん?NECだってゼロックスだってHPだって作ってるだろーが。と思ったが言うのはやめた。このおっさんにキャノン以外のことを聞くのは時間の無駄というもの。
そこでキャノンのについて聞いてみた。

私「キャノンは3種類あって値段がずいぶん違うけど、何が違うのですか」
これはメーカーのスペック表の比較では値段差2倍の違いが分からなかったからだ。
おっさん「LIPが違うんですよ、画像処理。プリンターで処理するかパソコンでするか」
私「じゃあ機械的には差が少ないの?」
おっさん「そう、同じ、LIPが違うだけ」
でカタログ持ってきた。
眺めながら
おっさん「LIP同じだな、プリント速さが違う。速いのはそれだけ丈夫にできているということですよー」
だと。

30秒前に機械的には差がないと言っておったが。これ以上は時間の無駄だし、このおっさんにも悪い。サクッと諦めて、ありがとうございました、もう少し検討します、と言ってもその場を離れた。

全部が全部とは言わないが、こんないい加減な人にセールスさせるキャノンは嫌だな、と。

もちろんキャノンのセールスが全員ダメだなんて言わない。でも少なくとも今回キャノンには縁が無かった、と言うことだね。

それで思い出した。以前写真用にA3ノビがプリントできるインクジェットプリンターを選びにヨドバシカメラに行った時、エプソンの服を着たおじさんがいた。

エプソンならどれがいいですか?と聞くと最新型はすすめずにコレがいいです、とPX5002と言うA2のプリンターを薦められた。

そうですか?大きいですね、と言うと、でも機械的にしっかりできていて、最新のA3ノビ機より断然オススメです、とキッパリ。で、それを買った。確かに素晴らしいプリンターだ。エプソンのセールスの人が全部が全部良いとは言い切れないが、その時はエプソンはいい会社だな、と。少なくとも今回はコレだな、と。

お手洗いさんだっけなんだっけ?
そういうモノですよー。

キャノンはまだある。
大昔Macをキャノンが販売していた時期があった。
キヤノンゼロワンショップと言った。
レジで会計を済ませていると、隣に若いお母さんらしい人が来て、販売員に聞いている。「Macの起動音がジャーンと大きくて、赤ちゃんが起きてしまうので小さくできませんか?」と。
キャノンの服を着た若い販売員が「無理ですねー」なんて答えている。
「そんなー!」と思いながら割って入るのもなんだと気になりながら出口に向かうと、その女性がまだいたので、「すみません、さっきレジでお話が聞こえたのですが、起動音は小さくできます」とそこにあったMacを使って説明してあげたら、たいそう喜んでいた。
なんでも、毎回本体を手で押さえて起動していたらしい。
もちろん言わなかったが、キャノンはいい加減だなぁ、と思ったものだ。
起動音の調整なんて特別難しいことではない。

さてレーザープリンターだが、それならエプソンは、というところだが、以前オフィスで使っていたエプソンのカラーレーザーが何とも色が安定せず、また紙詰まりでサービスを呼ばねばどうにもならなく事態が幾度も発生し、今は改善されているかもしれないが、ちょっとエプソンのカラーレーザーには困らされた経験があって・・・

沖かな、今回は。

最後に、キャノンは本当はキヤノンで「ヤ」は小さな「ャ」ではない。おもしろいね。
別に毛嫌いしている訳でもない。
下の写真は元祖EOSkissで撮ったポートレート。デジイチがまだ百万超えが普通だった時代に、これは10万円ちょっとだった。
それでも写りは良かった。今のカメラと比べては辛いが、これくらいキレイに撮れた。だからキャノンなんて・・・、などとは思っていない。


初代EOSkiss+キットズームレンズ

2021年9月21日火曜日

MacIntosh MA6450の修理



Thorensのレコードプレーヤーと同時に、MacintoshのプリメインアンプMA6450も修理を始めた。

前にも書いたが状態は悪く、フロントガラスが完全に割れている。イルミネーションの電球はすべて切れている。内部にものすごくホコリが積もっている。

慎重にバラシを行う。割れたガラスパネルは取り外し、テープを貼ってバラバラにならないようにし、さらにビニールの袋に入れてテープで留めた。細かな破片が出そうなので危険だから。

まずそのまま電源スイッチを押したら火がつくのではないかと思われるほど積もった内部のホコリをほぼ取り除いた。
これでようやくチェックができる。フロントのスイッチパーツを仮接続し、スピーカーをつないでテスト。
きちんと鳴った。よかった。これで続けられる。

さて、イルミネーションの電球だが、かなりたくさん付いている。ひとつ外してみた。
14V100mAとあった。念のため供給側電圧をテスターで調べると12Vだった。
さてこれはLEDに変えた方が良さそうだ。
14V100mAとあるのだから計算して、LED1灯+抵抗でそこそこの値にすれば大丈夫だ。

内部のホコリはまだ残っているのでこれもきちんと掃除したい。
また、つまみ類も結構汚れているので掃除する。
幸いなことにシャーシ、トランスまわりに錆は出ていない。

フロントのガラスパネルはもうパーツが入手できないようなのでポリカーボネートなどで作るしかなさそうだが。
できるのか?

それと、そもそもウチの音楽用のステレオは真空管アンプのマルチ駆動だから、仮にこれが直っても使い道がない。仕事をしながら音楽を聞くためならよいが、アウトプットトランスを持たないシンプルな構成とはいえ、奥行きは50センチもある。デスクトップオーディオ用には大きすぎる。
さてさて、どうするかね。

さていろいろ書いたが、どうも内部のホコリの除去が結構大変そうなので、一旦全部バラして基盤は水洗いし、仕様の変更は一切しないで元に組み上げることにした。


内部を徹底的に掃除するため一旦シャーシから全てを取り外したところ
内部はこれでピカピカにキレイになる。






丁寧に元通り組み上げていく
上の写真をみてわかるように電源トランスがかなり前の方にある。非常に重量バランスが悪い。アンプを両側から中央で持ち上げると前から落ちそうになる。おそらくアウトプットトランスのあるアンプの内部構成を転用しアウトプットトランスをやめたのでこんなことになったのだと思う。アメリカ製である。

すべて元通りに組んだらここで通電して音出しチェック。
問題無さそうだ。

次にガラスパネル、そもそもどうして割れたりしたのだろう。友人が言うには、割れたガラスはぶつけたわけでなく、自然に割れたそうだ。ネットで調べると割れることはそう珍しいことではないらしい。実は掃除分解の時、それが気になり納まりを検証しながら分解した。その結果、割れた原因はシャーシの温度変化による伸び縮みやねじれがガラスに伝わったためだと考えた。

Macintoshのフロントのガラスは厚みはわずか3.5ミリしかない。いくら何でも薄すぎる。この薄いガラスにスイッチ部分孔が空いている、さらにこれが鋼製シャーシにアソビがなくリジッドに留まっているのだ。あまり良い設計とは言えない。

物体に何らかの力が作用すると、それはかたい部分に集まる。これを応力集中と言うが、ガラスは脆く硬いので最も応力が集中する。だから建築物では窓ガラスは止水もあるが、ゴムやガスケットでサッシやカーテンウォールに直接触れないようにしてある。フレームに触れると力がモロにガラスに伝わり割れてしまう。このアンプは多分エンジニアが素人だったのだろうが、結果だけ見ればガラスを割るためにこういう設計になっているようにさえ見える。

素人っぽいのはそれだけでない。パイロットランプなどはガラス板後ろから、なんとカラーセロファンを貼って色づけしてある。それを厚さ0.2ミリくらいの塩ビシートで押さえ、その塩ビシートは両面テープなどで留めている。

これには目を疑った。こうなるともはやプロの仕事というより、小中学校の文化祭レベルだ。ブルーメーターのブルーも青色の塩ビトーメイシートを両面テープで貼ってある。

ガラスは時間がかかりそうなので交換はそのうち、一旦接着剤で割れが広がらないよう、そして細かな破片が落ちないよう固めた。今回はイルミネーションを直した。

このアンプのイルミネーションにはむぎ球という小さな豆電球が16個使われている。そのうち8個はフロント基板からジャックで取り出した配線で8灯並列につないである。残る8灯はフロント基板に直接半田付けされていた。ただし基板を見ると出どころは同じ、つまり電源は同じ所から取っている。
回路上は16灯の並列接続ということになる。
麦球16灯なんておそらく3年くらいで最初の1灯が球切れをし、おそらく交換は手間がかなりかかる作りなので3万円くらい工賃を取るだろう。それで交換してもまた半年で次が切れて・・・とそのうち馬鹿らしくなって交換せずに何ともみすぼらしい姿になること受け合いである。心がけのよい人なら5灯くらい切れたら交換するだろうが、それでもまた半年くらいでどこかが切れる。パワーメーター回りだとがっかりである。

さて、今回使用したLEDはφ5mmの高輝度LED電球色で順電圧3.2Vの75mAタイプ。
75mAを安全を見て60mA(0.06A)に減らし、これを2灯直列を1組とし、抵抗を計算した。基板の電源電圧は12Vだった。抵抗の値は

(12[電源電圧]-(3.2[LED電圧]x2灯))÷0.06[LEDに流す電流]=93Ω

ということで100Ωのカーボン抵抗1/2Wタイプを使った。
部品は共立エレショップという通販の会社に注文した。
基板に半田付けされているむぎ球はハンダを溶かし全て撤去し、代わりにアクリル細パイプでベースをつくり基板に接着した。


再びフロント外した状態
すべてつなぎ、ジョイント部は熱収縮チューブでカバーしフロントを元に戻す。


イルミネーション復活したMA6450

この基板上にベースを接着する方法は、私は全く気にしないがマッキントッシュマニアには受け入れられない方法だろう。その場合はアクリルベースにダミーの針金足を取付けそれを基板にハンダ付けすればいい。

さて、ガラスはまだだが、イルミネーションの復活したMacIntoshはなかなか見栄えがいい。音出しテストはDENONの小型スピーカーで行ったが、ふとヤマハのNS1classicだとどうだろう、と思い、つないで聴いてみた。ネットワークを変更してややパキパキ感のあったNS1classicだが実にマイルドな音になった。

もちろん、ネットワークを変える前の音に戻った訳ではない。高音もスーッと気持ちよく出ているが、デジタルアンプで聴いていたときのパキパキ感がなくなり、しっとりした音になった。

もうこれを聴いてしまったら元には戻れない。
場所を空け、デスクトップオーディオとして使うことにした。
というわけで、仕事しながらの音楽がほぼ理想的な音になった。
めでたし、めでたし。


仕事しながらの音楽はこれにヤマハNS1classicをつなぐ。
名にclassicとあるが、ジャズもいい
さて、以上は仕事しながらの音楽用。

次に音楽鑑賞用のステレオ。
こちらは真空管アンプによる3wayマルチアンプ。最後の1台のアンプが届き、さらにフォノイコの追加もあり、ラックのレイアウトを変更することにした。そこで一旦ラックを工房へ運び棚板の変更と併せて全体を再塗装することにした。
塗装と乾燥が終わって、元の位置に戻し、機器を戻し配線した。

結構時間がかかった。ラックのバラシと再塗装、組み立てに1週間以上。機器の設置と配線に6時間。配線は電源の工事もあり、コンセントボックスの取付けと渡りのFケーブルの加工に3時間近くかかり、アース線の加工に1時間ちょっと。機器のケーブルのタグ付けなどに2時間くらい。その他合わせて6時間ちょっと。

マルチなので、チャンデバでの厳密なレベルあわせが必須だが、今日はもう時間がない。そこで耳を頼りにざっくり合わせることにした。

使う曲はカーペンターズ。こういう音合わせは女性ヴォーカルに限る。楽器で合わせるのは不可能だ。
カレンカーペンターという人は、一般的には澄んだ声のヴォーカルという印象を持たれている歌手だが、私は低い声が魅力のヴォーカルだと思っている。
かなり低い声まできれいに出るので、男性ヴォーカルの声域から女性ヴォーカルの声域までひとつながりに出る。
なのでスピーカーの各チャンネルのつながりのチェックにはとてもよい、と思っている。
少々古いが、曲も音もいいし。
CDは今売られているものよりこの頃の方が音がいい。これは今の人は大型スピーカーなどで音楽は聴かないので、ヘッドフォンやBOSEなどに合わせた音作りがされていて、それがきちんとしたオーディオでは妙な音になるからだ。その代表がコンプレッションかな。まあ、しかたがないけどね。


こっちもなんとか完了
快適に仕事ができる環境づくりの1つとして音楽を聴く部分は一旦完了。

2021年9月19日日曜日

トーレンスのレコードプレーヤー





友人から、もう使わないからということでTHORENSのレコードプレーヤーをもらった。今日しか時間がないらしく、台風の雨の中、車で運ぶことにした。
TD-520というプレーヤー。ずっとイギリス製だと思っていたがドイツ製だった。
プレーヤーといっしょにフォノイコもやってきた。ROKSANという会社のフォノイコ。
あとガラスの割れたMacIntoshのアンプと電源の入らないLINNのCDプレーヤーも一緒に。友人曰く、お前なら直せるだろう、無理だったらオークションでジャンク扱いで売ったらいい、だと。
うーん。

CDプレーヤーは傘と一緒に友人宅の玄関に忘れてきた。

運び終わったのが7時半頃。その後1時間半くらい仕事の話をして、9時過ぎに帰って行った。
10時頃からそれらの機器の掃除をはじめた。結構汚れている。中はホコリだらけだ。
まずレコードプレーヤーをバラしながら掃除。これに3時間かかった。
まだトーンアームやモーターのプーリーの調整が残っているが、まあそのうち。
クリーニングもまだ全部は終わっていない。1週間ぐらいかけてのんびり整備していく予定。

ある程度掃除が終わったところ

ダストカバーやターンテーブルは外して洗剤で丁寧に洗った。
内部はひっくり返して丁寧に拭き掃除。

ガラスの割れたMacIntoshは状態が良くなかった。中がほこりだらけ。まずは掃除機でざっくり掃除をした。割れたパネルはフロントごと外した。これに1時間。


そのままスイッチを入れたらホコリに引火しそうだ。
フロントを外して内部をざっくり掃除。
丁寧に掃除するのはまた今度。

最後にフォノイコ。これは簡単だった。だがフロントがなぜかベタベタしていて、おそらくアルミの表面保護のニスの経年劣化だろう。これを剥がすのに30分かかり、結局1時間。


冗談のようなスッカスカの内部。
まあ外国製のフォノイコなんてこんなのが多い。
これで元の定価は30万円。

全部で5時間かかり深夜3時に今日の作業は終了。

しかし、ここまでやっておけば、あとは一つづつ丁寧に続きをすればいいので、気が楽だ。

まずはレコードプレーヤーからかな。
すぐにベルトが伸びてしまうらしいので、プーリーのクラッチフェルトを交換する。
友人が言うには年に2回交換していたらしい。明らかに多すぎる。正常なら2年ごとに交換といったところ。ベルトは純正で4800円もする。ちなみにもう純正はなかなか手に入らないようで、私は互換品を購入しておいた。2000円くらいだった。
とにかくクラッチがうまくすべらず、ベルトに余計な負荷がかかっているのは間違いないだろう。
分解して確かめるとフェルトが減ってぺったんこになっている。だが不思議だ。ぺったんこでツルツルになれば摩擦抵抗は減るはずなのだが。これはフェルト以外の材質も検討した方が良いかもしれない。フェルトにするにしても化繊か羊毛のどちらが良いかがある。最悪ポリメイトを爪楊枝の先くらい付けるという荒技もある。急ぐ必要はないのでのんびり検証しよう。

週末とはいえ仕事もあるので、今日みたいに時間をかける作業はできない。1日1時間〜2時間の作業になるだろう。なので1週間。

それにしても最近、壊れたオーディオ機器に縁がある。

2021年9月16日木曜日

ヤマハのスピーカー「NS-1classic」の修理・部品交換


先日、DENONのスピーカーが故障して、図書室に置いてあったヤマハのNS-1Classicというスピーカを持ってきて音楽を聴いていたとき、思っていたより音がよくないなぁ、と感じた。

こんなものかなぁ。

その時は忙しかったので、それ以上気にしていなかったのだけど、その後DENONのスピーカーの修理が終わって、元に戻し音楽を聴くと、ヤマハより音がいい。
うーん。これはDENONがすごいのではなく、ヤマハがおかしいのだ。
こもったような高音。ツィーターがイカれたのかな。バラしてチェックしたがユニットは問題なさそう。

ヤマハのソフトドームツィーター。問題なさそう。


ちなみにスピーカーを構成する各ユニット、低音用をウーファー、高音用をツィーターという。この2つで構成されるスピーカーを2ウェイスピーカーと言う。このヤマハも2ウェイである。スピーカーにはさらに中域用ユニットを加えた物もありこれを3ウェイという。
ユニットのテストをするときに絶対やってはいけないことがある。高音用のスピーカーで許容される周波数より低い音を鳴らしてはいけない。例えば高音用スピーカーで中音や低音を含んだつまり普通の音楽などを再生してはいけない。はじめ音は出るが数秒で壊れてしまう。そうなったら修理はできないので高価なユニットがゴミになる。低音は高音に比べエネルギー量がはるかに大きく耐えられない。2トン車に200トンの荷物を積むようなもので壊れてしまう。もう修理できない。
だからテストは慎重に許容される周波数の正弦波入力で行う。このテストでガサガサした音、極端な倍音などの歪み、特定の周波数のディップなどがなければユニットは問題ないと考えていいだろう。

ユニットでないならネットワークかな。ということでコンデンサーを2本、左右合わせて4本取り替えることにした。

スピーカーを構成する要素のうち経年劣化が考えられるのはユニットとクロスオーバーネットワークのコンデンサーくらいだから、ユニットの単独テストで問題なければ確実にネットワークのコンデンサーが犯人ということになる。

元のネットワーク

真ん中に横になっている汚い水筒みたいなのと、その左の少し小さい真っ黒なのがコンデンサー。これらを交換する。
左右のコイルは何年経っても劣化しないので問題ない。

2本とも新しいコンデンサーに変え、ついでにあまりキレイに配線されていなかったので、配線も全部やり直した。

2台とも交換完了



コンデンサーと配線の交換が全て完了、最後につなぎ間違いがないか、半田付け不良がないかをチェックしてすべて元のように組み直した。

予想した通り、すごくいい音になった。

コンデンサーの寿命は30年くらいかな、と思っていたが20年ちょっとでも劣化したのだろう。
あと今回のコンデンサーは4個で2万円だったが、もともと付いていたのは4個で多分2千円くらいだろう。値段にして約10倍。それで音がよくなったというのもあるだろう。

コンデンサーはピンキリでネットワーク用は200円くらいから10万円くらいまである。10万円のは知らないけど、200円と5000円では音は全然違う。そりゃ、もう違う。誰が聴いても絶対わかるくらいちがう。

ちなみにスピーカーケーブルは80円の電線と8000円の無酸素銅線で値段は100倍だが、全く違いがわからなかった。バカらしいのでそれ以上高いのは試したことはないけど。あとピンケーブルも700円のと1万円ので何度もつなぎ変えていろいろ聞いてみたが全く変わらなかった。

ときどきオーディオ関連情報サイトなどでのケーブルのレビューを書いている提灯記事ライターが、毎回毎回「少し聴いただけで音の鮮度が確実に上がったのがわかる」などと書いているが、もう何十年もケーブルをレビューするたびに上がり続けた鮮度とやらは今どのへんかね?
ぴょんぴょん跳ねて自分で海に帰ったかもね。
こういう雑誌も記事も人も信じない方がいい。試聴して確かにそう感じた、とか挙げ句の果てにはオーディオは趣味ののものだから夢を買うような部分があってもいいのでは〜とか、私にも生活があるから〜などと、バカみたいなことになる。
まあいい。

さて、そんなわけですっかりゴキゲンになったヤマハを聴いていたら、仕事しながらずっとこの音を聴いていたいな、と思い、またスピーカーを交換した。DENONが図書室行きになった。

書斎のヤマハ、今度は横置きにした


ちなみにダイヤトーンは、もう全然ダメ。エッジを張り替えていろいろパーツを変えてみたが、ウーファーの音が悪い。ツィーターもねぇ。箱はガサガサ、ネットワークなしで100円のコンデンサーのハイパスがベニヤ板に乱暴に貼り付けてある。
やはりこれはだめだ。今まで修理代に4000円くらいかけたが無駄だった。かわいそうだが捨てることにした。
まあ3セットのうち2セットはよくなったので2勝1敗、まずまずだろう。
すっかりいい音になったヤマハでバッハを聞きながらのんびり。
今日の音楽はヒューイット演奏のフランス組曲。この人の演奏はいい。
グールドよりヒューイットの方が好みかも。ただし平均律クラヴィーアはグールドやアシュケナージの方がいい。

このヤマハのスピーカーは発売当時、落ち着いたまろやかな音色と言われていた。だが、今回コンデンサーを変えピアノ曲を聴く決してまろやかではなく、よい意味でとてもクリアで臨場感のある音で鳴っている。
DENON君が壊れてくれたおかげで、このスピーカーを再発見できてよかった。

あとはアンプかなぁ。

2021年9月15日水曜日

Rolodexの修理


デザイン事務所を開設することにした。もともと家の書斎はデザイン事務所として機能していたので、あまり変わらないが。

それでも名前も決めてインターネットのドメインも取得して、まあムードだけは心機一転なのである。

Macや主要デザインソフト、プリンターやスキャナー、また、事務用品や画材などはもう揃っているし、機材や家具は上を見たらキリがないので、急いで買い揃えるのはやめておこう。
それでも何か「変わった感」はほしい。
もちろん新しく買うことにこだわらず、すでに持っている物を上手に使う方法もある。

さて、でも具体的にどうするかな。

何かこう、楽しいものがいい。

たしかRolodexがあったはず、あれはいいかも。倉庫に探しに行くとすぐ見つかった。まずはこれを使えるようにしよう。

だが引っ張り出してきたRolodexはすごく汚れていた。金属部分もくすんでいる。滑り止めのゴムはヒビだらけで1つ無くなっている。

まずは分解して掃除する。



バラバラに分解する

プラスチック部品は中性洗剤を入れたぬるま湯に30分ほど漬ける

中性洗剤に漬けて汚れを取る


フレームは、金属磨きを使って磨く。映画を観ながら磨く。
今日はジャンジャックベネックスのディーバを観る。好きな映画だ。
夜明けのデートのシーンがいい。すごく憧れて、まねしたことがある。その時のデートの相手が今のカミさんである。20代の頃の話だ。なつかしい。

映画を観ながら1時間くらいのんびり磨いた。
プラスチック部品もすすいできれいになった。

キレイになったパーツ


さて、問題は滑り止めのゴム。これは新しく買わないとどうにもならない。何しろヒビだらけでボロボロだ。

だがネットで調べると、透明か白色、または黒色のチューブしかない。そこで革を使って作ることにした。
計算して長さを割り出し、両側を1時間かけて削って4つ滑り止めができた。
これをアルミのフレームに巻けばよい。

1時間かけて作った滑り止めのゴムの代わりの革


革を巻き始めたところ

ただしアルミにははじめの2ミリだけ接着し仮固定するのみ
べたーっと接着剤で留めると、何年か経って交換するときたいへんだ。

巻き終わったら、組み立てる。

内部の金属部品。これらは機械油を塗る


どうもこのあたりが怪しい感じ。ベアリング用のフェルトに注油しておく。


組み上がったローロデックス

ROLODEXのシールは一旦剥がして糊をアルコールで除去し、
平らにのばしてからスプレーノリ77で貼り付けた

名刺用のスリーブは通販に注文した。
スリーブが届いたので入れてみた。
うーん、このスリーブものすごく安っぽい。40枚入りで1500円だったけど、どう見ても300円くらいかな、これなら。
まあ、当分はこれを使うとして、増えてきたらどうするかね。
まあ、こんな取るに足りないような物でも、一つずつ丁寧に揃えていくことが大切だと思う。

好きな仕事を好きなようにできるというのは、ほんとうに幸せだと思う。
さてさて、次は何かな。何を買おうか、作ろうか。