このプレーヤーは小出力のDCモーターの軸上のプーリーからベルトを介してアルミ製のターンテーブルを回している。
ターンテーブルを外したところ、左上に見えるのがプーリー
ターンテーブルは比較的重量があるので、モーターの回り始めはベルトに大きな負荷がかかる。だがそれではベルトがすぐに伸びてしまうので、クラッチ機構がついている。つまりプーリーとモーターは直接繋がっておらず、モーターの回転が滑りフェルトを介してプーリーに伝わるようになっている。
取り外したモーター軸に取り付けるすべりフェル付きのパーツ
このフェルトがモーターのスタートの時すべりにくいと、力がベルトにかかりすぎ、ベルトを伸ばしてしまう原因になる。
そこでフェルトの貼り替えだ。
新宿のオカダヤでフェルトを買ってきた。フェルトは100均にも売っているが、長く使う物は100均で買うのはおすすめできない。
なのでオカダヤ。90センチ幅で1メートル2400円だった。
使うのはほんのわずかなので、10センチでも多すぎるくらいだが、別の用途にも使うので1m買っておいた。
まずは、外したパーツからフェルトを取り除く。どうやら糊付きの接着フェルトを使っているようで簡単には剥がせない。メス刃カッターで丁寧に取り除き、無水エタノールでゴシゴシ拭く。金属部品なのでメス刃カッターもアルコールも全く問題ない。
次に新しいフェルトをサークルカッターとポンチ抜きでドーナツ型に切り抜き、スプレーノリ77を吹き付ける。ただしフェルトの端にノリが付くと良くないので、マスキングして吹く。ほんのちょっとでよい。
それを正確に中心に貼り付け、全てのパーツを元にもどす。
今回はすべりを少しよくするためにポリメイトをわずかに綿棒に染ませ、それでフェルトをポンポンと軽く、ほんのわずか塗布した。
ついでに針圧もチェックしてみた。
これでレコードプレーヤーのメンテナンスは一旦終了。


