すっかり涼しくなり、書斎では冬の部屋着で仕事をしている。エアコンもあまり使わなくなった。使うのは3Dのレンダリングやヒートガン使用時など発熱量が多いときだけである。
涼しくなると「おでん」が食べたくなる。
わが家のおでんの具は、大根、こんにゃく、油揚げ、厚揚げ、がんもどき、さつま揚げボール、ちくわぶ、昆布、結びシラタキ、たこ、豚バラのスライス。
ウチではちくわやソーセージやゆで卵は入れない。これなぜか家族全員の一致した好みで、娘は親の影響だろうが、カミさんともほぼ好みが一緒なのである。強いて言えばカミさんは厚揚げが好きでがんもどきはあまり食べない。私はその逆だが、二人ともじゃあ食べないかといえば必ずしもそうではない。でも「ちくわ入れてみる?」と試しに聞いてみたら「え?なんで?」と言われてしまった。
豚バラは長時間煮てホロホロになったのが美味いので入れる。娘も大好きである。ただしちゃんとアクを取らないと出汁が濁るので要注意。
さて、まずは出汁を取る。かつお節で取る。おでんは何と言っても出汁がうまいので、大鍋にたっぷり出汁を取る。せっせとカンナでかつ節を削る。それに薄口しょうゆ、酒、白出汁少々、海塩少々である。塩は必ず天日干しの海塩を使う。
次に大根、油揚げ、厚揚げの下茹で。特に大根はアクが出るのでしっかり下茹でをし、ざるに空け余熱で水分を飛ばす。油揚げなどは軽く茹でたら水洗いして油分を取り除く。
こんにゃくは塩をつけて手でゴシゴシ洗う。
出汁の入った大鍋に次々に材料を入れてゆく。そうすると鍋がいっぱいになってもう入らなくなる。そこで大鍋から片手鍋に出汁をお玉ですくってよける。その片手鍋にちくわぶを入れて沸騰したら火を止める。ちくわぶは茹ですぎると溶けてしまうので片手鍋に避難なのである。
また、タコとさつま揚げボールはまだ入れない。これらはあまり火を通しすぎると美味くない。
大鍋の方は沸騰したら火を弱火、ごく弱火にして3時間くらいコトコト煮る。沸騰はさせない。
そうそう、誕生日に家族からもらった日本酒があったね。ずっと仕事が忙しくてお酒どころではなかったが、ここのところ少し落ち着いてきたので、おでんと冷酒である。
さて、涼しくなったことでおでんとは別にもうひとつ、ウォーキングを再開した。夏の間はさすがにウォーキングは無理で、それでも西新宿の地下道を歩いてみたり、ショッピングモールを歩いてみたり、はたまたウォーキングの途中で喫茶店で涼みながらの休憩を入れたりといろいろやってみたのだが、どれも今ひとつで続かなかった。西口の地下道は2,3回で飽きてしまったし、ショッピングモールは人が多く、お店を眺めながらではほとんど運動にならない、喫茶店は休憩の後もう歩こうとは思えず・・・と、まあ根性がないのである。
おまけに8月の盆明けから9月末までは上期の〆で仕事が結構忙しく、そんなわけでウォーキングはなしになってしまった。
10月の中旬から少しずつ時間にゆとりもでき、気候もよいのでウォーキングを再開することにした。よく歩くのは神田川沿いの遊歩道である。
神田川は三鷹市の井の頭から杉並区、中野区、新宿区、文京区、中央区と東京を横断する川で、以前は支流も含め大雨によりたびたび氾濫を起こし首都機能に大きく影響を与えかねない理由により、河川幅や流域面積は小さいが一級河川である。神奈川県の横浜市を流れる鶴見川は神田川より100倍くらい大きいが二級河川である。
一級、二級は所轄するお役所が違う。一級河川は国が管理する川で二級は都道府県管理である。一般にいくつかの県にまたがり規模の大きい川は一級河川で、それ以外は二級河川である。だから東京都内で完結し規模も川幅10mくらいの神田川は本来二級河川規模なのだが、例外的に一級河川なのである。
まあ東京都はお金持ちだから神田川くらい自前で河川改修できるので二級河川でもよさそうだが、神田川はもともとは独立した河川として東京湾に注いでいたが、今では浅草橋近くで隅田川につながっており、隅田川はもともと荒川の本流なのでつまり現在の神田川は荒川水系の支流という位置づけなので一級河川なのかもしれない。
さて、その神田川には遊歩道が併設されている区間がそれなりにあり、水質も悪くないので臭ったりしないのでウォーキングにはまあまあよいのである。まあまあというのは不満もあるからで、おおきく次の2点である。
ひとつは河川改修で河床を大幅に下げ、遊歩道を歩いていても水面はほとんど見えないこと。まあ洪水対策は大切なので沿線住民にとっては景色どころではないのだろうが、都市景観という観点からはちょっと残念なのである。
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| 暗渠オーバーフローと親水空間のある都市河川 |
でも地下に今より大きなオーバーフローを作ってその上を親水空間として河川整備すればすごくよいと思うのだが、どうなのだろう。
もう一つは道路橋が多く、遊歩道近くに横断歩道がないヶ所が結構あり、そのたびに大きく迂回して歩かなくてならないこと。そもそも今ある道路橋は1/3くらいに減らしてもよいと思える。車なら300mくらい迂回するのはどうってことはないからだ。やめてしまう2/3の橋のうち半分くらいは人道橋として架け替えをする。鉄骨造のスリムでおしゃれで安価な橋で、幅も2mくらいでよいだろう。
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| 50mおきに道路橋がある神田川山手通り付近 |
まあ、いろいろ理由があって今の神田川なのだろうが、東京の街を魅力的にするには都庁のプロジェクションマッピングなどよりこういうところを少しずつでも着実に、なのでは?と思うのだが。

















































