2021年11月12日金曜日

美術展と写真の練習

美術展というよりはデザイン展、「ルール?展」に行った。平日とはいえ混雑が予想されるので11時の開始ちょうどに着くよう家を出た。六本木のミッドタウンなので家からちょうど30分くらい。
なかなかおもしろかった。
さて、ついでに少し写真を撮りながら歩いた。このルール?展も写真撮影可だった。撮らなかったけど。


ルール?展のガイドとカメラ。ガイドの表紙には入り口で自分で選んでスタンプを押す。私のスタンプには、右足から歩き始める、たまに見上げる、という2つの「ルール」があった。

カメラは広角と標準のズームを用意した。今日は天気が良かったので標準ズームにはPLも持って行った。
撮った写真をいくつか紹介しよう。

今回は主に「画角(アングル)」の例

写真で最も大切なことは、「気づき」だと思っている。つまり「あ、これおもしろいな」と気づくこと。コレがないとそもそも始まらない。富士山に行って富士山を撮る、金閣寺に行って金閣寺を撮る、飛んできた飛行機を撮るなどというのは小学校低学年でもできる。そうではなく、身近な風景の中におもしろみを見つけて撮影する感性が育てること大切だ。そしてカメラを向ける、するとおもしろそうだと思ったものがそうでもないことが多い。だがこれをしっかり続けることだ。

たとえばこの写真


これではあまりおもしろくない
だがズームで一部を拡大するとおもしろくなる
こんな感じ


家に帰ってからトリミングするのではなく、撮影時にズ−ミングで切り取ることが大切だ。

もうひとつ
これは美術館の中庭でルールに従って見上げると向こうに集合住宅が見えたので撮ってみた


手前の美術館のカーテンウォールの太陽の反射と向こう側の集合住宅の関係がおもしろいかなと思ったのだが、これでは少々物足りない。
そこで画角をひと工夫


こんな風にするとなんとも不思議なパースペクティヴになる。
画角を遊ぶことを覚えるのが写真上達の基本と言える。

もう1枚


これは美術館の外から美術館の屋根の向こうに先ほどの集合住宅。モノクロームで。雲がぽっかりおもしろかったので撮ってみたのだが、ふとその向こうの高層建物が気になった。


そこでこんな写真を撮ってみた。
こんな写真もおもしろい。これもトリミングではなく撮影の時ズームで撮ったもの。

帰りにミッドタウンでこんなものを見つけた


普通に撮るとこんな感じ、人が歩いているときは個人が特定できないように撮るのがマナーだ。そこでシャッター速度を1/2秒にして手ぶれ補正をかける。すると歩いている人は流れてこのようになる。


上の明かり取りが丸くておもしろい、と思ったらこんな風に撮ることもできる。

逆にオブジェと床のみだとこんな写真もありだ。


画角によって実にいろいろな撮り方ができる。

この写真、モノクロームにして渋めに仕上げるとこんな風になる


1枚目の明るい雰囲気とは異なって不思議な空間となる。
光を見てそれをどう撮るかが画角では結構大切なことが多い。
ただの歩道も捉え方でこういう風になる。


これは帰りに新宿駅から家まで歩いて帰る途中で撮ったもの。

今日紹介した写真はどれも特別な写真ではないが、画角遊びの参考になればとアップした。
家族で美術展を見に行き、ついでの娘の写真練習にカメラを持って同行した形だ。私がカメラを構えていると同じようにカメラを構えて、うーんとかなるほどとか言っている。時々撮った写真を見せ合ったり、私がアドバイスしてあげたり。カミさんはiPhoneで時々参加。時々。
最後に帰宅してからのカメラのメンテナンス。
これはあまり神経質になる必要はない。基本的にブロアーでシュシュはやらない。特にレンズを外してカメラの中やレンズの後ろ側をやたらシュシュする人がいるけど、よほどホコリが多いところで何度もレンズを交換した場合は別だが、あれは実はあんまり良くない。
また、レンズの表面にわずかなホコリが着いているのは気にしないで良い。通常使用で怖いのはカビだけだ。

なのでキムワイプでボディやレンズを軽く拭く。レンズ表面は皮脂が着いていなければ何もしないで良い。ただしカメラのグリップは必ず皮脂が着いている。これは仕方がない。ここだけは私はウェットティッシュでゴシゴシ拭き、キムワイプで仕上げる。皮脂は時間が経つと取れなくなる。
絶対やってはいけないことは、カメラやレンズをカバンに入れたままにして一晩おくこと。
それさえしなければカビは生えない。よほどジメジメした家でない限りは。
風通しのよい場所に置いておき、ホコリよけのハンカチでもかけておけばいい。ただし梅雨時期は心配ならプラスチックのコンテナに乾燥剤とともに入れておいた方が安全だ。ただし乾燥剤が死んでいたら逆効果なのでそこは気をつけた方がいい。

今の時期なら大丈夫。防湿庫なんていらない。きっぱり。
まあ、おまえの言うとおりやったらカビが生えた、どうしてくれんだ、なんて難癖つけられてもいやなので、自己責任でお好きなように。