2021年9月12日日曜日

なんちゃって炊き込みご飯とゴーヤチャンプルー

今日の夕食はなんちゃって炊き込みご飯。


冷蔵庫にタッパに入ったご飯がいっぱいある。ご飯は一度に炊く量が少ないと美味しく炊けない。なのでウチでは4合炊く。だが家族4人で食べる量はせいぜい2合かそれ以下だ。すると冷蔵庫にタッパに入ったご飯ができる。海鮮丼など炊きたてご飯でないとダメな場合、新たに炊くのでさらに増える。気がつくとタッパが5つなんてこともある。今日は3つだった。

まあ普通に電子レンジで温めて食べても良いのだが、なんとなく白ご飯という気分ではない。家族みんなそうらしい。
なので、なんちゃって炊き込みご飯を作ることにした。

「なんちゃって」というのは炊き込まないからだ。だがそもそも炊き込みご飯なんてあまり手がかからない料理だから、なんちゃってにしたところで手間数は減らない。手抜き料理というよりは、冷蔵庫のご飯の有効利用料理なのだ。

まずテフロンのフライパンにほんの少しの油を垂らし、鳥もも肉の皮と皮のまわりの肉を細かく刻んで炒める。皮をベリベリと剥いではいけない。そうすると皮だけになってしまい美味くない。包丁で皮と皮の近くの肉を切り取り刻む。


鶏肉の皮と皮のまわりを炒める、フライパンは必ずテフロン加工のを使う

ある程度炒めて油が出てきたら、しいたけのスライスを入れていっしょに炒める。しいたけは最初油を吸ってしまうがすぐにふにゃふにゃになってまた油が出てくる。

しいたけを加える

油揚げを加え炒める。ほんとうはごぼうを入れるのだが昨日の豚汁で使ってしまった。まあなくてもいいか。代わりにたけのこの水煮を少し多めにすればよかろう。

少し多めとはいえ、スーパーで売っている安い国産タケノコを1/3くらいで十分。

最後にニンジンも加えてさらに弱火で炒める。ほんだしをパラパラとかけ、白だしも少しかける。


ニンジンも加え、ほんだしと白だしを少し加える

電子レンジで温めたご飯を加えさらに炒める。チャーハンのように見えるが気にしない。




電子レンジで温めたご飯を加え炒める

片手鍋に水と本だしと酒、薄口しょうゆを入れ温める。あまり味を濃くしないこと。お吸い物くらいの塩加減。


これをさっきのチャーハンみたいなところにお玉で2杯ほどかけ、すぐにフタをし強火で30秒のあと火を消して、あとはのんびり蒸す。




火から下ろして蒸しているところ

おいしい「なんちゃって炊き込みご飯」の完成。

次にゴーヤチャンプルー。
最初に豆腐を一口大に切って手鍋で茹でる。沸騰したら弱火にする。


今回はさっきのだし汁が少し残っていたのでそれに水をカップ2ほど加えた薄めただし汁で茹でた。

軽く茹でると豆腐は型崩れしなくなるし、風味も増す。15分くらい茹でたらざるにあげておく

ゴーヤはタワシでゴシゴシよく洗い、水気を切ってから半分に切り、タネをスプーンでかき出して捨てる。まあこの辺は基本なので飛ばす。

鉄製の中華鍋を熱し、油を入れて煙が出たらすてて、新しい油を入れまたすてる。もう一度今度は少量の油を入れ豚肉を炒める。こうすると絶対くっつかない。

豚肉に火が通って油が出てきたらゴーヤを加えて炒める。途中で中華スープの素の顆粒を少しとお玉で1、2杯のお湯をかけまわし加える。手をかけられるなら中華スープの素を1/3に減らしお玉のお湯の代わりに鶏ガラスープを加えるとさらにおいしくなる。


ゴーヤにもある程度火が通ったら一旦皿に移す。

中華鍋を洗い、もう一度油の儀式を行い、今度は少量のごま油を入れ、そこにオイスターソースを入れる。


強火で手際よく、オイスターソースを焦がさないように
皿のゴーヤを中華鍋に戻して、豆腐も加え1分ほど強火で炒めながら和える
そしたらもう一度皿に移す。


再びさらに移す

中華鍋を洗って、油の儀式3回目。
今度は少量の油で溶き卵をオムレツづくりの要領で炒める。ただし強火。


絶対に完全に火を通してはいけない。これくらいでよい。

そこに皿のゴーヤたちを戻し、鍋を振って1回だけひっくり返してちょんちょんと混ぜておしまい。
皿に盛る


完成

もう1一品はステーキ、とはいってもスーパーの安いステーキ肉を両面こんがり強火で焼いて、塩とコショウをかけた後、まな板の上で薄く切る。フライパンに残った肉のの油にバルサミコと醤油を加えて煮詰めてからステーキにかける。


以上が今日の夕食。

なんちゃって炊き込みご飯の材料はたぶん300円くらいかな。
鶏肉の皮のまわりの肉、しいたけ3つ、タケノコ少々、ニンジン1/4本、油揚1/2枚
ゴーヤチャンプルは400円くらい。
ゴーヤが150円、豚肉が200円くらい、豆腐が1/2丁で50円
ステーキが700円なので全部で1400円ちょい、4人分。ひとり350円。ラーメン屋より安い。
かかった時間はたぶん1時間弱、写真のタイムスタンプを見てみた。鶏肉を炒めている写真が6時3分で、ステーキの完成が6時48分、つまり45分、これに下準備5分か10分か足して1時間弱。

酒が欲しくなるところだが、黒烏龍茶にしておくかね。

フランスパンのサンドイッチ


土曜の朝はフランスパンのサンドイッチだった。

いつもはなるべく人の多い所には行かないようにしているが、金曜にどうしても用があって出かけたついでに久しぶりにデパ地下でパンとベーコンを買って帰った。
で、土曜の朝にサンドイッチを作った。

フランスパンはまずナイフを入れ、開いて中の柔らかいところを取り除く。フランスパンは皮がうまい。


フランスパンは切り開いて中身を取り除く

取り出した中身は捨てずに取っておく。パン粉にする。

次にバターをたっぷり塗る。映画ディーバのリシャールボーランジェみたいに塗る。ただしあんなナイフで塗ってはダメだ。あぶないだろうに。バターナイフかテーブルナイフを使う。


バターをたっぷり塗る
横ではゆで卵を作っている。


横にあるナイフはゆで卵に穴を開けるナイフ

たまごは水から茹で始め、沸騰してきたら先の鋭いナイフでポチポチ穴を開ける。あまり強くせず表面の殻に小さな穴が開く程度。10カ所くらいまんべんなく開ける。これで殻がキレイにむける。あけるタイミングは早すぎると中身が流れ出し、遅いと効き目が少ない。


ほぼ100%きれいにつるっとむける
卵をスライサーで縦と横に切ったらマヨネーズとあえてブラックペッパーを少し多めにかける。

レタスと片方には卵をたっぷり。


パンは中身を取り除いてあるのでレタスもタマゴもたくさん入る

もう片方はBLTにするのでたまごは無し。


最後にカリカリに焼いたベーコンをどっさりのせて少し押し込む
トマトはのせるだけであまり押し込まない。
昨日の残り物のマカロニサラダと食べる。



土曜の夜の音楽と片付け

仕事をしながら聞く音楽のプレイリストを作って聴いていたら、どうした訳か片付けをしたくなった。

プレイリストはポピュラー音楽
ラテンクォーターとフリーデザインというバンドの曲を聴いていた。
もっといろいろシンプルにした方がいい、と考えるようになった。
なぜそう思ったのか、理由はわからない。

ところで、この2つのバンドについてだが、ラテンクォーターは80年代のイギリスのロックバンド。ラジオアフリカとコーラという曲がいい。残念ながらあまりヒットせずアルバムもそこそこ売れたのは1枚だけ。当時買ったレコードとその後買ったCDを持っている。レコードは国内盤だった。ちなみにバンド名のラテンクォーターとはカルチェラタンのこと。パリのセーヌをはさんでルーブルの反対側。ソルボンヌがあるあたり。でもバンド名はテキトーにつけた名前らしい。おいおい。

この2曲、曲もすごく良いし、えーと確かヨナとキャロルだったかな、ボーカルの声がいい。
割と政治色の強い歌が多いが、詞はサラッとしていてそこがいい。

ラテンクォーターのレコードとCD



タイトルはモダンタイムズジャケットデザインはヒドイ

もうひとつのバンド、フリーデザインは、そうねサンシャインポップというジャンル。
サンシャインポップ、日本でいうとピチカートファイブかな。
でもちょっとイメージは違う。
ピチカートファイブは田舎から出てきて一人暮らしで青山あたりの中小企業で頑張って働いている女子のイメージ。無印良品と新海誠が好きで、ナイーブであまり頭が良くない感じ。

フリーデザインはそうではなく、もっとアットホームな感じ。カリフォルニアのファミリーバンドだったかな。家族で歌っている。

でもスタイリッシュで田舎臭さは無い。女性ヴォーカルがイマイチなのが玉にキズ。

フリーデザインのCD


ジャケットデザインはひどいが、アンブレラという曲がいい。

さて、ラテンクォーターとフリーデザインを聴いていた。2つのバンドに共通点はない。でも、なせか「シンプルに行こうよ」という気にさせる。
ごちゃごちゃはもうおしまいにしてさぁ。
つまらないことは、しない、考えない、そして近づかない。
そうだね、それがいいかも。
まずは身の回りから。
机の上を片付けることにした。2組目の予備のスピーカーを撤去、当然アンプも。3台あったDVDドライブ類も撤去。
使うときにつなげばいいや、と。そもそも最近はあまり使用頻度が高くないし。

仕事の机



それらを全部片付けてぞうきんで拭いてキレイさっぱり。

スピーカー2台、キーボードとマウスが2つづつ、マウスパッドとショットグラス1つ、ボールペン2本赤と黒、それに電卓の置いてあるトレー。それだけ。

すごく気持ちがいい。
しばらくコレでいこうと思う。

2021年9月11日土曜日

DENONのスピーカーの修理

先日ツィーターが壊れてしまい修理中だったDENONの小型スピーカーSC-E717Rだが復活した。
ツィーターはソフトドームタイプでドームの樹脂がはがれてガサガサになっていたのでちょっと修理は難しそうだな、とユニット交換を考えコイズミ無線に代替えのツィーターを注文してあった。
コイズミ無線からは1〜2ヶ月くらいかかりますけど、キャンセルしますか?、とメールが来ていたのだが、のんびり待つことにした。
そこで、箱や端子やウーファーのクリーニングが終わったところで、一旦緩衝材で梱包してしまっておいた。

カバーを使ってユニットを傷つけないよう用心しながらウーファーを外しているところ



バスダクトは紙製だったので塗装した、見えないので何色でもかまわない



同時に修理しているダイヤトーンは中身はひどいものだったが、こちらはちゃんとしている。ネットワークもまあまあの物が入っている。各部のディテールも割とキレイ。こういうものづくりをしているのは良いことだ。
ターミナルも外しバラバラにして全てクリーニング



ツィーターを外した状態で梱包してしまっておいた



さてガサガサのツィーターだが、ダメ元で修理してみよう、と思い、1週間くらい前にカバーを外し、表面のウレタンを溶剤で溶かしながら丁寧に除去した。溶剤を染みこませメス刃カッターという刃先がメスのようになったカッターで少しづつ少しづつ剥がしていく。かなり神経を使う作業だ。エッジ部は細綿棒や綿棒の紙軸をカッターでナナメにカットしてここにも溶剤を含ませてコシコシと丁寧に丁寧に剥がす。
スピーカー1つに1時間以上かかった。
除去が終わったら一晩乾燥させ、次にウレタン系のシーリング材を溶剤で溶いて薄く何度も重ね塗りをした。

終わったら1週間ほど棚の上に置いて乾燥させた。

ウレタンシール



使用した材料はこれ、セメダイン社のウレタンシール320ml入りで600円くらい
それとペイント薄め液
灯油で溶く人もいるようだが、それだと乾燥に1ヶ月くらいかな
320mlも入っているが使うのは1ml以下。もったいないけど他に選択肢はない。

ウレタン系シーリング材を溶剤で溶いてツィーターに塗っているところ



1週間乾燥させた状態



ウレタンシールは黒がなかったのでアンバーを使った。微妙。
今日触ってみるとある程度乾燥したようで、もうペタペタしない。
そこでMacにつないで、5000Hzのサイン波を再生してみた。するときれいに再生する。うれしかった。ユニット復活である。

注意点!、ツィーターは決して直接アンプにつないで音楽やホワイトノイズなどを再生してはいけない。確実にユニットが壊れるので。ツィーターは高音を再生するスピーカーで低音を入れるとコイルが焼き切れてしまう。

通常スピーカー内部に分配器であるクロスオーバーネットワークというのが入っていて、これが高音と低音に分けそれぞれのスピーカーを鳴らしている。

なので、ネットワークを使わないでテストする時は、5000Hzのサイン波のような音で試験するしかない。ホーンならもっと高い周波数だ。これはユニットの再生可能周波数によって違う。

さて、というわけでヤマハを再び図書室に戻すことにし、DENON復活である。
ツィーターを結線し、箱に取り付けた。

ユニット取り付け



前にも書いたがユニットをうっかり工具で突いてしまうとアウトなのでカバーを使って慎重に行う。

箱は汚れを落とし、ポリメイトで磨いてあるので新品のようにきれいだ。

ちなみにウーファーのエッジも少量のポリメイトを塗布した。よくびしょびしょになるくらいつける人がいるようだが、やめた方がいい。かたくなったエッジに少しだけ。これが大切だ。あとポリメイトと同じような商品でアーマオールというのもあるがこれは乳化剤が入っているので使ってはだめだ。

さて、2台ともユニットを付け終わったら試験だ。
アンプにつなぎMacから音楽を再生してみる。

試験中



みごとに蘇った。すごくいい音で鳴っている
ということで、これもクリーニング済みのサランネットを取り付け、元の位置に戻した。

修理完了



先日おまけで付いていたヒラリーハーンのバッハをかける。きれいな音で再生した。ということで、めでたし、めでたし。
コイズミ無線に注文してあるユニットだが、もういらなくなったし、キャンセルしてもいいですよ、の連絡をもらってはいるが、わざわざ海外に発注してもらった訳だし、値段も2台で7千円くらいだったからまあそのままにしておこう。
届いたらどうするかね、新しいスピーカーでもつくってみるかな。





2021年9月10日金曜日

マカロニサラダ

今日はオフ。まだ体調が今ひとつなので無理をせずのんびりすることにした。体温は普通、単に身体が怠いだけ。


今朝はマカロニサラダを作ることにした。
今日は気分を変えてテクノロジーライター系のわざとらしい文章で書いてみる。
では、まいるぞ。

今日はイタリア製のマカロニ○△□を入手できたのでさっそく筆者宅のキッチンでそのテイストを確かめるべく、マカロニサラダを作ってみた。
まずマカロニは大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし塩をたっぷり入れて茹でる。


マカロニを茹でる。料理はいつでもそうだが期待に胸が高まる。

こうすることでマカロニにしっかり味が付きマヨネーズを多く加えなくてもピュアなマカロニ本来が持つ風味を味わうことができる。

茹で時間は1/100秒まで測れる高精度タイマーを用いて厳密に計測可能にしながら最後は人が自分の舌でその硬さや風味を確認し、お湯から引き上げるタイミングを決める。これは気温や湿度といった条件により微妙に変化する最適時間を人間の繊細な感覚で微調整し、常に最適なゆで加減をキープすることができるからだ。

茹で上がったマカロニはザルにあけ十分水分を切り、粗熱を取る。

ブロックベーコンを惜しげもなく投入し、これをフライパンで少量のオリーブオイルで弱火で炒めベーコンの旨味をオリーブオイルと一体化させる。


ベーコンを贅沢に使う、ただひたすらよい味を求める。

そこに茹で上がったマカロニを加え軽くソテーする。これによりマカロニ表面にベーコンオイルがコーティングされる。


ベーコンと和えたマカロニ、このまま食べても十分な性能だ

これによりマヨネーズを最小にしながら奥行きのある豊かな味わいが得られるようになる。

次に味の要素としてたいへん重要なきゅうりである。ここでも手抜きは一切見られない。きゅうりは契約農家直送のスーパーサミットイチオシのものを4本贅沢に使い、きゅうりそのものの歯ごたえを大切にするため、あえて2.5ミリという普通では使わないスライス幅でスライスする。さらにこのスライスしたきゅうりは専用のステンレスボウルに入れられ冷蔵庫で予冷される。これにより引き締まった歯応えと豊かな味わいを可能にしている。

こうした素材それぞれを妥協なく研ぎ澄ませることで素材の持ち味を活かした料理が可能になると言えるだろう。

味付けでも妥協はない。きゅうりとマカロニはそれぞれ専用のボウル内で独立したマヨネーズあえが行われている。これはマカロニときゅうりにはそれぞれ最適なマヨネーズ量があり、それを厳密に実現するための方法だ。手間のかかるこうした方法をあえて用いることで他では真似のできない我が家らしさが十分発揮されたマカロニサラダが実現できるということだ。

さらに制作中はJBLのスピーカーでモーツァルトの長調をかけながら行った。これによりマカロニがモーツァルトを吸収し味により深みが加わるそうである。


JBLの高級スピーカーでモーツァルトを聴かせる

最後にゆで卵をスライサーで切りトッピングしこの卵に見合う分だけのマヨネーズをかける。
味だけでなく見た目にも豊かな気分になれる一品だ。


完成したマカロニサラダ。あとはゆっくり楽しむだけだ。

<提供:第三楽章>


書いていて少々バカらしくなったので、もうやらない。こういうのは提灯記事御用達ライターさんたちにおまかせだ。

2021年9月9日木曜日

我が家のステレオ


仕事2件が終わったが疲れでダウン。今日の夜はのんびりすることにした。

先日タワレコから届いたレコードを聴くことにした。


タワレコから届いたレコードとCD

ヒラリーハーンのレコードが2つと少々古いレコードが1枚。
ヒラリーハーンのバッハヴァイオリン協奏曲を聴く。開けてびっくり、中からオマケのCDが出てきた。こういうのは初めてだ。グラモフォン、太っ腹!

確かグラモフォンは今までも小さな紙切れが入っていて「ココにアクセスしてこのパスワード入れるとmp3がダウンロードできますよ」というのは何度か見たことがある。私はmp3はあまり好きではないのでほとんどダウンロードしたことがない。今までは欲しければCDも買っていた。それほど高いものでもないし。

でもこうしてCDを付けてくれるとすごく得した気分になる。

おまけでなんとCDが付いていた。もちろんレコードと同じ内容。

さて、仕事をしながら聴くときは机の上に置いた小さなスピーカーで+サブウーファーを使い、たいてい小さな音で聴いているが、レコードはちゃんとステレオ装置で聴く。

ちゃんとと言っても私はオーディオマニアではないので外国製のゼロがどう見てもひとつ多い超高級機器は持っていない。まあ、興味もない。でもいい音で音楽は楽しみたいと思っている。

ウチのステレオはレコードプレーヤーは今はどうなってしまったのやらのパイオニアの古いレコードプレーヤー。CDプレーヤーもパイオニア。プリアンプはカウンターポイントという会社。dbxのチャンデバで分解してアンプはトライオード。スピーカーは自作3ウェイ。低音30センチ、中音と高音はホーン。

きちんと鳴らすとホーンが一番キレイな音がする、とこれは経験から。
でもマルチなので年に1度はチャンデバのゲイン調整が必要。

スピーカーを自作するなんて、立派にオーディオマニアだ、などと言わないでもらいたい。市販のスピーカーでホーンのものはべらぼうに高いのだ。そもそも私はオーディオマニアというグループが大嫌いだ。いい加減な評論家をセンセーと呼び、1m5万円なんてバカなケーブルを信じる人たちはまるで新興宗教の信者にしか見えない。ケーブルなんて電線である。基線を作っているメーカーは国内なら住友、古河、フジクラ、カナレなど数社で、どのメーカーも数ワット用の細ケーブルで1m数万円なんてものは作っていない。また海外メーカーもあれこれあるが外国製が性能がいいわけでも決してない。そして基線にあれこれつまらない小細工をめぐらしたところで基線の性能以上には決してならない。そんなこと多少科学の知識があればわかることだ。

さて脱線してしまった。ヒラリーハーンのバッハだが、すごくいい。このレコードはこの曲のベストテンには必ず入るだろう。

ヒラリーハーンという人は一音一音を明確に丁寧に音を出す演奏で、まさにバッハ向きと言える。少し音をハッキリさせすぎて流れになっていないところもあるくらいだが、あえてこれくらいがいい。

まあ、これは私の好みなのでそうでないものはダメだとは思わないが、バッハは数学的なのだ。数学は例えば数の中にハッとするほど美しい法則や並びなどがあり、それらは付加的な装飾とは無縁だ。バッハも同じできちんと弾いてくれれば最高に美しいものが出てくる音楽なのだ。演奏者が溜めてみたり盛り上げてみたり付加的な要素を持ち込む必要はないのだ。いやもっとハッキリいうとそういう余計な気の回しは作品を台無しにしてしまうとさえ言える。だから若手で「俺が俺が」の演奏家のバッハの演奏は絶対に聴かない。その点ヒラリーハーンは実に謙虚にバッハを扱っている。素晴らしい。

疲れでダウンした身に沁み渡るいい音楽だった。

2021年9月8日水曜日

仕事で使うMac


先日スピーカーの修理を始めたと書いたが、「ひと月くらいかけてのんびり修理」などと考えていたのだが、もっとかかりそうだ。

通販で注文したパーツが入荷まで結構時間がかかるらしい。
ということで部品が届くまで一旦中止。梱包して倉庫に入れた。

さて、では何をするかな、と考える。
仕事はあれこれ忙しいが、毎日必ず3時間は最低でも仕事以外の何か自分のための時間を持つことにしている。ダラダラ過ごすのはもったいない。
仕事でモニターをずっと見ているので目が疲れている。残念ながら読書はちょっと辛い。

そうだ、Macのスイッチを何とかしよう。ということで仕事用のMacMiniのパワーオンスイッチを工夫することにした。

その前に仕事用なのにMini?
そうなのだ、もう数年前からMiniで仕事をしている。MacProもいいな、買おうかな、と思ったこともあるが、結局まだMiniを使っている。

もちろん昔は違った。3Dはどうしてもパワーが必要なので一番速いのを使っていた。PowerMac9600/350なんてメモリーをある程度積んで100万円だった。その後G3が出たらすぐに買って、G4が出たら買い替えて、G5も買って、MacPro、ゴミ箱Proなどを経て、今はMiniに変えた。ゴミ箱みたいなProは拡張性ゼロで入出力ポートも特殊で困った。あの旧サンダーボルトに外付けUSB機器をどうやってつなぐのだろう。そして残念なことにあんまり速くなかった。今のMiniと競争すると同じくらい。
なので当面Miniでいいかな、と。

Miniで問題なのは3つ。
ストレージが小さいのでライブラリデータをある程度整理する必要があること。例えばキャッシュや古いメールなど。これは買うときストレージをアップグレードしておけばよかった、と少し後悔。
2つめは構造的に熱が逃げにくく、負荷のかかる作業を何時間もさせると熱で落ちたり壊れること。
最後の3つめがパワースイッチが非常に押しにくいこと。

このうち
ストレージについてはディスクキャッシュや一次ファイルなどを外付けハードディスクに変更し、定期的にデータ整理をすることで何とかなっている。

熱問題は追加ファンとファンコントロールソフトで解決。

ちなみに内部温度を知るには、intel power gadgetというソフトがフリーで手に入る。

これはなかなか良くできていてMac内部各部の温度センサーの数値を表示してくれる。3D計算やビデオのコーディングをさせるとCPUの温度が100度を超えるのがわかる。そりゃ、壊れるよな。

そこでPC用のUSBパワーのファンを4台使ってMacと外付けハードディスクを下から空気を送って冷やすことにした。ファン回すとCPUは100度ギリギリでがんばるようになった。だがもう少し下げたい。

そこでファンコントロールソフトを入れた。

CPUが90度を超えたら内臓ファンを最高速度で回しなさい、と設定できる。これはすごく効き目があった。もう95度をほとんど超えなくなった。おそらく酷使しているファンは何年かで壊れてしまうだろう。でも落ちたり本体が壊れるよりはいい。

有料バージョンもあるが、無料バージョンで十分だろう。
Miniも使いようだ。

さて、最後の問題点、パワースイッチがすごく押しにくいこと。
裏側に手を伸ばして大量の配線かき分けて手探りでスイッチオン。実に面倒で不愉快だ。

指でなく何かで押せるようにしておけばいい。そこで目を付けたのがカメラのレリーズだ。カメラのレリーズといっても今のデジカメ用ではなく、その昔のフィルムカメラの時代のもの。

以前ここにも書いたが、シグマのDPメリルというカメラはレリーズに対応していなかったので、昔のカメラ用のレリーズを使って自作したことがある。
シグマDP2メリルと自作のレリーズ受け



こういう風にレリーズを取り付けて、レリーズを押すとスイッチが入るようにすればいい。むかしむかしMacがモトローラのCPUを使っていた頃はキーボードにパワーオンキーが付いていた。それはそれはスマートで使いやすかった。ステーィーブ・ジョブスが何をとち狂ったかこんなものイラナイ、とやめたらしい。バカタレである。

まあ、実際にはキーボードの規格がADBからUSBに変わったので、キーボードのパワーオンキーが使えなくなったという技術的問題なのだが。USBはコンピューターが起動しないと通電しないので反応しない。

あとMacはMiniをデザインするときにパワースイッチを後ろの押しにくい位置につけた。これは理由はわかりやすい。電源ユニットの近くにスイッチを持ってくることでケーブルの取り回しをなくした、というのと正面から見たときにパワースイッチがかっこ悪いからだろう。まあ、いい。ダメなところは自分で工夫すればいい。

裏側のスイッチのところはこうなっている。
リモートスイッチ



工房にあったプラスチックのパイプで30分くらいでつくったものなのであまり見た目はよくない。

何しろポートは全て塞がっているので配線がすごい。

まあ、これでパワーオンのストレスは完全になくなった。あとはそのうちもう少し見た目を考えて作り直せばいい。ま、そのうち。

2021年9月6日月曜日

カレーを作る

実はあまりカレーは食べない。家族みんなあまり好きではない。上の娘が言っていた。「食べるのはいいのだけど、ずっと後味が残るからねぇ」
そうなのだ。
でも、たまに食べたくなる。だから半年に一度くらい作る。
こういうの、他にもあったな、と考える。
思い出した。KFCのチキンがそう、年に一度くらい食べたくなる。でも一度食べると少なくとも数ヶ月はいらない。

さて、今日は久しぶりにカレーを作った。ポーク&ビーフカレー。豚肉はバラブロックを煮込む。牛肉はステーキ用の肉を買ってきて大きめのざく切りにして塩をまぶしフライパンでさっと焼き、食べるときにカレーにのせる。つまり煮込まない。
カレーとは別にそのまま食べてもよい、まあステーキだからね。
作りながら考えた。カレー作りはつまらない。
そもそもカレーにコツなんてない。強いて言えば玉ねぎを弱火で30分炒めることと、圧力鍋で2時間煮ることくらい、小学生でもできる。だが弱火で30分だ。この間ずーっと目が離せない。
なのでつまらない。何か変わったことでもしてみないとバカバカしくなってくる。
そこで今日は玉ねぎはみじん切りにしてよーく炒めたが、ニンジンは切らずに4本そのまま茹でてみた。
これ、今日から我が家のことわざにしよう。「玉ねぎのカタキをニンジンで討つ」。

豚肉もひと口サイズにカットせず、バラブロックを大きく4つに切っただけで使うことにした。切ったあとフライパンで焼き目をつけ圧力鍋に放り込んだ。
で圧力鍋でシュンシュン2時間茹でて、火を止め圧を抜いてカレーのルウを入れた。辛口のルウ。
そのあとにんじんや豚肉を壊さないように丁寧に混ぜながらルウを溶かし弱火でコトコト温めた。

家族みんな目が点になっていたが、食べたら美味しかった。にんじんが甘くてカレーに合うのだ。豚肉もトロトロになっていて全く問題なし。角煮のような感じ。

これはなかなかのヒットだぞ、と思ったが次に作るのは半年後だな、覚えておけるかな、無理だな。

ということでココに書いておくことにした。

ニンジンがすごくうまい、1本そのまま入りカレー



その後、この記事を書いてから半年以上経ったので久しぶりに作ることにした。すでに8月なので半年というよりもうすぐ1年だ。
今回は作り方を少し変えてみた。これが正解だった。
玉ねぎのみじん切りを弱火で時々水分を加えながら30分炒めるところは同じ。
それを鍋に移し、今回は水ではなく、鳥のもも肉を灰汁を取りながら茹でた茹で汁を使うことにした。茹でた鳥は棒棒鶏でも冷やし中華でも使えばいい。
そして圧力鍋で3時間煮る。豚バラブロックを大きくカットし軽くフライパンで焼き目をつけたものを一緒に茹でる。3時間中弱火。
3時間経ったら豚バラブロックを取り出し、玉ねぎのスープは大きめの目の細かいザルで濾す。
濾したスープに人参を皮をむいて1本切らずに入れる。これは前回と同じ。圧力をかけ15分くらい茹でる。火を消し少し冷ましたらカレーのルウを入れ中火で温める。沸騰してきたら豚バラブロックも鍋に戻し超弱火で保温する。。

炊き立てのご飯を皿に軽く盛り、少し冷ます。

その間にステーキを焼く。肉は上等の必要はない。安い輸入牛のステーキで十分。少し多めの油で揚げるように強火で表面をカリッと焼く。もちろん中まで火を通してはいけない。

焼き終わったらまな板の上へ移し一口大にカットしてご飯に上にのせる。ここにカレーをかける。人参1本はそのままドンとのせる。豚バラブロックも大きなかたまりがよい。

アツアツを食べる。

鶏肉のコク、豚バラブロックのコクが相まっておいしい。玉ねぎを濾したので舌触りがいい。この方法を我が家の定番とすることになった。

娘はまた来月食べたいと言っていた。

2021年9月2日木曜日

いろいろ故障


右手首を捻挫してしまった。特に重い物を持ち上げたとか無理に動かしたとかではなく、ふと捻挫した。だから症状は軽く、何もしなければ少し痛む程度なのでマウスを動かして仕事するには問題ない。だが料理はちょっと厳しい。ドアを開けるのも辛い。ひねるとかなり痛みがある。

それとは別に左肩が重い。肩こりのような状態がもう数日続いている。こちらは我慢できないこともないので、時々腕を回したりしてそのまま我慢して仕事をしている。

今日の朝食はカミさんが代わりに料理しようか、と言ってくれたが、目玉焼きとキャベツ炒めだけならなんとか作れそうだったので作ってみた。

まあ、たまにはこういうこともある。健康のありがたみを感じる。ちなみに夕食は肉まんと春雨スープだったが、肉まんは手首に負担のかかる生地の練りを娘がやってくれたのでたすかった。春雨スープは鶏肉や椎茸のカットくらいなので手首に負担がかかる作業はなし。

さて、故障したのは身体だけでなく、どうも仕事をしながら音楽を聴いているスピーカーの調子がおかしい。デンオンの小型スピーカーでSC-E717Rという1990年代のスピーカーだ。サランネットを外してチェックするとツィーター(高音用のスピーカー)のコーンが劣化しガサガサになっている。


DENON SC-E717R 確か90年代の後半に買った覚えがある。

さて、どうするか。
ツィーターの修理は不可能だから、DENONを使い続けるにはツィーターを交換するしかないが、もちろん同じ物は手に入らないので代替えのツィーターを探す必要がある。


ガサガサのツイーターを外してみた。修理は無理そうだ。

家には他に、ダイアトーンのDS-200ZAという小型スピーカーがあったはず。DENONより一回り大きいが、当面それでも使うか、と引っ張り出してきた。


引っ張り出してきたダイヤトーンDS-200ZA

ところがこれもダメだった。ウーファーのエッジがボロボロだった。このスピーカーも1990年代の後半に買ったように覚えている。まあいろいろ寿命なのだろう。


エッジがボロボロで少し触ったらパラパラと剥がれ落ちて孔が空いた

だがエッジの交換はそれほど難しくはない。やってみるかな。
だが修理するとなると材料を買って修理する必要があるから、すぐには使えない。
残すは図書室で使っているヤマハのNS-1というスピーカーをしばらく使う方法だ。
図書室ではほとんど音楽はかけないので問題ないだろう。
しかたがない、ダイヤトーンよりさらに一回り大きいが、背に腹は代えられない。
持ってきて置いてみた。

このNS1classicというスピーカー、きちんと設置するととても良い音で鳴るが、設置条件が悪いとお粗末な音しか出ない。つまり扱いの難しいスピーカーなのだ。いろいろ設置条件を変えたうち最も良かったのは後ろと横にがっちりした壁がある場合で、悪かったのは後ろの壁から距離があるとき。つまり今回のような使い方だ。



ヤマハのNS-1。サランネットは外すとこうなっている。
ツィーターがモニターに隠れるので上下逆に置いた。
このヤマハも購入したのは同じ時期だったように記憶しているが、作りは一番良い。まだまだ全く問題なく使うことができる。

さて、DENONとダイヤトーンはどうするか。両方とも修理することにした。
DENONはツィーターの交換、ダイヤトーンはエッジ交換。
両方のスピーカーをバラしてみた。

まずは、DENON。
ユニークな構成のスピーカーだ。2way3スピーカーだ。おもしろい。
ウーファー2台は問題なさそう。予定通りツィーターを合うのを探して交換しよう。


DENONの内部、エンクロージャーは天然木だが軽い。中にウーファーがもう1つ。

次にダイヤトーン
こちらはいろいろ問題ありだ。
ユニットを外すと、エンクロージャー(箱)はガサガサの質の悪いMDFの化粧合板で、ユニット開口まわりも切りっぱなしガサガサのまま。なぜかクロスオーバーネットワークが入っておらず、ウーファー直つなぎ、ツィーターはコンデンサー1個のシンプルなハイパスで、なんと抵抗直列でゲイン調整している。まあいろいろ理由はあるのだろうが、「音質劣化の原因となるネットワークを排し・・・」とか宣伝文句が目に浮かぶ。だが、あまり感心しない。


なんじゃこれ?といった感が否めないチープなハイパスフィルター
基板ではなくベニヤ板に糊で留めてる。しかも糊づけも雑。

ダイヤトーンは90年代の終わりにオーディオから撤退したメーカーだ。オーディオ全盛期が70年代〜80年代。調子に乗って拡大したメーカーは90年代後半かなり苦しんだ。とにかく利益を出さねばと、なりふり構わずのモノづくりだったのだろう。
そんな時期のダイヤトーンだ。まあ仕方がない。

ウーファーのネジは見えないようになっているので小さな木ネジで、ツィーターの木ネジより小さいのには笑ってしまった。

普通ウーファーはツィーターにくらべて10倍くらい頑丈に留める。ねじならちょうどこの逆くらいだろう。つまり今ウーファーを留めてあるネジがツィーター用で、ツィーターのネジがウーファーだ。

ダイヤトーンのユニット取り付けネジ、左のデカいのがツィーター用で右のちっこいのがウーファー用。こんなのはじめて見た。

でもこのダイヤトーン、粗大ゴミで出すのはかわいそう。なんとか助けてあげるからね。
ということで修理計画を考えた。
一旦全部バラし、ガサガサのエンクロージャー内部はいい加減な吸音材を全部捨てて、サンドペーパーがけをして、部分的にパテ処理の後塗装する。塗装することで木材の劣化はかなり抑えられる。
吸音材は全部入れ替える。
ハイパスフィルターをやめてクロスオーバーネットワークを入れる。
ウーファーのエッジを張り替える。

身体の調子が悪く、仕事はかなり忙しい。
そんな時期にスピーカー2セットの修理なので、あわてず少しずつ進めることにする。
基本、作業は夜だけ毎日1〜3時間くらい。必要なパーツはすべて通販だ。

DENONとダイヤトーンあわせて1ヶ月くらいかかるかな。