数日前に「時間がほしい」と書いたが、なければつくる方法を考えればよい、というわけでどうやって時間を作るのか考えている。
もちろん仕事の時間、食事や入浴の時間、睡眠時間は削らない。ではどうするか。1日を1時間伸ばして25時間にすることにした。もちろん25時間時計なんて実際にはないだろうしあってもオモチャだろう。そんなものは必要ない。全てのスピードを5%上げるのである。そして時刻を決めてできなかったことをその時間にやることにする。その時刻は流動的にせず決めておく。またやることも事前に決めておく。決め事は入浴の時に考えればよい。入浴直後はエアコンの風で涼みながら仕事をしたいので、入浴後仕事をしばらくした後の気分転換、または夕食の後だろうか。夕食後だと入浴時に翌日の予定を考えることになる。
まずは仕事の休憩時間を少し長めに取ってその時間を使ってみようと思う。結果として仕事の時間が削られただけとならないように仕事量は今以上に厳格に管理することにする。
と、ここまで書いておきながら体調を崩して丸2日仕事を休んでしまった。仕事に関してはギリギリのスケジューリングはせず、常にある程度余裕を持たせているので2日程度では深刻なことにはならない。だが頭痛の残るコンディションでせっせと遅れを取り戻すのはかなり辛い。つまり今の私に必要だったのは効率化ではなく健康管理だったということだ。
いろいろ考えてきたことを全部捨てて、仕事の時間を減らすことにした。
さて、今日は打合せで八王子まで行ったのだが本を忘れてiPhoneでFacebookを眺めていたらクラウディア・カルディナーレが亡くなったとあった。特別好きな女優というわけではないのですべての出演作を観たわけではないが、フェリーニの8・1/2、ヴィスコンティの山猫、あとはウェスタンやフィッツカラルドは観たことある。他にどんな映画に出ていたかな、フィッツカラルドが80年代でそれ以降は引退していたのかな、と思いニュースサイトを眺めてみたが、全く扱われていなかった。
ソフィアローレンと並ぶフィルム黄金時代のイタリアを代表する女優である。なぜ?、ネットにはつまらない顔をしたタレントみたいなのが薬物容疑で保釈されただの天皇家のボクちゃんが万博に行っただのどーでもよいつまらないハナシばかり。これが今という時代だ。無教養な人のくだらない興味だけがオモテにズラーッと並ぶのである。やれやれ。
さて上記の4作のうち好きなのは8・1/2とフィッツカラルドの2作だ。このうち8・1/2は言わずと知れたフェリーニの代表作である。
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| フェデリコ・フェリーニ監督「8・1/2」イタリア映画 1963年 |
この映画でクラウディアはカットは少ないがとても重要な役を演じている。演技も存在感もよい。だが残念ながらカメラが悪い。フェリーニはこの映画をドキュメンタリータッチで描きたかったのだろうがそのためかカメラがイーカゲンなカットが結構多い。
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| フェリーニの8・1/2から |
このシーンは全体を通してかなり重要なカットだがクラウディアの演技は申し分ないがカメラは素人同然である。おまけにピンポケなのである。それはないよなぁ、と観るたびにもったいないと思う。
次にフィッツカラルド。8・1/2が60年代後半だったと思うがこれは80年代の映画。
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| ウェルナー・ヘルツォーク監督「フィッツカラルド」西ドイツ映画 1982年 |
映画そのものについては以前ココにも書いたので割愛するが、クラウディアはここでもすごくいい。8・1/2ではミステリアスな役だったが、この映画「フィッツカラルド」では陽気な役で、クラウディアが出るシーンはパッと花が咲いたような華やかさがある。この映画、全体を通して決して重苦しいストーリーではないが、能天気なハナシではない。その中で役どころを十分に理解し最高に演じている。クラウディアの良さはさておき、私の大好きな映画だ。
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| フィッツカラルドから |
で、残る山猫とウエスタンは学生の頃にテレビで観たことあるが、もういつのことだったかもよく覚えていない。高校生の頃かと思う。山猫は時代とともに没落してゆく貴族の最後の栄華を描いた作品だったように記憶しているが、退屈な映画だったように思う。ウェスタンはこれも有名な映画だがあまり良いとも思わなかったような気がする。そもそもマカロニウェスタンのねちっこいイジメがバカみたいに続くのが嫌いな理由だった。マカロニウェスタンは全部ストーリーが同じ。「いじめ→放浪→帰還→仕返し」これ、今でも好きではない。「いじめ」と控えめに書いたがだいたい家族が皆殺しにされる。あとスクリーンいっぱいに映し出される汚い顔も同様、生理的に受け付けない。
というわけでウェスタンはパスだが山猫はこれを機にもう一度観てみようと思う。さっそくAmazonで調べてみると中古のDVDしかなかった。仕方がないからそれを注文した。6千円ちょっとだった。
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| 届いた山猫のDVD |
さて、翌日、今度は打合せで千葉に行った。昨日今日と2日かけて八王子から千葉へ東西に結構な距離を移動したことになる。測ったことはないのでわからないが100キロ弱だろうか。右に50キロ、左に50キロである。両方比べると八王子の方が街としては好きだ。千葉の人には申し訳ないが、千葉はどうも好きになれない。これは昔からで、なんでだろう、土建屋が強くて道路は立派だが建物が貧相なALC版ばっかりでその横をダンプカーがかっ飛ばしているイメージが強い。車のマナーも悪く、どこに行っても歩道に片側乗せて斜めに駐車している。電車はしょっちゅう遅れる揺れのひどいJRか不便の極み京成しかない。今日も総武線快速が15分遅れていて予定の電車に乗れなかった。その点、八王子はJRはオハナシにならないが、京王が時間通りで揺れも少なくとても快適だ。
また、海外旅行に行くとき、昔は国際線はすべて成田で、例えばイタリアやフランスから帰ってくると成田エクスプレスに乗るわけで、そうすると空港からしばらく千葉の街の眺めを見ることになり、昨日(一昨日)までいたローマやミラノ、パリやバルセロナの街からALC版のみすぼらしい千葉の街並み景色が変わり「日本に帰って来るというのはこういうことなの?」とがっかりだった。でも新宿に着いて高層ビルを眺めながらタクシーで帰宅すると「そう悪くもないな」と毎回感じるのである。
千葉はあと煮物や煮魚が信じられないくらい甘いのも辛い。島根に行ったときに食べたノドクロの煮付けが最高で、千葉でも食べられるというのでわざわざ銚子まで行った。料理店で注文して食べたら甘いのなんのでもうガッカリ。仕方がないので早々に店を出て漁港で別に買ったノドクロを家に帰ってから煮付けのリベンジ、その他仕事柄接待などで千葉の料理店には結構行ったことがあるがどこも似たり寄ったりだった。他にも残念ながら良いところが見つからない。
だから今日は気が重い。せっかく良い天気なのにね。ま、仕事なので仕方がない。



























































