2021年5月18日火曜日

シャッタースピードについて





 第5回シャッタースピードについて


露出設定は絞りとシャッタースピード、また時によってISO感度を含めて調整するこを説明した。

ISO感度はおいといて、絞りは開放より明るくはできないが、シャッタースピードは理論的にはいくらでも長くできる。

 

ちょっと脱線するが、カメラが発明された頃はカメラの性能がすごく悪くて、今で言うISO感度のようなものが非常に小さかった。

そのため、窓からの光をいっぱいに取り入れても、人物写真1枚撮るのに数秒間じっとしていなければならず、すこしでも顔を動かすとブレて台無しなのでU字形の首押さえで頭を動かないように固定して撮影していた。

 

今のカメラは高性能になって、短時間で撮影できるようになった。

それでも暗いときはシャッタースピードが長くなりブレてしまうことがある。

だれでも経験したことがあるだろう。

 

またシャッタースピードが遅いと、撮影する子供やペットが動いてしまう「被写体ブレ」がおきてしまうこともある。

被写体ブレを防ぐにはシャッタースピードを早くして被写体の動くよりも短い時間で撮影するしかない。

子供などゆっくり動いている場合は1/30秒より短く、速く動いているときは1/125秒くらいだろう。

実際にはSモード(シャッタースピード優先)にしていろいろ試してみるとよい。

 

さて被写体ブレはシャッタースピードを早くするしかないが、カメラブレの方は他にも方法がある。

カメラさえ動かなければ良いのだから1つは三脚を使う方法だ。三脚を使えばいくらでも長いシャッタースピードがブレずに可能になる。

 

だが、いつも三脚を使えるわけではない。持って行くにも重いし、使ってはいけない場所もある。

そんな時はしっかり手で持つしかない。

ちなみに広角に比べ望遠レンズほどブレやすい。わずかなゆれでも望遠による拡大で盛大に画角が動くからだ。レンズの違いによる見え方は次回説明する。

 

さて、では持ち方なのだが。

文章だけではわかりにくいし、かといって自分でカメラを構えた写真を出すのもどうかと。

そんなわけで私の代わりにこの子に登場してもらうことにした。

名付けて「カメコさん」だ。


 

 

以前仕事のパートナーのデザイナーに作ってもらった基本モデルを少しアレンジして作ってみた。といっても顔も服も全部新調したのだが。

 

それではさっそくカメラを構えてもらおう。

それでは、あとはよろしく。

 

はい、みなさん、初めまして。

オーナーは疲れて寝てしまったのであとは私がご説明します。

「でもカメコなんて、センスないわよね。それにこのスカート、もう少し何とかならないのかしら?」

「作る時間がなかったんですって、今度新しいのを作ってもらうわ、今どきウニコロだってもっとセンスいいわ」

 

えーとカメラの構え方ね。カメラを構えるときはブレないことが大切なの。だからしっかり手で持つ(ホールドする)のはもちろん、ちょっと構え方にコツがあるのよ。

 

そうね、正面から見たらこんな感じかしら



左手でレンズを下からホールドして、右手はカメラのグリップをしっかりつかむの。グリップがないカメラの場合はボディを押さえて、でもその場合はそんなにぎゅっとは握れないけど仕方ないわね。でも左手でしっかりホールドしているから大丈夫。

ちなみに両目を開けておく必要はないからね。

 

そして大切なのは左手は脇をしめて、ひじを引いて胸にぐっと押し当てるようにすること。

別の角度から見てみましょう。

 




カメラをしっかりホールドして軽く「鼻かおでこ」に触るようにして、そして「肩」と「胸に押し当てたひじ」これで三角形を作るとブレにとても強くなるのよ。

もちろんカメラの手ぶれ補正を使うのはいいけど、それでもきちんとホールドするとブレを最小限にできるし、それにこうやってしっかり構えると、写すときの緊張感があっていいのよ。

それに少しプロっぽくてかっこいいでしょ。

このようにホールドすれば広角〜標準なら1/20秒くらいまでのシャッタースピードでも大丈夫よ。手ぶれ補正が付いているカメラなら1/8秒〜1/4秒くらいかしら。

 

少し練習すればすぐにできるようになるので試してみてね。でも背面液晶を見ながらの撮影ではこういう風にはできないけど。

まあそれはしかたがないわね。

 

それでは今日はここまで、次回は何か聞いていないけど、

お楽しみに。