今まで6回にわたって解説してきたことをもう一度大切なところをおさらいしておこう。
どれも基本中の基本なのでしっかり覚えておくことが大切だ。
全国的に雨の日が多く、なかなか外で撮影はできない。はじめは説明書を見ながらでもよいので「基本設定のしかた」をしっかり練習しておこう。そして説明書を見ないでISO感度を変えたり、瞬時にマニュアルフォーカスにしたり戻したり、露出補正を-0.7にしたり戻したり。と確実にあつかえるようにしておこう。
第1回「ピント」
ピント合わせには、2種類のオートフォーカスとマニュアルフォーカスの合わせて3つがある。
S-AF:オートフォーカスで1枚ずつカメラがピピッとピントを合わせて撮影する。風景や静物、ポートレート向き。
C-AF:オートフォーカスでカメラが被写体が動くのに合わせてピントを合わせ続ける。動き回る子供や動物向け。
MF:マニュアルフォーカス。オートフォーカスではうまく合わないときや、あらかじめピントを合わせておきシャッターチャンスを待って撮るとき。
大切なことは、どういうときにどれを選ぶか覚えておくことはもちろん、説明書を見ないで切り替えができるように操作方法をしっかり覚えておくこと。
第2回「露出」、第3回「自動露出」
露出は「絞り」と「シャッタースピード」で調整する。
絞りを決めてシャッタースピードを自動で撮影するのを「Aモード」という。
シャッタースピードを決めて、絞りを自動で撮影するのを「Sモード」という。
シャッタースピードが長くなりブレてしまいそうなときはISO感度を上げる。
絞りを絞るとピントの合う範囲(被写界深度)が増える(深くなる)。
大切なことは、ブレないシャッタースピードで撮影すること。
また露出補正で明るくしたり暗くしたり必要に応じて調整する。
被写界深度をうまくコントロールして背景をシャープにしたりぼかしたりできるようにすること。
第4回「ISO感度」
普段は200くらいで撮影して、暗いところでブレてしまいそうなときは6400を上限に上げて撮影する。しかし、なるべく低い数字(ただし200以上)の方が画質が良い。
第5回「シャッタースピード」
広角〜標準で手ぶれ補正ONならしっかりカメラをホールドすれば1/4秒くらいまでブレずに撮れる。それより長くなりそうな場合は三脚を使うかISO感度を上げる。
第6回「レンズの焦点距離」
レンズには広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズがある。
写る範囲が広い広角、遠くのものを大きく撮れる望遠、中間の標準。
望遠で遠くから撮った写真と広角で近くから撮った写真では背景の大きさがちがう。両方で撮って、さらに被写界深度で背景のボケも変えてどんな写真になるか確かめよう。

